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2013年9月

なぜか、急に忙しくなりまして・・・

アベノミクスの効果でしょうか

戦後の日本の高度成長期が終わり、バブルがはじけた後、失われた 20年ということで経済が低迷したまま。
小生のところも暇になったので、ブログなんてものを始めてみました。
それが 2005年でしたから、暇な状況が 8年も続いていることになります。

その間に、小生が小僧のころからお世話になった会社が傾き、今の会社に「片道切符の出向」。

そのまま社員となり、役員に。

役員になったと言っても、たった数名の会社で、全員が役員待遇。
つまり、戦力は賃金の安い外国人労働者に頼ったわけです。

さらに、会社のオーナーも中国人ということで、今の日本の現況を絵に描いたような会社です。

つまり、日本の経済が悪いことが条件で成り立っているような会社です。

それが、アベノミクスという、デフレからインフレに変える政策に日本が舵を切りました。

その効果は絶大で、日本円も 80円から 100円に。株も 1万円から 1万 5千円に・・・。

すごいですね。

小生が住んでいる静岡県では、第二東名が開通して、流通が格段に向上。
富士山も世界文化遺産となり、観光産業は観光客の増加で凄いことになっています。

マナーの悪い中国人や韓国人の観光客は減り、その代わりに、東南アジアや西欧の観光客が増えました。

つまり、様式便器の上に靴でしゃがんで用を足す人種は減ったと言うことですね。
これは同時に、備品を盗む人種が減ったということです。

具体的にいえば、備え付けの電子レンジのターンテーブルを盗むような人種が減ったということです。

さらに、モノ作りの会社が多い静岡県ですから、産業の回復には敏感になっています。
確かに、各層の受注は増えています。

そういうわけで、ザックリいうと静岡県では、突然、忙しくなり人手が足りなくなっています。

値段の高いものが売れ出しているのですね。
今までよりも、ちょっと高めの食事をしたり、ちょっと高めの服を買ったり・・・。

そういうわけで、収益も増加していて、それに応じて、従業員の給料も上げる傾向にあります。

アベノミクスの最終目的は、国民の所得が高くなり、購買意欲を増進させることですね。
どうやら、そのサイクルが、回転し始めたようです。

とにかく、忙しくなり、人手が足りません。

でも、猫の手は借りたくでも、中国人や韓国人の手は借りたくないですね。
彼らを雇うと問題ばかり・・・。
それが、静岡県の経営者のホンネでしょう。

・・・でも、どういうわけか「割り当て」がありますからね。
外国人を雇わなければならない状況になっています。

どうしてそんな約束をしたのでしょうか。静岡県のお役所は・・・。

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式年遷宮です

常若

さあ、いよいよ 20年に一度とされる 伊勢神宮の 遷御

伊勢神宮に奉られている神霊が、旧殿から新殿に移る儀式です。

来る、10月 2日に 内宮。そして、10月 5日 に外宮。
いずれも、午後 8時から。
その様子は、インターネットでもライブ放送されるそうです。

ところで、 せっかく建てたり調度したものを、20年毎にすべて替えてしまうなんて もったいない・・・と思うところですが、日本神道の特徴として、「清新高潔」というものがあり、新しさを保つことによって常に若い状態を維持するという「常若」という思想があるそうです。

そうすることによって、いつまでも伝統・技能 そして思想、が正しく継承されるということです。
つまり、20年周期にした理由は、人間の世代交代が およそ 20年で入れ替わることや、コメの貯蔵限度が 20年であることが挙げられるようです。

それにしても、カネがかかることですね。
内宮、外宮の建物だけでなく、周辺にある 125社ともいう神社の建物、そしてその調度品、川に架かる橋までも新しくするのですから、膨大なものです。

その 570億円もの費用がかかるとされる 式年遷宮の資金は、どのようにして調達されるのでしょうか。

戦前までは、国費で賄うことになっていたようですが、実際には国費で賄えなくなった時は、長い間中断したり、あるいは時の権力者の厚い信仰心によって支えられてきたようです。
ところが、戦後は政教分離といういうことで、伊勢神宮の維持・運営には国が直接関わることが出来なくなりました。Photo

そこで、式年遷宮の公式ホームページを見ますと、「大麻」が紹介されています
( 「大麻」と言っても、麻薬ではありません。)

