車検をすることに
さて、拙宅には スズキアルトが 3台あります。
平成 12年式と平成 14年式、そして平成 24年式。
今年は、そのうちの古いほうの 2台が車検です。
その古い車の下回りを見ると、タイヤも減り、ゴム類が破れています。
特に、駆動部の ブーツ と呼ばれる駆動軸を囲ったジャバラのゴムが破れています。
また、ガラス窓を拭くワイパーとか、エンジンの横にあるゴムベルトも疲れている様子。
どうやら、今回の車検には お金が掛かりそうです。
つまり、タイヤを含めたゴム類を交換しないと、車検に通らない状況みたいです。
それなら、新車を ! と、思ったのですが、今のアルトには愛着があるのですね。
何しろ、マニュアル・トランスミッションに加え、横の窓ガラスも手動で開閉します。
そんな車が、今どきの新車にありますか ?
エンジンも調子がいいし、燃費も 18Km/L を維持しています。
小生はアナログ派、しかも、ナンバープレトーの上の小文字の数字が三桁になっている現今、拙宅の古い車のナンバープレートの上の数字は二桁ですから、これは維持したい・・・
そんな情緒的な理由で、車検を通すことにしました。
まずは、タイヤ交換。
135-80H-R12 というサイズ。近所の ホームセンター で、ちょうどそのサイズの ヨ○ハマ・タイヤ製が売っていましたので、4本一式交換してもらいました。
工賃、廃タイヤ処理料、消費税などを含めて、一式 1万 7千円。
それが高いか安いか分かりませんが、とにかく日本製のタイヤはこの店には これしかないのですね。
もはやタイヤの 12インチは選べないカテゴリーなんでしょうか ?
その他は、自分が出来る範囲で、ゴム類の交換をすることにしました。
まずは、ワイパーのゴム。
これを交換す方法として、ブレードから交換する方法と、直接ガラスに接しているラバーだけを交換する方法とがあります。
プレートの交換は、およそ 1300円です。
ワンタッチで簡単に交換できます。
ところが、右の写真の赤い矢印で示した ラバーの場合は 700円で済みます。
ブレードごと交換するのと比べておよそ半額ですが、プレートからラバーを外すという手間が掛かります。
( 素手で作業をすると、指がまっ黒になりますよ。)
そこで、ブレードと呼ばれる ワイパーの金属の部分は、多少錆びてはいても健在ですから、小生は ラバーと呼ばれるゴムの部分だけを交換します。
今回もその部品を交換しようとしたのですが、古いブレードが、なかなか外れないのですね。
いつもなら、ラジオペンチでゴムをつまんで スルリと抜けるのに、今回は抜けない。
やっと抜けたところで、今度は、新しいラバーが最後までカチッとはまらない・・・。
精密ドライバーで、ゴムの出っ張りを押さえながら、やっとはめました。
なんと、片方のワイパーの交換だけで 30分も費やしてしまいました。
小生が苦戦している様子を見ていた家内は「歳だねぇ・・・」とケラケラ笑っていました。
そう言われてみれば、細かいところが見えないし、手も動きにくくなっています。
なるほど、定年とはこういうことか・・・と、実感してしまいました。
他にも、内装を車体に留めている プラスチック製のリベットが経年劣化していました。
これらも交換しなければなりません。
けっこう、手間がかかるものです。
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