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レガシーコスト

デトロイト市の破綻

自動車の街、デトロイト市の財政破綻が、衝撃をもって伝えられました。

アメリカの威信のひとつ、自動車産業が復活したと思っていたのに・・・
意外でした。

市の破綻の原因のひとつとして、レガシーコストのかさみが挙げられています。

レガシーコストとは、「負の遺産」。つまり、累積赤字はもとより、退役した労働者に支払われる年金などがかさんで財政破綻したということです。

つまり、デトロイト市の財政破綻額は、約180億ドル(約1兆8000億円)といわれ、市の予算の 約 4割が年金や債務処理といったレガシーコストの整理に使われていたそうです。
自転車操業です。

これって、今の 日本国の財務状況と似ていませんか。

日本の場合は、年金が破綻しても、赤字国債でその支払いをまかなっています。
そして、その国債を日銀が買い上げて、市場にお金を流していることになっています。
明らかに禁じ手を冒しています。

こうして、日銀が異例なことをしてお金を流しているのに、実際には、そのお金は銀行に滞ったまま・・・。。。
それでは、日銀の努力が実らないのではないですか。

もし、日本が財政再建を試みるのなら、日銀による大胆な金融政策に応えて、銀行もお金を貸すべきでしょう。

お金を貸しても戻ってこない・・・なんて言って貸し渋っているままでは、日本の経済は回りません。

不良債権を恐れず、大胆に金を貸す。捨て身の覚悟で、銀行は、本来の銀行業務をすべきでしょう。

そうした経済のポンプとしての役目を銀行が果たさなければ、日本の再建はありません。

日本国がデトロイト市のようにならないためには、とにかく銀行が働くことでしょう。

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