« 小泉八雲 - 5 | トップページ | 小泉八雲 - 7 »

小泉八雲 - 6

神の国 日本 - 5Dec02_a03

現代の日本人が信仰する宗教とは何でしょうか ?

日本人が生まれると、まず神社にお参りします。
そして、結婚式はキリスト教式 チャペルで。
さらに、最期は仏式で。

もうすぐクリスマスですが、日本人はクリスマスを祝った一週間後に、初詣に行きます。
なんとも忙しいと言うか、訳の分からない民族です。

小生が幼いころの日本、つまり半世紀前の家庭には、仏壇と神棚がありました。
つまり、仏教と神道とが並んで祀られていても、平気だったのですね。

今の家庭では、仏壇も神棚も祀らない家庭が多くなりました。
でも、前述のように、初詣、成人式、バレンタインデー、お彼岸、こどもの日、七夕、お盆、ハロウィン、クリスマス・・・と、西欧・アジアの宗教が入り乱れた一年を過ごします。

こうした日本人の生活をみていると、日本人がどんな民族なのか分からなくなります。

ところが、一世紀前の日本の日常生活には、神道が根付いていたようです。
それを著しているのが、日本に帰化したギリシァ人、小泉八雲です。

彼は、アイルランドなど、そしてアメリカを経て日本に辿り着きました。
その間、いろいろな民族、人種の文化・文芸に触れ、それを書き残しています。
それが、ジャズの原型であったり、日本古代の神道であったりするのです。

彼には、民族の奥深くにある魂を感じる才能があったようですね。

さて、その彼が、明治時代の日本人の信仰であった古代神道について記していました。
その内容について、日本人の神道研究者らが評価していました。

外国人だから日本人のことなんて分からない・・・と見放す一方、外国人だからこそ出来る分析力については高く評価しているのですね。

小泉八雲は、日本最古の歴史書である『古事記』の英訳を読んで、天孫降臨以前の日本と それ以降の日本、つまり「国譲り」の前後で、信仰の対象が変わったにも拘らず、日本人はその両方の神を対等に祀って信仰していると思ったようです。Photo

たとえば、神無月は、出雲などでは神在月という具合に、神々は移動するわけです。
また、拝礼の仕方も、伊勢と出雲とは違います。
さらに、出雲の本殿には、皇族と言えども入ることが出来ないことから、出雲と伊勢とは双立したものと思うのも無理もありません。

( また、今年は、出雲は 60年に一度、伊勢では 20年に一度という遷御がありました。)

しかし、それは外国人独特の誤解であると、日本の国学者の一人 広池千九郎 ( 写真 ) はいうのですね。
伊勢神宮は、日本の神道においては、最高のもので絶対的存在であるので、出雲大社と並べ置くものではないと、キッパリと言っています。

さらに、広池は、小泉八雲が記したところの全国の神社に広がっている「一の宮」信仰についても、それが間違いであることを指摘しています。
その件を、広池千九郎の著書 『伊勢神宮と我国体』から紐解いて見ましょう。

・・・なんて記していたら、またまたスペースがなくなってしまいました。

・・・ということで、その内容は次回で ! !

|

« 小泉八雲 - 5 | トップページ | 小泉八雲 - 7 »

皇室」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131161/58738697

この記事へのトラックバック一覧です: 小泉八雲 - 6:

« 小泉八雲 - 5 | トップページ | 小泉八雲 - 7 »