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2014年8月

ベットタウンで土砂崩れ

平成狸合戦ポンポコPhoto

今回は、ご批判を承知で記します。

さて、東京の郊外、多摩ニュータウン。その開発を批判した宮崎アニメ『平成狸合戦ポンポコ』。
そこに住んでいた狸たちが、懸命の抗戦を繰り広げたのですが、結局、人間の開発力に負けたという物語です。

もしかしたら、今回の大災害の広島の広域土砂崩れがあった地域にも、開発途上に 狸たちとの戦いがあったかもしれません。

こういった危険地域が、日本全国には沢山あるとのこと。

さて、そのなかで、小生が危惧している地域があります。

それは、藤枝市の「駿河台」という地域です。

丘陵を、そのまま宅地に開発したもので、いわば、森林を全て取り払って、コンクリートで固めたものです。
近くには、国道が走り、静岡市のベットタウンとなっています。

小生は、その開発の様子を見ていましたが、そんなことを人間がして良いものかと思ったものでした。

その後、市民病院が移転してきたり、大学が新設され、さらに立派な街となっています。
しかし、古老たちは、必ず大きな災害が起こると繰り返し警鐘を鳴らしています。

もし、そこに土砂崩れが起これば、病院そのものが孤立し、災害を増幅する可能性があると思います。

いままで災害がなかった・・・と安心せず、見直しをする必要があると思います。

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『アナ雪』

大合唱Photo_2

本日、地元の社会福祉協議会で「夏休み・映画会」があったので行ってきました。
演目は『アナ雪』こと、ディズニー映画『アナと雪の女王』です。
もちろん、無料です。

そういうことで、会場は子供たちで いっぱいでした。
ミュージカル風の映画ということで、特に「ありの~ままで~♪」の場面では、子供たちの大合唱。
どうやら子供たちは、DVDでも何回も観ているらしく、この場面で一斉に合唱することは‘ならわし’になっているようで見事でした。

2013年 米国 102分 監督 ; クリス・バック、ジェファニー・リー

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剣状突起

気になりだしたら・・・Photo

最近、久しぶりに会った人から貰う言葉が「ずいぶん痩せたね ! !」です。

確かに、去年の今頃の写真と比べても、小生は痩せたと思います。

でも、体重はそんなに変わっていません。
毎日の「おはよう健康体操」のお蔭なんでしょうか !?

「老人痩せだよ。」と家内は言います。

それが原因なのか分かりませんが、お腹か凹んだ代わりに、肋骨が目立つようになりました。

特に、胸骨の突起が気になるのですね。
気になりだすと、触りたくなる。
無意識に触っていたせいか、ちと、腫れてきました。

ホームドクターは、「加齢だよ。なんでもないよ。」と言いますが・・・。。。。

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スズムシの音

癒されますPhoto

夕方 7時に帰宅すると、迎えてくれるのが 鈴虫 の音。

コオロギの鳴き声とともに、時々、転がるような 鈴虫 の音がはさまります。

この時間ですと、静岡地方は既に日が落ちて 真っ暗です。

それにしても、今年の夏は過ごしやすかったと思います。
まだ、一回も気温が 35度を越えたことがないのですね。

例年ですと、8月は 猛暑・残暑そして熱帯夜・・・が当たり前なんですが、小生が住んでいる当地では、天候が晴れず、かといって大雨が降るでもなく、適度に曇っていたので、外で仕事をするには助かる気候です。

そして、夕方 5時を過ぎると、涼しい風があたりを通り抜けます。
まるで打ち水を撒いた後のような、爽やかな涼しさです。
さらに、夜中も雨戸を開けて、網戸のままで寝ていると、涼しい風で快眠がてきます。
明け方は寒いぐらいです。

そういうわけで、盛夏だというのに、拙宅では鈴虫の音を楽しんでいます。

ニュースでは各地で大雨の災害、猛暑による熱中症などが伝えられていますが、拙宅は快適です。
あまりに快適すぎて、何か、申し訳ないぐらいです。

【追加】
こんな記事を書いた翌日、広島では地滑りによる大災害が発生したようです。
被災された方々には、衷心よりお見舞い申し上げ、早期の復興を祈念しております。

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黙祷を捧げましょう

終戦の日0001

先の大戦の終結から 29回目の夏。

本日は、終戦記念日ということで、熱闘を繰り広げられている甲子園でも、正午には試合を停めて 黙祷を捧げます。

小生も、ベトナムで仕事をしていたとき、ちょうど終戦記念日だったときは、日本時間の正午に当たる 午前 10時に、仕事の手を止めて 一分間の黙祷を捧げたことがあります。

