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2014年9月

魔の交差点

不思議ですPhoto

昨日の『静岡新聞』夕刊にも載りましたが、またまた、小生が通勤に使う交差点で事故があり、道路が封鎖されました。
ちょうど朝のラッシュアワーということで、弊社にも「渋滞で遅れる」いう社員からの連絡がありました。

半年前に、このブログでも紹介しましたが、この交差点は、月に 2回ほど重大事故が起こります。
原因のパターンとして、信号無視が多いですね。

今回も、右折していた原付に、対向してきた軽自動車が衝突。2
飛ばされた女性を、さらにトラックが轢いてしまった・・・という悲惨なもの。

見通しがよいので、強引に渡ってしまおうという感覚なんでしょうか。

それにしても、なぜこんなに事故が起こるのか、不思議です。

( 上の写真は、昨日の交通事故現場。下の写真は昨年の事故の様子。 )

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旅行は、行ける時に

旅行は体力勝負Traffic_b09

以前、中国人が日本に来るときは、ベトナムからの難民船に潜んで不法入国するのが常でした。
静岡県の清水港にも、海上保安庁に保護された難民船が暫く係留されていましたが、衛生上の理由か、焼却処分されたようです。
保護された中国人が身に着けているものは汚れた人民服みたいなもので、食事を与え、健康が回復するのを見計らって強制送還されました。

ところが現在、中国人は旅行者として大金を持って日本の買い物ツアーに参加しています。
身に着けている衣服などは、清潔で、体も健康的です。

北は北海道から、南は沖縄まで、日本の観光地に中国人の旅行者がいないところがないぐらい、大挙して中国人は日本を訪れています。

先日も、大阪での新作のスマートフォンの販売のときに、列に割り込んで騒ぎを起こした中国人の様子が報道されましたが、なんとも勇ましい様子でした。

このように、たった 20年で、中国は大きく変わりました。

実は、今から約十年前に、中国人一行を、出来たばかりの中部国際空港 (セントレア) から観光バスに乗せて、静岡県を回り、お台場から新宿の都庁横のホテルまで送ったことがありました。

中高年の女性が多く、服装は人民服みたいな感じで、化粧も毛染めもしていませんでした。
しかし、当時、高価な日本製のデジタルカメラを持っていました。
そうした様子を見ると、富裕層なんでしょうね。
中国語はよく分かりませんが、話を聞くと、日本に輸出するための雑貨を製造している会社を経営している人たちのようです。
そこで、彼女らが作った雑貨を販売しているという「百円均一」の雑貨店を視察するために日本に来ていたようです。

当時、中国では 2~3円で作られたものが、日本で 100円で売られていた様子に衝撃を覚えていたようでした。

そんな彼女らが 「ヨッコラショ ! !」とバスに乗り込む姿が印象的でした。
そんなに若くはない様子でした。

その後、日中交流事業による若い中国人研修生を送迎するアルバイトもしましたが、中国人が、急激に垢抜けていく様子に驚きました。

服装も、人民服からモダンなものになり、そして高級品になっていきました。

そして最近は、白髪の中国人を見ることは、めったにありませんね。Photo

そうなんです。日本に来る中国人は若いのです。
中国人のみならず、外国人旅行者は、若い人が多いのですね。

逆に、中国を旅行する日本人はリタイアした年寄りが多い感じがします。
この違いは歴然としています。

このように、外国人の旅行者は、比較的若い人が多い反面、海外を旅行する日本人の年齢は高いのですね。

海外の観光地で出会う日本人は、小生のような白髪の人が多いと思いました。

海外旅行だけでなく、国内のツアーの参加者は、ほとんどがご高齢の方です。

小生も、円が 1ドル = 70円台のときは、円高を利用して、積極的に近隣諸国に行って来ました。
そして、円が 100円台になってからは、もっぱら国内旅行を堪能しています。
特に、大型船のクルーズは、高齢な方でも安心して楽しめます。Photo_2
しかも、驚くほど安価なのですね。
飛行機や列車の旅もいいですが、船旅は贅沢な時間の使い方が出来ます。

