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そろそろ自縛を解きましょう

憲法を改正しましょう

昨日の報道関係のテレビ番組は、領土問題ばかり。
今までの弱腰外交から決別して、モノを言う外交に切り替わろうという趣旨のものが多いですね。

それは、独立国家として当然ですよね。
自分の主権は自分で守る・・・。

しかし、日本国憲法はそうではないのです。
戦争放棄ということで、あくまでも外交問題は平和的な解決をするために、自分の手首を縄で縛ってしまったわけです。

すると、アメリカは日本国中に軍事基地をつくり、韓国は竹島を不法占拠し、ロシアは北方四島を実効支配してしまいました。

なのに日本は手を出せないのです。
相手国のやりたい放題なんですね。
アメリカ兵が不祥事を起こしても、不平等条約で逮捕もままならない。
竹島も北方四島も、相手国の軍隊が駐留していて、多くの日本人漁民が撃たれています。

つまり、日本は自分で自分を縛っているので、相手に殴られ放題なんですね。

さらに、手を動かせないので、ポケットのお金まで取られ放題なんです。
それが、アメリカに対する思いやり予算であったり、中韓に対する補償金であるのです。

しかし、いつまでも殴られ放題、カネを奪われ放題では、日本の体力がもちません。

タダでさえも膨大な借金を抱えているというのに、さらに大震災、原発事故で国力が低下し、もはや、これ以上の体力の低下は‘死’を意味することに自覚したので、ここでようやく声を上げるようになったと思います。

しかし、自民党は、今も尚、中曽根大勲位のいう「日本列島不沈空母論」を展開しています。
つまり、日本がアメリカの基地になり続けることで、日本の主権を守ろうと言う理屈なんですね。

確かに、フィリピンを見ても、1992年にフィリピンの基地から米軍撤退した後、95年に中国はミスチーフ環礁を占領しました。

日本からアメリカ軍が撤退すれば、尖閣、沖縄はたちどころに中国に占領さてしまう・・・という理屈なんでしょう。

しかし、それが本当の独立主権国家と言えるのでしょうか ?

実際に、竹島や北方四島が不法占拠されていても、アメリカは何もしてくれません。
当然です。
アメリカとの安保条約では、日本が軍事行動をとったときに、はじめてアメリカは日本に加担するということになっているからです。

実際に、アメリカは核保有数で争っているロシアと喧嘩したくはないし、韓国にも基地を構えているので韓国とも喧嘩したくはないでしょう。

さらに、アメリカの次の経済大国になり、核保有国でもある中国とも喧嘩したくないのは当然でしょう。

そういうわけで、アメリカは、日本にとっては いつまでも頼りになるジャイアンでないみたいです。

ですから、憲法を改正して、自縛を解きましょう。
でないと、このままでは、本当に負ける戦争になってしまうと思います。

縄を解かなければ、握手もできないのです。

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