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日本国債とは

昨日は、日本国の歳入不足を補うために、国の借用書「日本国債」というのがあって、それを発行するほど財政が危うくなり、かと言って発行しなければ、財政が立ち行かない・・・という実状を述べました。

そごて、一般的な「国債」の性質について述べてみたいと思います。
「国債」とは、いったん市場に出回ると、株式のような金融商品になります。

ポイントは、価格金利が逆の動きになっていること。
国債を買いたいという人が増えると価格が上がり、金利が下がります。
逆に、国債を売りたい人が増えれば、価格が下がり、金利が上がる傾向にあります。

国債の金利は、住宅ローンや企業の借り入れなど様々な金利に影響します。
金利が急激に変動すると暮らしから国の運営まで打撃を受けることになります。

今、日本国債の金利を見ると 1%以内で、それだけを見ると世界のどの国よりも安全だと市場では見られています。

しかし、日本の財政は、世界の先進国の中では最悪の水準。
市場のなかでは、日本の国債の将来に不安を感じ始めているようです。

そこで、あらためて日本国債はどのようにして生まれているのでしょうか。
何を担保に、次々と発行されているのでしょうか。

・・・それは、我々の銀行預金からです。
つまり、我々が知らない間に、我々の銀行預金を担保に国債が次々と発行されているのですね。

そこで、日本国債を取り巻く状況を見ると、背筋が寒くなってしまいます。

本来、財政法では、赤字国債の発行を原則禁止にしています。
その理由は、政府が際限なく借金を重ねることを防ぐためです。
ところが、政府は一年限りの特別な法律をつくり、赤字国債の発行をその年度だけ特別に許すことにしたのでした。
それが「特例公債法」といわれるものです。
実際には、ほぼ 40年間、特例法案を通過させて、赤字国債を発行し続けてきました。
こうして重ねられたきた国債の発行残高は、今年度で 709兆円。
利子の支払いだけでも、年間、10兆円にも上ります。

こうした国債には二種類あり、過去の負の遺産による国債の発行と、毎年新しい予算に伴う国債の発行とがあり、その両面、どちらも巨額の国債発行を余儀なくされているのが現状みたいですね。

それでも国債を大量に発行できるのは、資金力があるとされるメガバングなどが買ってくれるからです。

そのメガバンクが国債を購入する元手となっているのは我々の預金なんですね。

普通 銀行は、我々の預金を、お金を必要としている人に貸して、利子をつけて返してもらっています。

ところが、最近の銀行は、我々にはお金を貸し出さないで、国債を運用して、その利益で銀行運営しているというのです。
そのほうが、不良債権をつかむリスクが減るのですね。

こうして国内の金融機関は先を争うようにして日本国債を購入していることになっているのです。
このため、国債が大量に発行されても、金利が低い水準に保たれていたのです。

そういうわけで、金融機関にとって国債は、株式と比べて手堅い商品となっているようですね。

・・・ところが実際には、・・・

つづきます。

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