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2014年10月

季節外れの花畑

ヒマワリとコスモス

本日は ハロウィン。
そろそろ晩秋ですね。

そんなとき、今朝の新聞を見ていたら、なんと拙宅の近所の畑で ヒマワリとコスモスが満開であると報じていました。

さっそく妻と一緒に見に行ったところ、早朝にもかかわらず 我々と同じように新聞をみた人たちが集まっていました。

「こんなに近いところに、きれいな花畑があったなんて、知らなかった・・・」と、互いに挨拶を交わしました。

それにしても、この時季にしては珍しい花々ですね。

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被選挙権

選ばれた人

一般に、関西人は元気だと言われていますが、橋下大阪市長をみると、確かに大阪人は元気だと思います。

その橋下市長が、某団体の代表と「言い合い」になった際、「参政権」に触れました。
その「参政権」とは「選挙権」と「被選挙権」です。

つまり、日本国民には、一定の年齢に達すると、選挙権が与えられ、さらに立候補権も与えられるということで、橋下氏は、政治に訴えたいことがあるのなら、自分自身が立候補して政治家になったらどうかという・・・ことなんでしょうか ?

確かに、選挙権を行使するよりも、代議士や首長となったほうが自分の考えを直接政治に反映させることが出来るのでしょう。
しかし、代議士になろうと立候補した場合、「政治とカネ」の問題に象徴されるように、資金や「3バン」なしでは当選することは不可能とされてきました。

ところが最近では、そうした「ジバン」や「カンバン」、「カバン」がなくても、テレビなどのマスコミやインターネットを利用して顔を売り、そうして立候補して当選を勝ち得る人がいますね。

橋下さんや東国原さんは、テレビのチカラで当選を勝ち得た人たちだと思います。
いわゆる「タレント議員」さんですね。

また、その中には「反原発」を唱えて参議院議員になって、天皇陛下に無礼をはたらく輩もいます。

そうした意味では、マスコミやネットなどを利用して選挙活動に登場した人を選ぶことは、両刀の刃的な側面があるような気がします。

さらにいえば、「タレント議員」という言葉が示すように、選ばれる人にはその「才能 = タレント」が必要で、志があれば誰もがなれるものでもないと思います。

つまり、誰もが努力しても「金持ち」になれないと同様に、誰もが志を持って努力しても必ずしも「代議士や首長」なにはなれないと思うのです。

「努力」以外の「才能」が必要な特殊な「職種」だと思うのですね。

そうした意味でも、同じ国民の権利である「選挙権」と「被選挙権」には、本質的な違いがあると思います。
つまり、才能がなくても投票できるけど、才能がなければ投票してもらえない。

これは、「被選挙権」に及び腰な小生の「言い訳」なんでしょうか ?

実際に、立候補して落選して、職を失い、家族も離散した人を見たことがあります。

そうした意味でも、選挙に打って出ると言う行為は、大博打に似ているように思います。
その賭けに踏み込めない小心者の小生には、橋下氏の一連の「被選挙権」発言は、チト悔しいですね。

悔しいですが、選挙に勝つには確かに「人望」が必要だと思います。
小生には、その「人望」がないことは、自分自身が良く分かっているつもりです。

いえ、そうして自分を制限して、言い訳をしている「弱虫」だけなのかもしれません。

ところで、来年早々に、小生が住んでいる地方の議員選挙があり、友人が 三選目を狙っています。
その彼の選対委員長が今年亡くなったので、小生にその代わりをしろ・・・と言ってきました。

もちろん、小生のような人望のない者が彼の選挙に関われば、返って迷惑になるだろうと丁重に断りました。

そうしたら今度は、小生の妻の従兄弟がその選挙に出馬することになり、そちらの方からも協力の要請がありました。

でも、小生は、そうした選挙活動には関わりたくないのですね。
つまり、神輿を担ぎたいとも担がれたいとも思わないのです。
現役の期間は、あまり政党色を現したくないのがホンネであります。

体制側に従っていれば、生活するには楽です。
やはり「安定」を選んでしまうのですね。

更に言えば、そんなことは有り得ないことを前置きに、もし、仮に小生が出馬でもしようものなら 「鍛冶屋が政治家になるなんて、分をわきまえていない ! !」と、先輩たちから叱られそうです。

そうした小生の心理は、単に勇気がないというだけではなく、市民、県民、国民という公民として「問題」があるのでしょうか ?