この「神宮大麻」という 神宮の神札 (写真) の領布 が、信仰を広めたり深めると同時に、重要な資金源でもあるようです。

つまり、伊勢神宮は他の神社と異なって、氏子は天皇だけです。
天皇の神社ですから、天皇のお供え物以外は受け付けてこなかったのでした。
それを「私幣禁断」と言って、賽銭箱を設けていないのです。

もちろん、絵馬 とか おみくじ、お守り札なども、伊勢神宮では販売していません。

ところが、その代わりに、かなり古い時代から、家庭や職場にある神棚に奉る「大麻」を頒布 ( はんぷ ) しています。

この「大麻」を自分のところの神棚に奉ることによって、伊勢神宮と大和民族の各家庭とが繋がるようです。つまり、神宮の端末ということなんでしょう。

小生の村では、10年前に、寂れた鎮守の杜の神社を新しくして「津島神社」にしました。
その神社では、伊勢神宮の「大麻」の取次ぎをしています。

また、その津島神社の維持費として自治会を通して 春には「お燈明代」、秋には「初穂料」を徴収し、その一部を、神宮司庁に送っていることになっています。
もちろん強制ではありませんが、自治会が中心になって活動していることに対して批判があることは確かです。

毎年、新しい大麻で正月を迎え、そして毎 朝夕、自宅の神棚に奉ってある「大麻」に記された『天照皇大神宮』の神霊を拝むことは、それを通して伊勢神宮の内宮の天照大神の神霊を拝むことになるということで、大和民族には強い神道に対する信仰があるわけですね。

ほかにも、奉賛会とか崇敬会などと呼ばれる任意の団体があって、伊勢神宮の式年遷宮にかかる資金を献納しているようです。

こうして、神宮の若さを永遠に保っているのですね。

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『静岡新聞』、ダメでしょう ! !

新聞社が、学校名を公表

本年度の全国学力テストで、小学 6年国語 A の成績。
静岡県が最下位だったということで、静岡県知事が激怒。
県内の下位 100校の校長名を公表するぞ・・・という騒動がありました。

結局、静岡県知事は「信賞必罰」の「必罰」ではなくて「信賞」の方を採り、下位ではなく、全国平均を上回った公立小学校上位 86校の校長名を公表。
本日の朝刊に載りました。

ところが、新聞をよく観ると、小学校名までも載っていました。
県知事は、教員を褒めるためとして校長名だけを公表したはずなのに、『静岡新聞社』は独自の判断で学校名も掲載していました。

その理由として、「お断り、川勝平太知事は全国学力テストに参加した 507校の県内小学校のうち、国語A の成績が全国平均以上だった学校の校長名のみ公表しましたが、静岡新聞社は学力向上に向けた教育施策を議論する上で重要な意味を持つデータとして、独自の取材で学校名を添えました。」と記事の片隅に記してありました。

知事の意図としては、「校長名公表は教員の責任を明確にするため。上位でも下位でもよかった」ということで、メッセージも添えていました。

その知事のメッセージポイントは、

  • 自らの責任で 国語A の成績が全国平均以上の 86学校の校長名を公表する。
  • 公表は学校教育の責任が現場の先生にあることを明確にするため。
  • 成績上位を公表したのは指導に当たっている多数の先生を褒めるため。
  • 私の本当の関心事は成績下位校問題を抱えている先生方。うまく指導できないので困っている先生方は持って申し出てほしい。

