ゲーム・コミックは認めてほしい !

日本の新しい文化

拙宅では、子供に対してゲームコミックを制限しています。しかし、社会人の長男は既に自立していますし、大学生の長女は、学校の授業、バイト、クラブ活動で、ゲームをやったりコミック本を読む暇なんてありません。

ところが、高校二年生の次男は、小遣いのほとんどをゲームやコミック本につぎ込んで、休日はそれに浸っています。

それを親に注意されれば、長男のアパートに逃げ込んでやっています。そこで小生は雷を落としたのですが、それについて、家内と家内の兄弟たちが、昨夜、またしても、突然に小生のところに「抗議」に来ました。

どうやら、次男は小生の設けた‘制限’に、どうしても納得できずに、叔父さん叔母さんを巻き込んで問題打開に取り組んだようです。(ちょいと、大げさな表現かな・・・)

現代は、ゲームもコミックも家庭ですることは当たり前。家族一緒に楽しむ時代なんだそうですね。

麻生総理大臣も、「日本のコミックは世界に誇れる新しい文化」と胸を張っています。

そういうわけで、総理大臣のお墨付きがあるのですから、我家にも、コミックゲームを解放しろと言うのです。

しかし、日長(ひなが)一日中、ゲームやコミックに浸っていることは、不自然だし、子供らしくない。確かに、次男は、昼間は高校生活、夜は夜間の調理師学校に行き、休日は近所の食堂でバイトをしています。(バイトは原則としてその高校では禁止なんですが、夜間の調理師学校に行っているということで、次男は学校側と交渉。特例を獲得したようです。)ただし、部活動のバトミントンは幽霊会員です。

(幽霊会員といっても、出場すれば県大会に入賞してしまいます。全く、練習しなくても、県大会で上位に入るので、先生も練習しないことを認めてしまっています。ちなみに、その学校のバトミントン部で、県大会で入賞したのは創立以来 次男が初めてで、顧問の先生は大喜びだったそうです。)

そういう訳で、次男は学校ではクラス委員長をしていて、不良グループという烙印を押された級友のために、学校側と激しく対立しているんだそうで、そうとうに充実した高校生活をエンジョイしているようです。

そんな彼ですので、少しぐらい許してやってほしいというのが、次男に担がれた叔父叔母(小生から見れば義理の兄弟)の言い分です。

しかしですね。次男の学校の成績は、赤点スレスレ。補習でようやく単位を取っている始末。ゲームをやる暇があったら、少しぐらいは何とかならないものかと思ってしまいます。

とにかく、次男は交渉術に長(た)けていて、いろいろなところで、特例を獲得しているようです。

(・・・というか、訳の分からない屁理屈を並べて、相手を呆れさすという戦法は、小生譲りでありましょうか・・・)

でも、小生はそんなに甘くないですよ。

なんて、思っていたら、「今度、問題を起したら‘制限’を復活してもよい・・・」という条件で、認めさせられてしまいました。

それについては、高校時代に制限されてきた長男・長女も認めています。やはり、以前と比べて、コミックやゲームに対する考え方が違ってきているんだそうです。

恐るべし、我が次男。

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