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お独りさま - 1

親を扶養する義務1

本日は、母がお世話になっている介護施設から‘呼び出し’があり、仕事を休んでいます。
(仕事が大嫌いな小生にとっては、久々に正当な理由で会社を休めました。なにしろ、仕事をしても休んでいても薄給の固定額は変わりがありませんから・・・)

どうやら、母の老化が進み、そこでもう一段‘ランクアップ’した施設への転居を勧められました。
またまたお金の掛かる話であります。
そこで、小生にはたった一人の兄弟である弟がいますから、彼と相談してからにする・・・ということになりました。

さて、認知症が進んだ母にとって、施設に入居できているということは、母はもとより、その子供である小生にとっても幸いです。

周囲を見渡せば、本当にこれで良いのか・・・と思う老人が、独りで暮らしています。
また、そうした独居老人が亡くなり、廃屋となってそのままのところが目立ってきました。

朝刊に目を落とせば、「人口減で『非常事態宣言』 全国知事会 強い危機感示す」とあります。

老後の問題は、もはや母の問題ではなく、自分自身の問題だと認識せざるを得ません。

そこで、いま話題の「お独りさま」について、一考してみたいと思います。

なぜ、独居老人が増えているのか・・・。
それは、親を扶養する義務を怠っているから ?
今回は、これをシリーズとしてみたいと思います。

ご参考として、この問題に関する法律を紹介したいと思います。

民法877条第1項
直系血族及び兄弟姉妹は互いに扶養をする義務がある。

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