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今年は・・・

「絆」Photo_3

恒例の京都清水寺で記された今年の漢字は「」でしたね。

本当に大変な年でしたが、日本人の助け合いの精神を確かめ合った年でもあったと思います。

そこで、こんな文章がありましたので紹介します。
これは、靖国神社が発行している月刊誌 『靖國』 平成23年12月号のなかの「靖濤」欄です。

今年も早いもので余すところ一月、あらためて年頭の新聞を読み返してみた。

産経新聞の論説によれば、今年は大激変が起きた年から節目の年であるという。百年前に辛亥革命勃発、満州事変 (80年前)、大東亜戦争開戦 (70年前)、ソビエト連邦崩壊 (20年前)、そして 10年前の米国同時多発テロ等を例に挙げ、我が国が危急のとき非力で現実離れした戦後体制のままでは、これまでにない激しい荒波を乗り切れないと憂いている。今春からの危機的状況を暗示するかのような内容であったが、それから二か月後、未曽有の国難が発生した。

案に違わず政府の危機管理能力の不甲斐なさや遅々として進まない復興計画には、我が国の国家基盤の脆弱さが透けて見えるようであった。もとより被災された方々には、長期にわたり心労の絶えない日々が続いていることは痛恨の極みである。

この一年を振り返り見れば、大震災の惨状と併せて大方の記憶に残るのは、天皇皇后両陛下のお姿とお言葉であっただろう。震災直後、陛下のお言葉により、浮足立つ気持ちが落ち着きを取り戻し、皇室をいただく我が国との一体感を感得された方は多かろう。混乱と疲弊した国民の心の拠り所となったのは皇室であった。加えて自衛官や警察官・消防士・自治体職員そしてボランティアなど、身を挺して献身的に困難に立ち向かった人達の雄志は、ひろく国民の心に刻まれている。

日本人が本来持つ人を思いやり秩序や和を尊び、そして公に尽くすといった普遍的な価値観は、屈折した戦後体制のなかにあっても確かに息づいていた。国家危急のとき崇高な国民性が、自然な発露として発揮されたことは、暗澹たる現状に一筋の光明を見るようであったが、そうした高い精神性は、即ち国の礎となられた英霊の御心そのものであろう。

来る年は、こうした流勢が国家再生の大きな原動力となることを願いつつ、本年最後の稿とさせていただく。

ほんとうにその通りだと思いました。
これは、日本人としての誇りに満ちた名文だと思います。

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