そうしたご高齢の旅行者の話を伺うと、体も心も固くなってから旅行を始めるのでは遅い・・・と言っておりました。
もっと若ければ、旅行の幅も広がっただろうとザンネンがっていたのが印象に残りました。
そういうわけで、小生は50歳代なんですが、思い切って長期旅行をすることに決めたのです。

そんなわけで、仕事やブログの更新をサボって、旅行三昧しています。
・・・と、言い訳をしています。

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靖国は分祀すべき

『昭和天皇実録』が公開

昨日は、日本中を沸かせる大きなニュースが 2つありました。
ひとつは、日本人テニスプレイヤーの快挙。

もうひとつが、『昭和天皇実録』が公開されたことです。
新聞は、その内容を数面を占めて解説していました。
それを、今、ようやく読み終えたのですが、そこで感じることは、戦前の昭和天皇は側近に恵まれていなかったのではないか・・・ということです。
もし、楠正成のような忠僕がいたら、歴史は違っていたように思います。
『昭和天皇実録』では、孤軍奮闘されていた昭和天皇の様子が伺えますが、それにしても、統帥として大権を持っていた昭和天皇が陸軍に対してその大権を発動しなかったのは、腑に落ちないところでした。
やはり軍は、若き天皇を見下していて、ロボットのように操っていたと思います。
逆に、昭和天皇は常に軍による「クーデター」を恐れていたと思います。
その結果、外交官や軍に大権を犯され続け、昭和天皇の意に反する方向に歴史が動いたことは、昭和天皇ご自身も残念だったでしょうが、それを知った後世に生きる小生も残念でなりません。

どうして、こんなことになってしまったのか・・・。
昭和天皇が独裁者でなかったことは明白で、立憲君主としてその使命を全うされようと苦心されたことが、逆に裏目になったと思います。
いずれにしても明治天皇の名で発布された『大日本帝国憲法』が、天皇にとってもジレンマに満ちた内容であったことがよく分かりました。
明治憲法は、結局、天皇は「承認機関」にすぎないという解釈が出来ることです。
昭和天皇は、その明治憲法を遵守する余りに、軍部の暴挙を許してしまったことは、そうとうに悔しかったと思います。
小生は、昭和天皇はもっと独裁者であっても良かったと思うのですね。

いえ、大陸や半島のような独裁国家体制を支持しているのではありません。
賢君による親政のほうが、民主政体よりも優れていると思うのです。

もうひとつ感じたことが、靖国神社の「合祀」問題です。
『昭和天皇実録』が公開されたことで、靖国神社が、昭和天皇の意に反して対象者を「合祀」した結果、その後のご親拝がなくなったことが、これでハッキリしたと思います。

つまり、『日本書紀』をはじめとする 国史の「正史・正伝」の一つである『昭和天皇実録』が、「野史・外伝」である『日本経済新聞』報道に言及していることは、いわゆる「富田メモ」を公式に認めたものと理解できるからです。

したがって、天皇の意に反して「合祀」していることが改めて明白になった靖国神社は、猛省して、即時、「分祀」することを望みます。

靖国神社は九段にあって、皇居に隣接した位置にあります。
せっかく皇居の隣に英霊が集まっているのですから、その「壁」を取り払って、天皇がご親拝する環境に戻す義務が靖国神社にはあると思います。

このところ、昭和天皇に関する映画が公開されていますが、天皇の意に反する行動をする人は「国賊」として描かれているように思います。
そうした輩は、結局、国を危うくさせているからですね。

誤解しないで欲しいのです。
小生が、靖国神社を訪れるのは、神社を拝むためではなく、英霊を拝むためです。
靖国神社は、多数の国民が「神社」を拝んでいると誤解しているのではないでしょうか。
陛下のご親拝のない今の靖国神社は、映画的に描けば、陛下の意に反した「国賊」としての謗りを受けても仕方ない状態だと思うのです。
靖国神社を「政治問題化」して危うくしているのは、中国ではなくて、むしろ靖国神社自身ではないでしょうか。

「従軍慰安婦」にしても「教科書」にしても、そして「靖国」にしても、結局はすべて日本発の問題ですね。
それに悪乗りしているのが中韓です。
そんな状態で、日本人は、本当に大丈夫でしょうか ?