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紅葉狩り

戸隠古道Photo_2

毎年恒例となっている、家内を連れての「紅葉狩り」。
今年は、長野の「戸隠高原」に行ってきました。
マイカーで日帰りということで、朝 6時に静岡を出発。

18日の土曜日に行って来ましたが、さすがにシーズン中ということで混んでいました。

長野ということで、まずは「善光寺参り」から。
まず山門の二階に上がりました。
これを「登楼参拝」というそうですね。
その内には山門本尊の文殊菩薩像や障壁画など。
さらに、弘法大師の像や四国八十八ヶ所霊場御分身仏などが祀られていました。
それを拝むことによって、長野にいながらお遍路さんを体験できたような感じがしました。

次に、本殿の「お戒壇巡り」。
これは階段を下った真っ暗な回廊を巡り、中にある「極楽の錠前」に触れることで、素晴らしいご利益があるそうですね。

次に、「資料館」へ。2014101811460000_2
資料館は、戦争で犠牲となった英霊たちを仏式で祀っている「忠霊塔」の一階にあります。
そこで写経ならぬ、一文字写経ができるのですね。
般若心経に記されている沢山の漢字の中から、自分の好きな一字を選んで、備え付けの紙に願いことと一緒に書いて奉納するというもの。
来年の正月に焚いてくれると言うことで、これもご利益がありそうでした。

家内は、中庭にある「牛たち」が気にいったようです。

そうして善光寺を後にして、次は「とんくるりん そば博物館」で昼食です。

お腹が満たされたところで、戸隠古道の散策。
とにかく紅葉シーズンということで、駐車場は満杯でした。

シャトルバスが運行されていて、たくさんの人で賑わっていました。

こうして、長野を一巡して、帰宅したのが 夜の 7時。2014101812130000_2
ドライブとしては強行軍でしたが、パワースポットをたくさん体験できました。

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家が崩れる ?

地盤が緩む2014100915180001

このところ、火山の噴火、台風など自然災害が報じられていますね。

それと関係があるのか分かりませんが、近年、拙宅のモルタル製の外壁に大きなヒビ割れが見られます。
新たなヒビ割れを見つけるごとに、コーキングなどで補修を重ねているのですが、どうもそれも限界な様子です。

そこで、知り合いの工務店などと相談するのですが、どうやら修理するよりも建て替えたほうが安い・・・と言うのですね。

つまり、家が建っている地盤がゆるいので家が傾き、それが原因で壁が崩れているのだそうです。

築 36年目ですから、昭和 56年の建築基準法改正前に建てられた家です。
そのころの日本はバブル絶頂期で、建売住宅が乱立した時代でした。
つまり、キチンと地盤の検査もしないで、強度の計算もしないでテキトーに建てた新築の家が、すぐに雨漏りがしたり、床が傾いてしまうという時代でした。

近所の古老によれば、拙宅が建っているところは、以前は養鰻池で、そこをそのまま埋め立てて、ろくに養生しないで建ててしまったようです。

したがって、地震には過剰に反応します。
風が吹けは、大きく揺れます。

さらに、隣地には工場が並び、そこから発する低周波振動が家の破壊を加速させているようです。

ですから、拙宅の床にボールを置けば、勢いよく走り出します。

そういうわけで、「そんなところに建っている家を修理しても仕方がない。根本的に土壌の強度を確保してから建て替えるしかない。」・・・ということです。

そろそろ還暦にさしかかる我々夫婦には、チトきつい試練です。
さて、どうしましょ。Photo

でも、左の写真のように、小生が住んでいる街の中心部には、こんな破屋が放置されたままです。
こんなになっていても、完全には崩壊しないのですね。
それを見れば、拙宅はまだ大丈夫かな・・・なんて思ってしまいます。

家内は、「壁の亀裂なんて見なかったことにして、そのまま住みましょう・・・」なんて言います。

【追伸】

上の写真を掲載したら、すぐに下の写真のように、ネットが張られました。
何年も放置されていて、危ないですものね。

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映画 『蜩ノ記』

なぜ 10年後に切腹するのかPhoto ?

今年は、蜩 (ひぐらし) の鳴声を聞かないで秋を迎えてしまいました・・・。
例年ですと、夏の終わりの夕暮れ時に、蜩というセミが鳴くのですが、なぜか今年はその音を聞きません。
今日も 10月だと言うのに 30度に迫る暑さでした。
蜩が鳴かないのは、そのせいなんでしょうか ?

さて、本日も家内と一緒に映画を観てきました。
題名は『蜩ノ記』。

「10年後の切腹を命じられた男」という宣伝のキャッチコピーに魅せられて観ました。

この映画は、全国公開に先立ち、9月 10日に皇后陛下がご覧になられたということです。

さて、主人公を演じているのは、映画主演男優常連の 役所広司さん。そして、今年の大河ドラマで活躍している 岡田准一さんも脇を固めていました。

内容を一言で言えば、忠義を守った武士・・・ということなんでしょうが、なぜ 10年後に切腹することになったのか ?
映画を観終っても、その訳が分からないのですね。
そこで、一緒に観た家内に訊いても、「何ででしようね・・・」なんて応える始末。

小生ら夫婦は、だいぶボケが進んでしまっているのでしよう。
葉室麟氏の原作を読まないと分からないのでしょうか。

この映画の監督は、小泉尭史さん。彼が監督した作品で印象に残っているのが山本周五郎原作の『雨あがる』。
この映画も、『蜩の記』と同様に、女性の所作が美しく描かれていたと思います。

