お殿様 お姫様
子供を甘やかしている
日本に帰国して、まず気が付いたことは、人々の頭が白いこと。
日本はアジアの中でも高齢化が特に進んでいるのですね。
それだけでも驚きなんですが、もうひとつ心配なのは、子供たちがディスプレーから目を離さないこと。
これは、深刻な問題だと思いますよ。
こちらから挨拶しても、日本の幼い子は、ゲーム機のディスプレーを見ながら、返事をします。
目を合わせようとせず、ゲームを途中で止めようともしません。
少し大きくなった子供は、スマートフォンをいじりながら、小生の挨拶に返事もしない子が多いのですね。
かたやベトナムの子供たちを見ると、ゲーム機もスマートフォンなんてないわけで、親の仕事を手伝ったり、兄弟の面倒を看ているのですね。
そういうわけで、実生活する実力を培っています。
中国は一人っ子政策が定着して、中国の子供は日本の子供ように「お殿様、お姫様」として育てられているので、大人になっても何もできないというのですね。
日本の若者も、自分の子供が生まれると右往左往・・・。
なかには子供を虐待して殺してしまう親がいるとか・・・。
たしかに、昔の日本人も自分の子供を処分したことがあったようです。
しかし、それは経済的に苦しかったから口減らしをしたわけです。
今のように、自分の思い通りにならない・・・という 自分勝手な思考で子供を‘処分’するのは、日本人の劣化と見るべきで、これは由々しき事態だと思います。
小生は毎年韓国に行っていますが、礼節だけをみれば、日本人の若者よりも韓国の若者のほうが勝っていると思います。
彼らの多くは、きちんと相手の目を見て挨拶を交わします。
今の日本の子供は、それができない子が多いのですね。
でも、人間としての「信頼度」は、ダントツに日本人が勝っていると思います。
そういうわけで、信頼度が失われないうちに、子供の「躾」をキチンとしておかなければ、日本の未来は危ういと思いました。
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