さらに、学校名と校長名とは同じではなく、学校名の公表を禁じた文科省の実施要綱には抵触しないとの認識も示していました。

ところが、『静岡新聞』が敢えて学校名を加えたのは、そうした学力テストの実施要綱に明らかに反したもので、報道機関としては過ぎた行為ではないかと思います。

これは、知事と教育委員会の確執ということよりも、報道機関の暴走と捉えるべきで、『静岡新聞社』の猛省を促したいと思います。

いずれにしても、結局、全国平均を超えたのは僅か 17%に過ぎなかったことも判明し、静岡県内の小学生の国語力が相当低いことが分かりました。

学者でもあり、元大学総長であった川勝知事のみならず、我々県民にとっても、子供たちの国語力低下は、由々しき問題であることは間違いないでしょう。

【 追加 】

実は、静岡県の小学生の国語力が弱いのは、学校の責任というよりも、塾の責任でありましょう。

学校なんて、今や、塾の宿題をするところ。
生徒たちの親は、学校よりも塾のほうを重視しています。

公務員先生、日教組の先生は、最初からアテにしていないのです。

・・・というわけで、学校長の名前よりも、塾長の氏名を公表すべきだったかもしれませんね。

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ジャパン・プレミアム

超高齢な国Mu_21

外国から帰還すると、日本という国が良い国であることを改めて感じるものですが、その一方、日本国中、老人だらけであることも改めて感じます。

さらに、いつまでも高齢者が権力を持ち続けていることも、日本の特色だと思います。

そこで、小泉純一郎さんが自民党総裁のとき、自民党議員の定年制を敷いて、当時、最長老だった中曽根さんや宮沢さんに引導を渡したことは、小泉さんの英断だったと思います。
やはり、どんなに壮健であるとはいえ、ヒトが 75歳を超えれば、それなりに老化していて、その責務に絶えうるだけの脳力は保てていないと思われます。

そうした高齢者が、いまだに日本の経済を牽引していると思い込んでいることは、小生は問題だと思います。

たとえば、東アジアを歴訪する日本の経済団体の面々は、まるで敬老ツアーみたいです。
その相手をする東アジアの代表者は、30から 40歳台の壮年です。
つまり、日本を除いた東アジアでは、国家の運営を壮年に任せているのですね。

そういうわけで、会議があっても頭の回転の速さが違いすぎて、話になっていません。
当の日本人は、日本語のせいにしていますが、自分が高齢であって、会話の速度についていけてないことに気づいていないことは、ある意味、滑稽です。

そうしたこともあって、日本人は商談が下手で、同じものでも、他国と比較して高い値段で買わされていると思います。

その商談が下手な傾向は、日本人女性にも言えることです。
争いを避けるためなのか、相手の言い値で買ってしまう傾向があるとおもいます。

そういうわけで、世界的な傾向で、ジャパン・プレミアムが広がっていると感じるのですね。
つまり、外国の人たちは、日本人は高値で買ってくれるものと思っているのですね。

たとえば、韓国に行くと、若い女性観光客に対して「あなたは、日本人ですか、それとも中国人ですか ? 」と訊ねます。
ベトナムでも、若い女性の観光客に対して「あなたは、日本人ですか、それとも韓国人ですか ?」と、必ず訊ねます。
そして、その後の対応の仕方が まったく違ってくるのですね。

事実、数年前のベトナムの物価は、まるでタダみたいでした。
しかし、現在では、日本とそう変わらないところまで来ていると思います。

その理由は、ベトナムが超インフレであること以上に、日本人に対してのみ「特別価格」を設定していると思うのです。

それは、観光客だけでなく、一般的なビジネスでもそんな傾向があると思います。

さらに驚いたことは、日本という国は、わざと高値で買っているとしか思えないのですね。

特に、化石燃料の輸入の場合にその傾向が顕著だということですNlg
なぜそんなことをするかというと、日本に優先的に化石燃料を回してもらうためではなくて、日本の「政・財・官」のエネルギー利権のためみたいですね。

たとえば、原子力発電を維持するために、わざと他のエネルギーコストを高くして、相対的に原子力発電のコストが低いものであるかのように印象付けていると言う話もあります。

そうした傾向が、エネルギーだけでなく、食料品輸入にもあって、それで日本人は、世界的にみて、同じものでも他国と比較して高く買わされているということになっているというのです。

こうしたことが、TPP交渉が進捗するにつれて明らかになってきたということです。

どうしてこんなことになってしまったのかというと、日本の交渉者が高齢者、あるいはその裁決権者が高齢者であることが原因で、つまりは、頭の回転の遅い年代が、いまだに幅を効かせているからなんだそうです。

あの、若くてピチピチのAKBでさえも、時が来れば、潔く引退しています。
それなのに、いつまでも老人が権力にしがみついている姿は、守銭奴というか「老害」そのものだと思います。

そうしたことになってしまった背景には、戦後の家族関係の希薄化があって、老人にとって頼れるものはカネのみ・・・という寂しい実情があるからだと思います。

そうした意味では、日本は、もはや「敬老国家」ではないと思うのですね。

そうしたことを白髪頭の小生が書いているのも、滑稽です。

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天璽畏言

ご皇室の祈りSep02_a24

ご無沙汰しておりました。
暑さ寒さも彼岸まで・・・とはよく言ったもので、今年の猛暑もスッカリおさまった感じですね。

本日は、中秋の名月、しかも満月ということで、秋であります。
秋といえば、文化の秋、スポーツの秋・・・
しかし、小生にとっては、味覚の秋、つまり食欲の秋であります。

