« 拝金主義 - 2 | トップページ | 映画 『はやぶさ』 »

拝金主義 - 3

経済の基本は欲求

さて、小生が子供時代に、まるで共産主義者的な考え方をしていたのは、親の影響ばかりではなく学校の先生の影響が大きかったからだと思っています。

いまもそうですが、当時の学校の先生の中には日教組に加入している人が少なくなく、特に社会科の先生にはその傾向が強く現われていたと思います。

従って、資本家を非難するような考え方を持った先生が多く、当時の学童たちはその影響を強く受けていたと思われます。

また、テレビも映画も、資本家が悪人で労働者が善人・・・というストーリーで放映していました。

ですから、自由とか平等などは、人間なら最初から天から与えられているものだと信じ込み、さらに、ズルイことをする人が金儲けが出来る・・・と思ってしまったわけです。

そんな教育を受けてきたので、本当に大事なこと、本当に必要な知識は学校では得られず、社会に出て実際に体験しながら分ってきた次第です。

では、具体的に学校では、「経済学」について どんなふうに教えていたかというと・・・

小学校の時は・・・

昔、海岸に住んでする海彦と 山に住んでいる山彦とがいました。
海彦は、山彦か持っている野菜が欲しいと思いました。
山彦は、海彦が持っている魚を欲しくなりました。
そこで、互いに持っているものを交換しました。

しかし、魚も野菜も時間が経てば腐ってしまいます。
相手のモノが欲しい時に、自分のところに相手の欲しがるモノがあるとは限りません。
そこで、その価値に見合う共通のモノを考えました。
それが、お金です。
お金のお陰で、自分の手元にモノがなくても相手のモノを得ることが出来るようになりました。
Photo

そして、中学校の時は「経済学」を右の図のように教えてもらいました。

それが「需要」と「供給」という概念です。
つまり、需要と供給の交わったところで、商談が成立するというものですね。

そこで、中学生だった小生は、先生にこんな質問をしました。
なぜ、需要曲線も供給曲線も‘曲線’なんですか ?

先生は答えられませんでした。

その後、40年も経った今、同じ質問を、某大学の経済学の教授にしたところ、やはりキチンと答えられません。
逆に、曲線だとか直線だとか、たいしたことではない・・・と言う始末。
もしかしたら、その大学の教授は小生の顔をみて「この人に説明しても分らんだろう・・・」と、思ったのかもしれませんね。

そこで、小生は自分で考えました。

そうして辿り着いた答えが、「需要と供給との関係が 直線ではなくて 曲線の理由は、人間の欲の深さを表しているもの」だと・・・

つまり、人間というものはモノやカネには弱いのですね。

実際に、百均に行って品物を見ると、余計なモノまで買ってしまう。
つまり、安くなるほど買いたくなる。 (需要曲線)
また、自分が作ったものが売れると、さらに沢山作ろうという気持ちになります。
つまり、高く売れるほど作りたくなる。 (供給曲線)

でも、大量生産が実現すると、加速的にその価格は安くなります。
逆に、希少価値なものほど価格は加速的に吊り上がります。
従って、オークション (競り) でも、本当に欲しい人は、カネに射止めをつけないわけですね。
また、現金を積んで商談をすると、以外に安く買える場合がありますね。
そうした心理が人間にはあると思います。

曲線は、そうした人間の欲望の深さを表していると思うのです。
つまり、直線的に欲が深くなるのではなくて、加速的に欲が深まるのです。
従って、経済を曲線で表すということは重要な意味があると思うのですね。

つまり、経済の動機は、人間の欲求にあり、それは「深くなっていく」という性質を持っていると思うのです。
あれが欲しい・・・という気持ちが沸かなければ、経済活動が始まらないということは教科書で教えてもらいました。
そして、モノやカネが溢れるほど、人間は正気でなくなってくる。
利権が生まれ、それを争奪したり保持しようとするのが人間社会の実情ではないでしょうか。

ですから、小生なんかは現金を目の前にすると、心が乱れてしまうのですね。
つまり、現金との距離が短くなるほど、心が乱れるという心理が小生にはあるようです。
これも‘曲線’です。
こうしたことを小生は経験則として感じています。

需要とか供給とかが曲線で表されているということは、そう言うことを示していると思うのですが、それを教える先生がいないということは、小生の経験則は間違っているのでしょうか ?

|

« 拝金主義 - 2 | トップページ | 映画 『はやぶさ』 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

すばらしい!
曲線の理由はそうだったのですか
経験こそ最大の教師です
もっとも教師が良くても、生徒が学ばなければなりませんね

投稿: おばQ | 2011年10月 6日 (木) 05時37分

おばQさま、お褒め戴きありがとうございます。
これは、小生が発見したというよりも、最初に曲線で表した人がそう思っていたのでしょう・・・ということです。
また、供給量が 0になっても価格は 0ではないだろう・・・ということもこのグラフは示していると思います。
「需要」と「供給」との関係は、なかなか意味深だと思いました。

投稿: あらま | 2011年10月 6日 (木) 08時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131161/52913957

この記事へのトラックバック一覧です: 拝金主義 - 3:

« 拝金主義 - 2 | トップページ | 映画 『はやぶさ』 »