ただ一つ気になるのが、主人公たちの筆遣い。
当時は、あんな筆の持ち方をしていたのでしょうか ?
あれでは、紙を汚してしまうのではないか・・・? なんて、余計なことを考えてしまいました。

そんなことを考えて観ていたので、肝心のストーリーが分からなかったかもしれません。

【追記 9日】 原作を読みました。やはり、映画では大幅にカットされていました。
直木賞受賞作品だけのことはありますね。

2014年 日本 129分 ; 監督 小泉堯史 出演; 役所広司、岡田准一、寺島しのぶ 他

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拉致問題は、解決しないのか・・・

最高裁の朝鮮総連本部売却停止

本日の国会中継をラジオで聴いていました。
それにしても、拉致問題が解決しませんね。

9月に北朝鮮が拉致情報などを「報告」する・・・なんて約束を取り付けたものの、またしても、北朝鮮に騙された形です。
そして、「報告」をして欲しいのなら、北朝鮮に来い・・・とまでいう。

恐らく、「拉致問題は解決済み。もし、日本人がいると思うのなら、勝手に調べなさい・・・。それで見つからなかったら、拉致問題は本当に解決です。」とでも言うのでしょうね。

そこで、どうして何時まで経っても拉致問題が解決しないのか、考えてみました。

拉致被害者は言い方を変えれば「人質」です。
それで、「犯人」は金品を要求してくるのですね。

「人質を返してもらいたいのなら、金をよこせ ! !」あるいは、「我々の要求に応えよ ! !」

こうして、日本は北朝鮮の言いなりに金やモノを渡し続けました。
「犯人」の要求を呑めば、きっと返してくれるだろう・・・と。

その金品の窓口が、日本にある朝鮮総連など。 ← (クリックしてください)

上記の記事は、2006年のものです。
お蔭で、北朝鮮の将軍一族は、裕福です。

ところが、2007年、いわゆる「ハーベスト投資顧問」の問題で、裁判沙汰に。
朝鮮総連本部ビルの土地・建物が競売に掛けられるに至ったようです。Photo

しかし、『Wikipedia』にも記されているような顛末で、今年 6月の最高裁の決定で、総連側は、本部ビルを明け渡すことなく、そのまま使用できる状態になったのです。
つまり、北朝鮮の目的は、最高裁の異例の決定で達成されたのです

そういうわけで、北朝鮮の「窓口」は開いたまま。
つまり、日本から北朝鮮への金の流れは途絶えていないということです。
お蔭で、若き将軍様は痛風になるほど・・・。

このように、「人質」さえ取っていれば、日本は北朝鮮の思い通りに動く・・・。
北朝鮮は、身代金を要求するたびに、それを「確信」したのでしょう。
もちろん、今後も「人質」を全員返すつもりもないでしょう。
もし、金の流れが滞るものなら、拉致問題を逆手にとって、貪り続ければよいのですから。

どうして、北朝鮮は、こんなに日本を嘗めているのか・・・。
それは、日本は何をしても反撃してこないことが分かっているからでしょう。
北朝鮮が問題を起こしても、日本はただただ「遺憾・・・」というのみ。
かつて、北朝鮮の工作船が、日本の海上保安庁の巡視船に沈められたことがありましたが、そのときは日本の巡視船に対して発砲して弾を当ててしまいました。
しかし、逆に北朝鮮は弾を当てない限り、他に何をしても日本は何もしてこないことが分かったようです。

さらに、北朝鮮は、日本が「経済制裁 ! !」なんていっても、人質を取っている限り、完全な「制裁」なんてできないことは良く知ってるようですね。

そうして、「人質」を返すふりをしたり、少し返しただけでも、日本は反応する。
騙しても騙しても、騙され続ける日本。
きっと、そうした日本の対応が面白くて仕方ないのでしょうね。

そんな様子を見て、日本人の一人として、悔しいですね。

朝鮮総連本部を奪還した今、北朝鮮が拉致問題を「手放す」ことはないでしょう。

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御嶽山での救助活動

海外メディアが絶賛

御嶽山の突然の噴火。
戦後最大の火山災害となり、多くの犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、負傷されるなど被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

それにしても、日本の救助隊の活躍はスゴイ。
火山が噴火していると言うのに、果敢にもその場所に行って、救助を敢行している様子は、海外では驚きをもって報じられています。

ところが、日本のマスコミは、そうした活動をあまり報じていません。

原発事故のときもそうですが、いつもながら、日本のマスコミの報道姿勢は偏っていると思わざるを得ません。

最近は、海外メディアから日本の現実を知ることが多いような気がします。

【追加 3日】
ここにて、ようやく日本のメディアも、救助活動の実態を少し報道していました。

それにしても、この救助活動に、米軍の大量輸送機 オスプレイ が参加できなかったことは、非常に残念です。
オスプレイに対する恐怖心を植えつけたマスコミの責任は大きいと思います。

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