原発ゼロ、見直し
経済を立て直すためには・・・
どうやら、安倍新政権は、核燃料リサイクルを継続させるようですね。
この報道は、多くの静岡県民に衝撃を与えました。
まず『静岡新聞』 27日付けの夕刊を要約すると・・・
茂木敏光経済産業相は 27日の記者会見で、2030年代に、原発稼動ゼロにするとした民主党政権の方針は「再検討が必要」と述べ、目標を見直す方針を明らかにした。使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクル政策は「完全に放棄する選択肢ではない」と継続する意向も表明した。(中略)
茂木経産相は、既に着工した電源開発大間原発(青森県)と、中国電力島根原発 3号機(島根県)の建設は容認。それ以外の新増設は「専門的な知見を十分蓄積して政治判断する」と述べた。
既存の原発は、原子力規制委員会が安全性を確認した上で「政府の責任において再稼動する」と強調。(中略)
財政健全化では、前政権が1年間の新たな国債発行を 44兆円以内に抑えるルールを定めていた。
麻生太郎財務相は、「44兆円は民主党が決めた話」と、12年度補正予算で国債を増発する方針を表明。
(下略)
そういうことで、新政権は、限度なしに赤字国債を発行。
さらに、原発は事実上 存続させることを明言しました。
それについて、日本の大動脈が通っている静岡県民は・・・
「まったく、理解に苦しむ・・・・」
そもそも、原子力事故というものは、誰も責任が取れないもの。
それを「政府の責任で・・・」というが、どうやって「責任」をとるか。
責任を取れないことを承知で、「政府の責任で・・・」と、言っているにしか思えない。
まずは、茂木さん、福島第一原発に行ってみてください。
そして、福島県人と、会話してください。
赤字国債も同様です。
発行することは簡単です。
しかし、原発と同様に、誰か特定の人が責任を取れるものではない。
保険をかけれるものでもない。
そんな無責任なことをすれば、結局、国民が苦しむだけ。
そして、はけ口を求めて「戦争」につながっていく・・・。。。。
さらに、同上の『静岡新聞』によれば、
四国電力伊方原発の再稼動に反対し、廃炉を求める「伊方原発をとめる会」 (松山市) の 和田幸事務局次長 (60 )は「とんでもない感覚だ。国内を危険に原発だらけにしてきたことへの反省がまったくない。原発廃炉を求める国民の願いから逆行し、強い憤りを覚える」と話した。
多くの国民感情は、脱原発です。
原発推進という方針を採っている自民を支持して、今回の選挙で自民党に投じたのではありません。
そこを見誤ると、今回の政権も一年以内でしょう。
(これは、サヨクでも、極右でもありません。一般的な意見です。)
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