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革命か反抗か

ある官僚の退職

本日付で、ある霞ヶ関の官僚が退職しました。
彼は、かねてから現在の官僚制度を内部から批判していました。
その結果、窓際に追いやられ、仕事も与えられず、自主退職になったようです。
それが、本日の国会 (衆院予算委員会)で話題になったようです。

具体的に、自民党の塩崎氏の質問に対して、民主党の枝野経産大臣は次のような趣旨の答弁をしていたと思います。

「個人的には、彼の意見には賛同する部分がたくさんある。しかし、官僚という組織の中にいる以上は、その組織に従わなくてはならない。話し合っている時は、意見を言うことは良い。しかし、一旦、決まったことは、自分の意に沿わなくても従わなければならない。」

カーラジオで聞いていたので、メモもとれず、小生の不埒な記憶で記しましたが、恐らく、そんな内容だったと思います。

しかし、塩崎氏は納得せず、「これは官僚によるパワーハラスメントで、それを追認した大臣や民主党の責任は大きい。こんなことでは、官僚の自浄作用が阻害されてしまう。」といった内容のことを述べたと思います。

小生は、そのやり取りをラジオで聞いていて、1952年のカミュとサルトルの論争を収める、『革命か反抗か』という本を思い出しました。

いずれにしても、体制を覆すには犠牲が必要で、いまのような世の中になるまで、こうした某官僚のような犠牲の蓄積があったことは事実でしょう。

しかし、だからと言って、日教組の「国旗・国歌を否定する」運動に賛成しているわけではありません。

現在でも、日教組の先生たちが職務を放棄して思想活動をしています。
そのひとつが、「国旗・国歌を否定する」運動ですね。
こうした運動を通して、古い体制から新しい体制へと導いて、よりよい学校環境を作ろう・・・というのが日教組の主張です。

こうしてみると、一見、本日退職した某官僚と、日教組の先生たちは、自己犠牲を厭わず、己の主張を通した英雄・・・だと見えますが、実際は、本質的に異なるのです。

本日退職した官僚は、日本の国益のために批判活動をしたのです。
そして、日教組も国益のためですが、それは、自国の国益のためではなく、外国の国益のためです。
つまり、日教組の活動は、自由・平等を唱えながら、実際には日本を破壊する活動をしているのですね。

国旗や国歌が否定されれば、国としての統一感が希薄になり、弱い国になってしまいます。

逆に、今の日本から、今のような既得権益ばかりに固執する官僚意識がなくなれば、もっと良い日本になると思います。

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