ちなみに、ベトナムの対日戦勝の日は、日本からの独立記念日として、9月 2日に「国慶節」として祝います。

もちろん、どこかの国のように、日本に戦争に対する「謝罪」や「補償」を要求し続けたりはしません。

このように、戦争記念日は、互いの犠牲者に対して祈りを捧げる日です。
安倍総理には、靖国神社に臆することなく参拝願いたいところですが、残念ですね。
靖国を政治問題化しているのは、もしかしたら日本かもしれませんね。

( 写真は、今朝の『静岡新聞』の切り抜き )

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旨い ! ! 焼津の海鮮バイキング

感激の味

さあ、お盆休みです。

マスコミでは、日本列島大移動の様子を報道しています。

そして地方では、花火大会をはじめ、夏祭りが盛んですね。
この時期、四国、徳島の阿波踊りは特に有名です。Photo

そんななか、静岡県の中部地区に位置する 焼津 でも、焼津の荒祭りが挙行されました。
そして今晩は、焼津港の海上花火大会があります。

そういことで、静岡県は賑やかです。
また、移動の途中で食べる 駿河湾の海の幸にも人気があります。
東名高速道路のサービスエリアでは、新鮮な海鮮食品が売られています。

特に人気なのが、海鮮丼です。
寿司飯に、まぐろ、いくら、桜海老、しらす・・・が、溢れんばかりに盛ってあります。

さらに人気なのが、海鮮バイキング。
焼津では、観光立ち寄りさきで、海鮮なさかな類を集めたバイキングが盛んです。
そこで、盆休みを利用して、焼津の海鮮バイキングの食べ比べをしました。

ます、東名焼津インターを降りてすぐのところにある 「焼津さかなセンター」が有名ですね。
そこの海鮮バイキングを戴きました。
大人 1800円で、高級食材が食べ放題は、リッチな気分にしてくれます。

次に、焼津港にある「ツナコープ」という魚屋さん。
そこの海鮮丼は、テイクアウトですが、手ごろな値段で美味しいですね。
500円から鮪の海鮮丼が食べられます。

小生がいちばんお勧めなのが、「マリン・ステーション」の 寿司バイキング。
大人 1500円の値段です。
さらにパワーアップした寿司に、いまや恒例となった 富士宮やきそば、静岡おでんなどの B級グルメが加わっています。
特に美味しかったのが、かに汁、もつカレーです。

静岡県に立ち寄る方、また観光をされる方がいましたら、焼津のグルメ、静岡限定ビールもいいですよ。

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衰えを知らぬ 反原発デモ

感じない被曝

盆休みです。
そろそろ終戦記念日ですね。
暇な小生は、考え事をしてしまうのですね。
その一つが、世の中の分類方法。
そんなことを考えてみました。

そこで、社会を大きく分けると「体制側」と「反体制側」とにわけることができると思います。
しかし、「勝てば官軍、負ければ賊軍」みたいな感じで、いままで体制側だったものが、その勢力が弱くなった時点で、それが反体制側と評価されることもあります。
つまり、体制側は約束された立場ではないということですね。

ほかにも、思想の違いで「右」とか「左」とかに大別されますね。
これらは、横社会での違い。

もちろん、縦社会で分類すれば、「上下の関係」で社会を分ける方法もあるでしょう。
たとえば、「雇用者側」と「被雇用者側」。
そういう分け方をすれば、われわれサラリーマンは、「下」に区分されます。
今では、「雇い主」と「使用人」は「主従」の関係ではなく「平等」なんていう意見もあるそうですが、スポーツ選手などを除いた裕福な人たちは たいてい雇用者側で上流階級です。
同じ労働者でも、上司は上で、下を虐めるのが普通です。
我が家を見ても、意地悪なお姉ちゃんは、可愛い弟の頭を殴っています。

