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お役人の示す‘数字’

世間と乖離

さて、今年も後半になりました。
今朝のマスコミの報道では、集団的自衛権の話題で持ちきりですが、国を守ることは当たり前のことで、そこには「個別的」も「集団的」もないと思います。
いったん戦争が始まれば、法律も条約もなく、悲惨な殺し合いが続くのは、他国の様子をみれば明らかでしょう。

日本が戦争から逃れているのは「平和憲法のお蔭だ」と言う人がいますが、戦後、何人の自衛官が殉職したか、何人の民間人が他国の発砲による銃弾に倒れたか、何人の人が他国に誘拐されたか・・・。
もし、その数字を知れば、日本が平和だなんて感じないはずです。
ところが、そうした数字は、政府もマスコミも明らかにしようとません。
なぜでしようか ?

さて、日本の国家公務員のボーナスが 12%も UP したようです。
国民の所得に準じた数字ということですが、どこの国の国民に準じたのでしょうか ?

さらに‘奇怪’な数字が、今朝の新聞に載ってましたので、切り抜いて貼っておきます。

0001

その新聞記事によれば、厚生労働省が公的年金制度の改正に向けた議論をするために示した数字がこれです。

これもまた、いったいどこの国の‘数字’なんでしょうか ?

ちなみに、この新聞のページをめくると、「4月平均給与、県内 1.9% 減」とありました。
その記事によれば、静岡県の平均給与額(含 残業代) は 25万 9422円で 7ヶ月連続で前月を下回ったそうです。
こちらの数字のほうが、厚生労働省の示す数字よりも現実的に思えます。

とにかく厚生労働省は、少子高齢化による人口の減少に対応するためなんでしょうか、年金制度を変えていく方針みたいです。
しかし、それよりも、我々が納めてきた年金積立金はどうなっているのでしょうか ?

首相は、我々の年金の積立金を今年の秋から株式投資にも運用すると言います。

いままで、いろいろな名目で、我々の年金が使われてきました。
たとえば、銀行や証券会社が抱えた不良債権の処理や、内外の国債の購入にも使われてきました。

さらに、投資にも失敗したようで、その額はハッキリしません。
そもそも、なせ我々が納めた年金を横流しして使っているのか ?

そうした大切な議論を抜きにして、訳の分からない数字を羅列して、今後の年金の支払を抑制しようとしています。

本来なら、年金を流用して国民に損害を与えた役人の責任を追及して、今後、こうした流用をやめさせるようにしなければならないと思います。

当初は 250兆円もあった年金積立金。
それが、いつの間にか 126兆円、つまり半分に減っています。

それが何に使われたのか、関係するお役所のホームページを開くたびに変わっています。

お役所は、それでうまくやったと思っているでしょうが、年金定期便で当初の予定額の1/3程度しか貰えない我々世代の「不信」と「不満」が、そうとうに高まっていることをお忘れなく。

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