日本は三権分立ではない
総連本部、一億円納めれば、売却停止
今晩のニュースは、ワールドカップの日本選手の活躍か・・・と思ったら、テレビもネットも、朝鮮総連本部の売却問題。
産経新聞によれば、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物の競売をめぐり総連側が申し立てた許可抗告について、最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は、総連側が供託金1億円を納めることを条件に、一時的に売却許可決定の効力を停止する決定をした・・・そうだ。
この異例な最高裁の決定は、単なる司法判断とは考えられませんね。
当然、政治がらみであることは誰が見ても明白。
しかし政府は、三権分立を楯に、これは司法判断として、政府とは関係がないとシラを切っています。
しかし、これは誰が見ても、北朝鮮への事実上の「譲歩」。
今までの経過を考慮してみれば、もちろん、その 1億円は北朝鮮が払うわけでもなく、日本政府か誰かが‘立て替え’ることは容易に想像できます。
そうして、拉致問題解決に資するように・・・と考えたのでしょうか ?
しかし、北朝鮮が何もしていないのに、そうしたカードを切ることは、これは日本外交の敗北ですね。
相手側の出方に沿ってカードを選ぶ・・・。
その我慢ができない日本は、結局は、何も出来ないまま相手にカネを取られるだけ。
日本の外交は、学習能力がないみたいですね。
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