いずれにしても、一般的に「体制側」とは裕福な人が多いですから、左右に分ければ「右」、上下で分ければ「上」の方に分類されるのでしょうか。

ところで今回は、社会の分類を話題にしているのではありません。
原子力というものが「体制側」であり、なおかつ「上」であり「右」ということを話題にしたいのですね。

毎年、 8月に入って 終戦記念日に近くなると、マスコミは「戦争」「核兵器」を話題にします。
そして、2011年以降は、「原子力」がそれに加わりました。
日本にとって、敗戦と原発事故は、痛烈なインパクトということのようです。

そして、69年前の敗戦からは復興できたものの、原発事故からの復興は目途が立たないようです。
とりあえず、40年掛けて、福島第一原発は全て廃炉にする予定のようですが、事態は悪化の一途を辿っているようです。
そのことについては、われわれ日本国民は政府や国内のマスコミからは知ることができません。
どうやら、福島第一原発でメルトダウンした核燃料の様子は、日本政府にとって極秘事項のようです。すでに「秘密保護」の対象になっているのでしょうか。

たとえば、小生が購読している『静岡新聞』では、夕刊の連載記事として『全電源喪失の記憶』と題して、福島第一原発の事故の詳細を、時系列に証言を並べていました。

ところが、メルトダウンして原子炉に‘アナ’が開いたかどうか・・・。
そのクライマックスの直前ところで、突然、連載が飛んでしまったのです。
つまり、それまでは、時間刻み、あるいは分刻みに証言が並べられていたのが、記事の時間が 3ヵ月後、あるいは一年後に飛んでしまったのです。
我々読者が いちばん知りたいことは、メルトダウンした核燃料がどうなっているのか・・・。
なのに、そこのところが抜けてしまっているのです。

今後、この連載記事がどうなっていくのか、注視を続けたいと思いますが、流れの不自然さを感じずにはいられません。

一般教養としては、メルトダウンした核燃料は、全てのモノを溶かしながら、地中深く進行する・・・ということになっています。
つまり、原子炉を溶け破り、格納庫も溶け破り、土台となっていたコンクリートまで溶け破って、いまや土壌や岩盤を溶かしながら、地球の中心へと進んでいく・・・。。。。

もちろん、膨大な放射線を放出しながらです。

おそらく、山側から流れてくる地下水は、そのメルトダウンした核燃料に汚染されて、海に流れているのでしょう。
そのように想像するのですが、それはあくまで「常識的な想像」であって、想像の域を超えません。

海外が発信する情報は、このような深刻なものばかりですが、それを信じる根拠がないのですね。

そういうわけで、いまだに「体制側」にある原子力の情報は、固くブロックされているようです。
とにかく、人類は、一度手にした強大なエネルギーとか武器を手放すときは、それよりも更に強大なエネルギーとか武器が出現したときです。
それまで、「原子力」は「体制側」として区分されるのでしょう。

最近になって、ようやく被曝の後遺症が遺伝されることが明確になったようです。

なにしろ、痛みも痒みも、色も臭いも、味も感じないのが「被曝」です。
それが、被曝による因果関係を証明することを困難にしています。

それが、被爆者にとっては「恐怖」であり、体制側にとっては「安堵」する原因になっているのでしょう。

今は、全国的に盆休みということで、故郷に帰る人も多いでしょうが、それにも関わらず続いている反原発デモ。
休暇中は、子連れで参加する人も多いようです。
そうしたデモに参加する人たちを見ると、右も左も、上も下も ないように思うのですが、エネルギー利権側から見れば、反原発は反体制側として左巻き、あるいは「下」として位置づけられているのでしょうね。

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雨が降らない ! !

地面がカラカラ 11

今朝の日の出のとき、空の赤さに驚くほどでした。
それほど朝焼けが強かったので、きっと本日こそ雨が降るだろうと思ったのです。

現在も、テレビやラジオのニュースでは、台風による大雨や暴風の被害を報道しているのに、小生の住んでいる地域では、雨が降らないのです。
そういうわけで、本日は、遠州の大花火大会で有名な「ふくろいの花火」が、予定通り決行されるそうです。
現在、大雨にみまわれている人にとっては信じられないでしょうが、実際に雨が降らないのです。

もちろん、雨が全く降らないわけではありません。洗濯物を汚す程度のにわか雨は時々降るのですが、地面に雨が滲みこむほどではないのですね。

そこで日記で最近の天気を振り返ってみると・・・

5月は、5日のこどもの日に降っただけ。にわか雨は 8日間ありましたが、地面を湿らすほどではありませんでした。

そして梅雨に入って 6月の雨の日は 5日、11日、そして 18日の 3日間だけ。他に にわか雨は 2日間。

7月は、13日が雨でした。雨の日はその日たった 1日です。早々に梅雨が明けてしまいました。通り雨は 6日間ほど観測され、梅雨独特の湿気は感じましたが・・・。

そして、今月に入って雨はなし。 5日と 8日に少し降った程度です。

信じられないでしょう ! !