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船員を予備自衛官に

覚悟は出来ている ! !Photo

最近の中国は挑発的ですね。
9月 3日を 「抗日戦勝記念日」と定めたり、左のイラストのような新聞を発行しています。
その新聞をみると、まるで日本が戦争をしたがっているように報じています。
そして、ヒロシマ・ナガサキの次に、中国がトウキョウを核攻撃する意欲を見せているようにも感じます。
さらに、沖縄諸島が消えている代わりに、北方領土が明確に記されていると言うことは、中国は北方領土を日本固有の領土と認めているようです。

さて、『船員しんぶん』という全日本海員組合の会報紙があります。
その 2014年 8月 25日付のヘッドラインは、「船員を予備自衛官とすることに断固反対」とありました。
労働組合という立場上、そう記さなければならないのでしょう。

しかし、ほとんどの船員は、常に決死の覚悟を決めて海に出でいます。
海に出れば何があるか分かりませんものね。
荒れた海、故障、紛争、怪我、病気・・・、なにが起きても自己解決する覚悟がなければ、海になんて出れませんね。

当然、自国が戦争に巻き込まれれば、その国の国民でもある船員も、ともに戦わねばなりません。
「戦争反対 ! 」・・・なんていう念仏を唱えてていも、身を護ってもらえません。

とにかく、中国が不穏な動きを見せている以上、こちら側も有事に備えなければなりません。

有事の際には民間船を適宜動員させることは、世界的常識になっています。

しかし、その『船員しんぶん』には、以下のように記されています。

船員を予備自衛官とすることに断固反対

8月 3日付、毎日新聞の紙面に「日本政府が尖閣諸島を含む南西諸島の離島防衛の有事の際、自衛隊員を戦闘地域に輸送するために民間フェリーの船員を予備自衛官として活用する事の検討を始めた。また既に輸送船として民間のフェリー会社 2社と高速フェリーを借りる契約を結んだ」との報道がなされた。

毎日新聞の報道を受け、8月 5日に開催された中央執行委員会において「民間人である船員を予備自衛官とすることに断固反対」とする旨の声明を出すことに決定し、8月6日、「8月 3日付 毎日新聞の報道に関する声明」として、声明を発表し報道各社に通知した。

本組合は太平洋戦争時に多くの民間船や船員が軍事徴用され、1万5千隻を超える民間船が撃沈され、6万609名の船員が犠牲になった過去を忘れることはできない。
そして、民間人である船員を予備自衛官とする事実上の徴用について絶対に容認する事はできない。

起動展開構想による海上輸送に民間船員を一切従事させない

このような状況下、防衛省が 新日本海フェリー(株)所属船「はくおう」、津軽海峡フェリー(株)所属船「ナッチャン World」を借りる契約を結んだとの報道がなされた。

本組合はこの報道を受け、直ちに新日本海フェリーと津軽海峡フェリーとの間でそれぞれの労務委員会を開催し、その事実関係を確認するとともに、船員と船舶の安全確保について改めて労使共通認識を図った。その結果、「有事に備えた民間船活用した自衛隊の海上輸送、いわゆる起動展開構想の枠組みに基づく輸送事業について、一切の輸送業務に従事させない」こととし、民間船員による輸送は行わないと確認した。

今後も、組合員の安全を第一義とした状況確認を都度行っていく。Photo_2

いずれにしても、現在日本では、輸送型、空母型の護衛艦を急ピッチで建造しているようです。
この毎日新聞の報道は、もし、それに間に合わないときに有事が起きた時の対応について記したもので、実際には、以前から防衛省と「有事契約」している民間船業者はたくさんあるようですね。

70年前の太平洋戦争でも、日本の軍部は民間業者と「戦時契約」をしていましたが、戦争に負けたので、そのほとんどが支払われていないことも付記しておきます。
ですから、次回の戦争は、負けないようにしましょう。

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