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供養祭

道具や生き物を供養する習慣

日本には古来から、八百万(ヤオロズ)の神を敬う、つまり森羅万象すべてを神と喩えて信仰する習慣があります。
その一つとして「感謝祭」「慰霊祭」がありますね。

感謝祭とは、収穫祭であったり、我々が無事に過ごせたことについて感謝するお祭りもあります。

また、慰霊祭とは、我々人間が生きるために犠牲になった動植物の命を弔ったり、我々が使った道具が古くなって捨てるときに今まで活躍してくれた感謝の意味を込めて、道具を生き物に喩えて弔う習慣ですね。

例えば「金山(カナヤマ)さん」などは、鍛冶屋の道具のお祭りですが、別名「ふいごまつり」とも言いますが、これもひとつの「感謝祭」「慰霊祭」です。
ふいご とは、鉄を熱くするために空気を送る装置のことで、鍛冶道具の代名詞となっています。
共産主義国家では、ハンマーや鋸がその代名詞となってますね。

また、そろそろ針供養なども行われます。
古くなって通りが悪くなった針を豆腐などに刺して弔う行事です。
これも、道具に対して感謝する大切な行事ですね。

長女が通っている大学でも、先週の土曜日に慰霊祭があったそうです。
それは、動物実験のために犠牲になった動物たちの霊を慰める行事なんだそうです。

長女は、休みの日も大学に行っているのですが、それは飼っているマウスやラットなどに餌を与えるためです。
長女の話によれば、実験・研究用に育てられる動物は、一年間に マウスが 1万匹、ラットは 6千匹、その他にウサギなどがあるそうです。
それぞれの実験に合わせて育てるので、管理は大変だということです。Photo

また、大切な命を犠牲にするので、実験も無駄のないように細心の注意が払われているそうです。
そして、毎年 年末には小講堂において「実験動物慰霊祭」(写真)が執り行われているということで、長女も「参列」してきたそうです。
慰霊祭には、学長をはじめ各学部・研究科の教職員、大学院生、学部学生、研究生をあわせて200人以上が参列し、弔辞が読み上げられ献花されたそうです。

さて、そろそろ年末になりますが、以前の工場では正月を迎える前に大掃除をして、機械の手入れをしました。
そして、工場内の各機械に 締め縄の輪を掛けて、無事に年越しができたことに感謝する習慣がありました。

ところが、今の工場はそういったことはしません。
オーナーが中国人の会社は、そういうことはしないようですね。
どうやら、お隣の大陸では、道具に感謝するという考え方はないようです。

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