毛染め液のシミ取り
ユニットバスの壁
前回、毛染め液のシミ取りとして、畳に付いた場合を取り上げました。
痴呆症の母が、毛染め液を部屋の中で撒いてしまったことがあり、その時は大騒動でした。
その母も施設に入り、もうそんなことはないだろうと思っていました。
東北から帰り、ゆっくり自宅の風呂に浸かろうとしたら、今度は、風呂場の壁一面に、毛染め液のシミがありました。
まるで、ヒッチコック監督映画の、風呂場での惨殺の痕のようでした。
さらに、そのシミを取ろうと、家内がカネたわしで こすった跡もりました。
我家の風呂は15年前のユニット・バスで、壁に使われている化粧板をカネたわしで こするなんて厳禁です。
そのカネたわしで出来た深い傷と、毛染め液が滲み込んだシミを、どう取り除くか・・・。。。
ラミネートのスポンジでは取れません。
もちろん、漂白剤でもムリです。
そこで、以前、畳にできたシミを取り除いたように、表面を薄く剥がすしかありません。
そこで登場するのが 水ヤスリ ! !
この水ヤスリは、自動車のボデーのキズを修復する時に使います。
また、便器に付着した尿石を取る時にも使います。
表面を薄く剥がすには、クレンザーみたいなコンパウンドを使いますが、毛染め液のシミは深いので、水ヤスリが適当ではないかと選びました。
左の写真が、我家の風呂の壁の一部です。
中央の写真が、一面に飛散した毛染め液によるシミ。
そして、右側の写真が、水ヤスリでシミを落とした後。
作業は、二畳分の広さでしたが、二時間で終りました。
カネたわしで出来た深い傷も、なんとか誤魔化すことができましたが、全体的に模様がぼやけてしまいました。
しかし、家内たちは、模様の変化には気が付かない様子でしたから、この作業は成功したと言えるでしょう ! !
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コメント
いやあ私には想像つかないようなことがあるのですねえ
我が家では大人しかいないということもありますが、特段問題はないですね
昨年甥姪がディズニーランドで遊ぶのに我が家をベースキャンプにしたときステッカーを壁に貼って壁紙がはがれた程度です
投稿: おばQ | 2013年5月10日 (金) 18時55分
おばQさま、まいどありがとうございます。
小生も家内も白髪染め、長女はヘアカラー・・・と、まるで塗装工場みたいな我家です。
そういえば、小生も子供の頃、「ワッペン」だとか「アップリケ」を家の柱、箪笥などに貼って叱られたことがありました。
小さい子供がいると、貼り紙とか落書きで汚れ、子供が大きくなっても毛染め液で汚れ・・・。
とても、お客様には見せられない我家です。
投稿: あらま | 2013年5月11日 (土) 19時40分