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終活 - 2

『みなさん、さようなら』

癌を宣告され、残り僅かな人生をどう生きるか・・・
それを題材にした映画は数多くありますね。

たとえば、洋画の『みなさん、さようなら』。
これは、2003年の映画で、父親の最期を楽しいものにしようと奔走する息子を描いたもの。

邦画では、2007年の役所広司さんが演じた『像の背中』。
残された短い期間に、できるだけ沢山の友人や知人に会っておこうと旅するものですね。

黒澤映画でも、『生きる』という映画があり、そのリメイク版が 2007年にテレビでも放映されました。
やはり、これも、残された短い期間に、仕事をやり遂げた公務員の話でした。

これらの共通点は、動けるうちに何とかしておこうというもの。

さて、前置きはこのぐらいにして、小生の埼玉の知人が、突然、小生のところに葉書をくれました。
その内容は、静岡県の御前崎に住んでいる友人を訪ねてみたいというものでした。

小生は、その御前崎の人とは面識がなかったのですが、なんでも その御前崎の人は、10年ほど前に脳梗塞で倒れて、それ以来、会ったことがないというのです。

年賀状のやりとりはしているのですが、その字を見ると後遺症が残っている様子で、果たして訪ねてよいものかどうか迷っていたそうです。
ところが、最近になって、その埼玉の知人も思うところがあったらしく、会えるうちに会っておこうと考え、小生に打診をしたという次第です。

そこで、小生は、その御前崎の人の様子を調べたところ、面会できる状況であることがわかり、埼玉の知人にそれを伝えました。

そういうわけで、小生は、埼玉の知人と御前崎の人との面会の仲介役をすることになったのです。

そうして、先日、晴れて埼玉の知人は、御前崎の人に会うことができました。
つまり、小生は、事前の連絡とか、当日の道案内をさせていただきました。

久しぶりに会う二人は、本当に感慨深げで、小生は、論語の学而編の「有朋自遠方来。不亦楽乎。」を思い出しました。

後日、御前崎の人から、こんな絵手紙をいただきました。Save0002
心を込めて描かれたその魚は、新鮮そのものですね。
(許可をいただき、画像を少し加工しています。)

小生にとって、今回の出会いは「一期一会」という言葉にピッタリだったと思います。
これは、小生にとっても終活の一コマだったという気がしてきました。

そういうわけで、もう一度会っておきたい人のリストを作っています。

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コメント

ご無沙汰しています
すばらしいおさかなさんの画ですね
食べられそうです
しかし面識もない人の仲介とは???
私の場合、終活ではなく醜活になりそうです

投稿: おばQ | 2013年5月17日 (金) 18時17分

おばQさま、コメントをありがとうございます。
埼玉の知人の葉書には書いてはありませんでしたが、「同じ静岡県ということで、近所だろうから、そっと様子を見て知らせてくれ・・・」ということを行間から感じ取れました。
名前と住所を伺っていましたが、電話番号がわかりません。
そこで、図書館の電話帳で調べて電話を掛けてみました。
そうして面会が実現したわけです。
埼玉の知人は、面会のタイミングを失したようで、それで小生を仲介に立てたようです。
それにしても、最近は面識のない人に会うことが多いです。
日本人なら言葉が通じますが、外国人の場合は困ってしまったものですが、最近は、初対面でもそんなに苦でなくなりました。

投稿: あらま | 2013年5月17日 (金) 20時39分

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