同じ東海地域でも、三重県とか愛知県名古屋では、現在、大雨なんだそうですね。Photo
九州から東北にかけて、強い雨が降っている地域があるとか・・・。
当地域でも、天気予報は「雨」です。
しかし、17時を過ぎた現在、こちらではサッパリ雨が降りません。
洗濯物もシッカリ乾きました。

おかしいですね。

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蓮華寺池公園花火大会 2014

市制 60周年記念大会

今年、還暦を迎えたのは ゴジラ と 自衛隊・・・なんて思っていたら、静岡県の藤枝市も今年、還暦を迎えたということで、恒例の花火大会も盛況でした。

とにかく、8月 7日は「花火の日」ということで、曜日なんて関係なく、藤枝市ではこの日に花火大会が開かれます。

今年は、知り合いの人から「さじき券」を 2枚貰ったので、家内と一緒に観てきました。

Photo_2 2014080718550000_2

立秋とはいえ、石畳の上に敷かれたブルーシートの桟敷席には、日中の太陽の温度がそのまま残っていて熱いのですね。

桟敷席は、蓮華寺池の東側の石畳の上に設けられています。いわゆる「プロムナード」と呼ばれている場所です。
そこは、花火の鑑賞の場としては特等席です。

さあ、始まりました。 19時 10分ピッタリです。
腹に響く「どん ! !」という音とともに、華の乱舞です。

小生らが陣取っていた場所は、花火の打ち上げ場所の正面。
「スターマイン」が美しく見えるところです。

Photo_3 2

今年の花火大会の終了は 午後 8時 40分。

でも、その時間まで花火を堪能してしまうと、帰りの渋滞にはまってしまいます。
ヒドイ時には、2時間もはまってしまいます。

そこで、ある程度納得したところで、帰宅の途に就くのですね。

今年は、午後 8時 10分に、花火製造会社が提供する、超特大の「スターマイン」がありましたので、それが終わったのを合図に、急いで帰途に就きました。

既に、帰りのバス乗り場には長蛇の列。
バスのドアに挟まって怪我をした人がいたようでしたが、小生らは、なんとか無事に帰ることが出来ました。

今回の感想としては、「さじき席は、やっぱり良いですね。」
低い位置で連発する「スターマイン」という花火が良く見えますし、湖畔からのそよ風が気持ちよかったからです。

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セロシア・ケーキ

ケイトウのケーキ仕立て2014073013430001

残暑、お見舞い申し上げます。
そういえば、八月に入ったとき、娘に「今日から残暑ざんしょ ! ?」なんて言ったら、口をきいてくれませんでした。
どうやら小生は、蝉よりも暑い存在のようです。

ところで、拙宅の食卓には、「セロシア・ケーキ」なるものが置いてあります。
これは、娘が母の日に家内にプレゼントしたもので、そのまま放置されていたせいか、スッカリ 枯れかけていました。
そこで、玄関の日の当たるところに置いてみたら、みるみる元気になりました。
どうやら、日光が大好きな植物のようです。

2014080310170000_2 ところで、セロシア・・・と言っても、小生には ピン とこないのですが、ネットで調べたら、それは「ケイトウ」のことのようです。
「ケイトウ」とは「鶏頭」。つまり「トサカ」に似た形状ということですが、このセロシアは可愛らしい形をしています。
それをケーキ状に並べたものが「セロシア・ケーキ」 ( 別名、カシミア・デコレーション) ということで、人気の商品らしいですね。
毛糸のような ふんわりした感じがいいですね。

当初は、黄色とか赤色が鮮明でしたが、放置していたせいか、色がかすれてしまっています。

はたして、元に戻るでしょうか ?