そうは言っても、食べてばかりでは太るばかりですので、就眠の誘い水として、本を読むのも良いでしょう。
そういうわけで、今回も「本」についてご紹介したいと思います。

ところで、「本」は、当然ながら文字で記されています。
その文字もいろいろあって、東アジアでは中国の影響を受けて、日本をはじめ、韓国もベトナムなども漢字圏とされています。

しかし、漢字圏で暮らしているといっても、読もうとする本が本格的な漢文で記されていると、珍文漢文 ? で、なんて読んでいいのか分からないのが一般のアジア人だと思います。

本家、中国に行っても、漢字が分からない中国人が意外と多く、さらに、日本にはない漢字があって、なんて読んでいいのか分からないことがありますね。Photo
たとえば、「中華人民共和国」を中国では「中华人民共和国」と記しています。
中国でも画数の多い漢字は略字化しているようですね。

そういうわけで、日本では、漢字を母体として平仮名や片仮名を発明し、和言葉の音に合わせた文字を織り交ぜて、日本語としています。

韓国の場合は、規則正しいハングル語を発明し、また、ベトナムではフランスの植民地時代に培ったアルファベットを利用して音を合わせ、難しい漢語に対応させているみたいですね。

そういうわけで、漢字圏では、昔の漢文を読める人が少なくなっています。

その漢文が読めなくて困る理由は、中国の古文や古書が読めないからではありません。
本当に困るのは、わが国の最古の歴史書とされる記紀をはじめとする日本の古書が漢文で記されているのが多いのですね。
つまり、日本の重要な歴史書が漢文で記されているので、それを読むには、必然的に漢語や漢文の素養が必要となるわけですね。

漢文を読むのが嫌な人は、その文章の注釈文、あるいはその本の解説書を読むのも良いでしょうが、そうした類の書物は、どうしてもその著者の思い入れが反映していて、書物として正確でないことが多い気がします。

ですから、やはり原書を読むことは大切なことだと思うのです。

そこで日本の場合、幸いなことに、漢文にしても古文にしても、その文法を発見して、現代の和文と対応させてなんとか読める状況になっていると思います。
そして、読みに慣れてくれば、いちいち上下しなくても、縦読みができてくると思います。

さて、今年は、20年に一度とされる伊勢神宮の式年遷宮の年ですが、その伊勢神宮を詳細に著している『伊勢神宮とわが国体』という本を、このブログで紹介したことがありました。
これは、大正四年に発刊されたもので、全体が文語調で、漢文で記された史料もふんだんに引用されています。

つまり、今の本のように、読者に読みやすいようになっていないのですね。
どちらかといえば、学術論文に近いものです。
ベストセラーを狙った書物ではないということでしょう。

( 内容が似ている本として 『伊勢神宮とわが国体』の著者 広池千九郎の実弟という 一松又治 ( ひとつまつ またじ ) が著した『伊勢神宮と大和民族』があります。この本は、読みやすいと思います。)

その『伊勢神宮とわが国体』という本の中で、江戸時代の国学者である矢野玄道 ( やのはるみち ) という人が考証したとされる『天璽畏言』という本が引用されていますが、これも現代では電子図書として閲覧することができます。
(本当に、便利な世の中になったものだと思います。)

それをみると、江戸時代までの内裏の様子がよく分かります。
内裏とは、いわゆるタブーとされていた「菊のカーテン」の中のことですね。
皇室の歴史や儀式に関心のある人にとっては、非常に興味深い記事が記されていると思います。
( ある意味、日本人には、必要な知識かもしれません。)

秋の長夜で眠れない人は、よかったら、そんな本にも挑戦してみてはいかがでしょうか ?

この本は、電子書籍にも登場しているぐらいですから、そんなにマニアックなものではないと思います。
当然、尊王思想的に偏っているようにも思いますが、 Wikipedia の皇室関係の記事を読むと、この本を参考にしていると思われる文章に出会いますから、「大丈夫」の範疇だと思います。

ちなみに、同様に現在のご皇室の内部の様子を記した本としては、『象徴天皇』 ( 岩波新書.1987年.高橋紘 著 )の「宮中祭祀」の項などに詳細に記されていますよ。

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