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『菜根譚』

100分 de 名著

今月の NHK教育放送の番組『100分 de 名著』が取り上げたのが『菜根譚』。

中国の『人生訓』ですね。

儒教・仏教・そして道教、この三つの教えをバランスよくミックスしたものということで、日本でも読まれている本なんだそうです。

実は、小生はその本の名前は知っていましたが読んだことがないので、早速、図書館で借りて読んでみました。

・・・目から鱗ですね。

それにしても、なぜこうした立派な教えがあるのに中国では広まらないのでしょうか。

小生が考えるには、中国には焚書という習慣があるからでしょう。
つまり、権力闘争に勝つと、今までの伝統を焼き払ってしまう・・・という習慣ですね。

そういうわけで、中国には 4000年の歴史があると言いますが、革命によって せっかく積み上げてきた伝統を絶ってしまうということで、・・・なんとも勿体ない。

そういうわけで、どんなに立派な教えがあっても次世代に受け継がれず、国民性にも反映されない・・・。。。。

実際には、今の中国の歴史は 中国共産党の歴史ということで、100年にも満たない・・・ということなんでしょう。

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