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鍛冶屋の仕事

とにかく、暑い ! !Photo 

小生も妻も、四捨五入をすれば 還暦 を迎える歳です。
こうして、今もなお、二人とも仕事をさせて戴いているのは、皆様のお蔭です。

特に、小生の場合、27歳から癌を患い、また42歳で交通事故に遭い、頚椎を傷めて以来、なかなか体が思い通りに動いてくれないのです。

でも、こうして、社会の一員として仕事をさせて戴いているということには、感謝にたえない次第です。
そんな初老の男が長年従事してきた仕事が「鍛冶屋」であります。

その「鍛冶屋」とは、どんな仕事かというと、簡単に言えば、強い鉄を作る仕事です。

いちばん分かりやすいのが、日本刀のような刃物でしょう。
薄くても、しなやかで硬い。まさに鋼鉄です。

また、機械の部品もそうです。
高速で運動を繰り返す駆動部には、それに耐える強い素材が必要です。
そういうわけで、いつまでも正確な寸法を保つために磨耗しない性質を持った鉄に「育てあける」仕事が、小生の生業であります。

そのために、鉄を殴ったり、火あぶりにするなど、さんざんに鉄を虐めるのですが、そうして虐めあげて、強靭な鉄にするのが小生の仕事です。
とにかく、暑い環境で仕事をしています。

こうして出来た強靭な鉄を材料にして、さまざまな目的のものに加工するのも、小生の仕事です。

近代社会は分業制、専門性ということで、仕事が細分化されています。

しかし、零細企業の職人は、一から十まで、何でも独りでこなすだけの能力を持っていなければ「一人前」とはいえません。
そうして、自分が一人前になったら、次の世代の人が一人前になるように育てなければなりません。

それが、「職人」と呼ばれる人の生涯なんでしょう。

しかし、職業が踏襲制ではなくなった昨今、後継者不足が深刻な問題になっています。

こんな豊かな時代に、わざわざ、きつい・汚い・危険、さらに給料が安いという 4Kの産業に入ってくるのは少ないですね。
ですから、日本人は、そんなところに入ってもすぐに辞めてしまう。

ところが、外国人の青年は頑張るのですね。
なにしろ「生活」が掛かっていますからね。
半島人を除いては、外国人は、そう簡単に生活保護は受けられないので、とにかく稼がなければならない・・・。。。。

そうして外国から来た人たちは、日本人の高度な技術を盗んでは、母国の産業に寄与しているのですね。

こうして、日本の技術は空洞化する一方で、外国人は、日本の技術を逮得して、自国に持ち帰っています。

こうした現象は、今となっては一般的となり、特に日本の隣国である大陸人、半島人は、日本の技術は、既に完全に会得したものとして、もう日本人を「老師」と称して尊敬することもなくなりました。

つまり、師の教えに対する「恩」という思想は、彼らの民族意識にはないようです。

そういうことで、大陸人や半島人らは、『日本を越えた ! ! 』と思い込み、日本に対する対応が一変しました。
2011年の東北大震災で起きた原発事故を契機に、日本に対して態度が一変したのですね。

以前は、大陸にしても半島にしても、三顧の礼を尽くして、日本からの技術の導入に積極に取り入れていました。
ところが、原発事故以来、日本から学ぶべきものはないとしているようです。

特に、中国の場合は、わざわざ自国の食品加工工場の不正を取り上げて、外国による管理システムを批判するのですね。

つまり、中国での生産ミスは、それを管理する外国の責任であると。
中国が管理すれば、そんなミスは起こらないということなんでしょうか。

そんな「キャンペーン」をしでかす始末。

いくら隣人とはいえ、呆れるばかりです。

中国は、技術的には世界レベルに到達したと思っているようですが、我々から見るとマダマダです。

やはり、職人カタギ (気質) が、中国人にはないのですね。
見えないところでチョンボする・・・。
そうしたチョンボが常態化しているのが中国です。

どんなに技術が高度化したと思い込んでも、製品に信頼が置けないのでは、いつまで経っても駄目なんですね。

「焚書坑儒」みたいな政策を長年やっているので、そんなテイタラクなんでしょう。
やはり、「こころ」が大切なんですね。

しかし、翻って日本を見ると、もはや日本も中国と同じです。

食品偽装、改ざんは、日本も日常茶飯事です。

見えないところだからこそ、評価されないところだからこそ「死力」を尽くす。
そうした日本型の職人気質が減っていることは、寂しいことです。
小生は、そのような職人気質の基盤となるような「教育」を日本は「再生」する必要があると思います。

「ずるい」心は、結局は自分を苦しめることになります。

教育基本法による「道徳」の教科化を望む次第です。

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