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拝金主義 - 5

宗教は不経済

「金は汚い」と、祖母が幼い頃の小生に教えてくれたものでした。
沢山の人の手を通ってくる硬貨とか紙幣にバイキンが沢山付いている・・・という意味ではありません。
人間の欲を具現化したのが金ということで、金が汚いものということにして、守銭奴にならないように、欲深にならないように戒めたものだと思います。

このように、宗教は欲を戒め、質素倹約を推奨していました。
そして、質素倹約した信者の金を上納させて、それを搾取するようになったのも宗教です。

とにかく昔は暗黒時代と呼ばれていたように、昔の世界は今の北朝鮮みたいな状態だったようです。
つまり、独裁者が国をほしいままにしていて、民衆は苦しみ、今のような経済なんてものはなかったようです。

ところが、西洋の場合、 14世紀頃に ルネサンス運動  (文芸復興活動) が起こり、民衆が自由・平等に目覚めることになります。
そうして、独裁体制に対して市民革命が起こるようになり、 16世紀には 国家と産業とが統一する時代に移り変わってゆきました。
さらに、18世紀の産業革命を迎えると、自由貿易時代となり、経済も急速に拡大していったわけですね。

ところが、そうした経済活動で得た富というものは、民衆には回らず、古代は王族とか貴族に集中していたものが、中世以降、その富は資本家のみに集中していくわけですね。
いわゆるセレブの誕生です。
そのセレブには、いよいよ富が集中し、その生活も豪奢になっていきます。
建物も調度品も豪華になり、毎日の食事も栄養たっぷりです。
富の格差の拡大ですね。

宗教についても同様なことが言えると思います。
「質素倹約」を信者に教えていても、宗教家自身の欲が深まり、更に たくさんのモノやカネが欲しくなって行くわけですね。
そこで、宗教の施設の建物や調度品を豪華にして、信者を惑わそうとしたわけです。
つまり、信者を威圧することによって、宗教家と神との距離が近いものであるかのように示そうとしたのでしょう。
そうして、免罪符とか御札を作って、これを買えば罪とか罰から逃れると教えたり、偶像を崇拝させて信者らからカネを集めているわけですね。
信者には禁欲を教えておきながら、自分は欲深いのが今の宗教の実態です。

昔、土佐の高知の播磨屋橋というところで、お坊さんが かんざし を買うところを見られてしまったそうな。
つまり、托鉢かんざしに変わった瞬間を見届けられてしまったのでした。
なかなか、欲から脱却できないのが人間の性というものなんですね。

エコを教えておきながら エコではない・・・、これが倫理・道徳・宗教を教える教化団体の経済学なんですね。
ナンマイダブ、ナンマイダブ・・・・。。。。。

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