ベットタウンで土砂崩れ
今回は、ご批判を承知で記します。
さて、東京の郊外、多摩ニュータウン。その開発を批判した宮崎アニメ『平成狸合戦ポンポコ』。
そこに住んでいた狸たちが、懸命の抗戦を繰り広げたのですが、結局、人間の開発力に負けたという物語です。
もしかしたら、今回の大災害の広島の広域土砂崩れがあった地域にも、開発途上に 狸たちとの戦いがあったかもしれません。
こういった危険地域が、日本全国には沢山あるとのこと。
さて、そのなかで、小生が危惧している地域があります。
それは、藤枝市の「駿河台」という地域です。
丘陵を、そのまま宅地に開発したもので、いわば、森林を全て取り払って、コンクリートで固めたものです。
近くには、国道が走り、静岡市のベットタウンとなっています。
小生は、その開発の様子を見ていましたが、そんなことを人間がして良いものかと思ったものでした。
その後、市民病院が移転してきたり、大学が新設され、さらに立派な街となっています。
しかし、古老たちは、必ず大きな災害が起こると繰り返し警鐘を鳴らしています。
もし、そこに土砂崩れが起これば、病院そのものが孤立し、災害を増幅する可能性があると思います。
いままで災害がなかった・・・と安心せず、見直しをする必要があると思います。
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コメント
なるほど、谷あいの小川の流れる・・・・広島と同じ地形ですね
広島の災害の後、どこかのテレビになんとか教授って人が「こんなところに住むのが悪い」って語っていましたが、それが本当だと思います。
私は福島県郡山市出身ですが、東日本大震災で倒壊した家とほんの数十メートル離れているだけで無傷という家もありました。結局埋め立てか元からの土地かの違いのようです。
自然に従うべきとはいいませんが、危ないところには近づかない、過去からの災害を参考にするということでしょう。
私が家を買うとき、先輩が雨の日行って確認しろと言いました。都会に出てからその家を売りましたが、大震災でも無傷だったようです。
投稿: おばQ | 2014年8月31日 (日) 19時17分
おばQさま、毎度、ありがとうございます。
平地の少ない日本で、経済の発達と伴い、団地の開発が盛んになったことは事実で、それを題材にした映画も数多く作られました。
(日活の‘団地妻’シリーズ のことではありませんよ。
当時の乱開発は目に余るものだと思います。
その結果、大震災のとき、千葉や神奈川県で液状化現象が起こりましたが、不十分な埋め立ての工法が原因だったようです。
今後も、こうした類の災害が起こるでしょう。
自分の住んでいるところを今一度見直して、対策をたてる必要があると思います。
投稿: あらま | 2014年8月31日 (日) 20時34分