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N資金物語

巨額詐欺事件Photo

N資金詐欺・・・と言っても、例のナイジェリアの件ではありません。
もちろん、『人類資金』として映画になった M資金とも関係ありません。

日本の国家的振り込め詐欺と言われる、NENKIN の‘N’のことです。
団塊の次世代と言われる小生にとって、年に一度 届く「年金定期便」を見るにつけ、つくづく「年金」が「詐欺」であると痛感するのですね。

今回は、その怒りと不安を込めて N資金について記したいと思います。

さて、その日本の年金が問題化されたのは、第一次安倍内閣のときですから、今から 6年前ですね。
年金記録が大量に消えていると言うことが明確になり、大騒ぎになりましたね。
そのころ、年金の積立金は 250兆円 と言っていました。
そして、そのお金は実際にあるから絶対に大丈夫だ と言っておりました。

ところが間もなく、その 250兆円というお金は、いわゆる「特別会計」のことで、年金のプール金ということではなく、実際の年金の積み立て額は 190兆円だと答弁していました。

それが、二転三転し、運用に失敗したとかで、現在の年金プール金は 100兆円と言います。

しかしですね、本当にそのお金があるのかというと、どうも怪しいみたいですね。

つまり、小泉内閣のときに、小渕内閣で生じた借金が返せない事態になると言うことで問題になったことがありました。
ところが、それは体よく先送り (浄化) され、その先送りが今も続いていると言うことですが、その浄化に用いられたのが、我々の年金積立金というのですね。

さらに、我々の年金積立金は、銀行が抱えた不良債権の処理にも利用されていたということです。

つまり、当初 250兆円と言われた年金積立金が 100兆円になってみたり、その100兆円ですらも、その実態のほとんどが、換金できない「不良債権」に化けているとか、国債の償還に使われているなど、本来年金のために使われるはずの積立金が流用されている疑いがあるというのです。

そういうわけで、現在の年金の運用のほとんどが その積立金からではなくて、税金によって、また新たな国債によって賄われている・・・。。。

どうやら、それが N資金 の実態ということのようです。

つまり、年金積立金は、Nonperfoming loan になっているという話です。

つまり、現今、年金の運用が困難になっている理由は、日本の人口構造の変化 (少子化・老齢化) というよりも、あるべきはずの年金積立金が‘消えた’からです。

「消えた年金」とは、年金記録が消えた・・・ということではなく、積立金が流用されてなくなってしまっている・・・ということです。

その消えた N資金を取り戻そうと、残りの資金で投資を繰り返しているうちに、本当になくなってしまった・・・。

でも、お役人さんは無くなったとは言いません。不良ではあるかもしれないけれど、債券として‘実際に’残っていると胸を張ります。

まったく、いいかげんな話ではないですか ! !

ところで、今年の 9月の時点で、国家の借金は、上記のN資金を含めないで、1,011兆円に膨らんだと言います。

しかし、日本の預貯金の総額が 1,400兆円もあるから、その額まで借金しても大丈夫と 官僚たちは言います。
その 1,400兆円の中には、小生の預貯金も含まれているということです。
もちろん、このブログを読んで下さっている貴兄・貴女の預貯金も含まれています。

つまり、我々の個人の資産を担保にして、国家の借金を膨らませているのですね。

そういうことが、日本では話題になっていないのに、海外ではシッカリと受け止められています。

そうした事実に危機感を抱いた人たちは、再び銀行のペイ・オフが気になりだして、預金を「金塊」に交換する人もいます。

ここで言う「ペイ・オフ」とは、1000万円未満の預貯金が保障されると言うことではなくて、預金封鎖と言う意味です。
近年のギリシアのように。

そういうわけで、日本でも、5年ほど前から 金の買取が加熱しています。

その背景には、日本の景気が好転したことが挙げられます。

つまり、景気が良くなれば、金利も上がる。
同時に、長期国債の金利も上がる。
そうなれば、国の借金の額は、急激に上がります。
そうなれば、借金の限度額を超えて、日本は破綻する・・・ ! ?。
つまり、日本の「円」の価値が急落する・・・ ! ?。
それを見越して、「円」を見捨てて「金」に交換する・・・ ! ?。

さらに、インフレ政策によって、カネの価値が下がっていく。
ですから、金の買取が異常なほどに盛んになっています。

・・・ 以前、このブログでも紹介したことがある M資金物語は「都市伝説」でしたが、今回の N資金は、実際には Nonperfoming loan つまり Nippon's debt になっているという現実の問題として捉えておかなければならないと思います。

つまり、日本という「国」は、国民の個人資産や年金にまでも手を出しているのです。
そうした事態に対して、官僚たちは「自分に借金をしていることと同じだから問題ない。」といいますが、これは明らかな詭弁です。
もう、ここまでくると、破綻していると同じですよね。

そのためにも、どうしても、アベノミクスは成功させなければならないと思います。
確かに、アベノミクスによって、物価上昇による金利の上昇という危険性を孕んでいます。
しかし、それでも日本はデフレの脱却をしないと、日本の未来はないと思います。

そのためには、個人消費を高める。
そのためには、給料を上げる。
さらに大企業は、下請けを搾るのをやめて、材料や部品を高値で買うこと。

日本製の部品は、海外製の部品よりも品質が高いのですから、高値で当たり前なのです。
もう乾いた雑巾を絞るようなことはやめましょう。
そこから出てくるのは、水ではなく 血とか泪なんですね。

ですから、まずは大企業や経営者らがアベノミクスの実践をしなければならないのです。

そして、お金を持っている老人は、惜しみなく使うこと・・・。Photo_2

枯れ葉は、落ち葉となって、若葉の栄養となるのが自然の法則ではないでしょうか ?
いつまでも枯れ葉が生い茂っているのは、自然の法則に反した現象と言わざるを得ません。

このように、お金を持っている人が実体経済に現金を放出しない限り、明日の日本はないと思いますよ。

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