銀行よ、税金を払え ! !
増収増益なのに
銀行の増収増益が報道されています。
ところが反面、超円高で、日本の製造業は壊滅状態。
弊社も、今月は長期盆休みをすることになりました。
また、ボランティアに行こうかな ?
さて、話は変わりますが、小生の親戚は、公務員と銀行員が多いのです。
ですから、同世代の親戚の中で、長兄の小生だけが ミズボラシイ 生活をおくっています。
だいたい、この田舎で、ボーナスが満額支給されるのは、役場と銀行ぐらいです。
そういうわけで、小生は卑屈になっているのかもしれません。
話を戻します。
その銀行なんですが、小泉政権の「骨太の政策」という銀行の不良債権救済政策以来、銀行の納税 ( 法人税 )が免除されているのだそうですね。
つまり、過去の不良債権処理による巨額の赤字決算を「税務上の欠損金」として処理することが認められているため、法人税を納めなくてもよいことになっているといいます。
これを、「繰越欠損金」といい、「以前の赤字を利益で補てん」できるというものなんですね。
簡単に言うと「借金の穴埋めするので、今年の利益はなかったよ」と、いうものです。。
なのに、行員をはじめ 銀行役員には、高額といわれる公務員以上の手当てが支給されていると伝えられています。
高額所得者は、NHK だけではなかったのです。
それにしても、ヘンではないですか ?
かつての日本経済のバブルが崩壊して以来、積もりに積もった不良債権は、銀行が処理したのではなくて、不良債権を処理する機構をつくって、我々が積み立てた‘年金’を充てて処理したはず。
だから、積年の不良債権処理のため、銀行に増益があっても、当分の間 チャラ ということで免税になっているなんて ?
それはないでしょう。
だいたい、我々が積み立てた年金で「運用」という名の‘博打’をしたり、他人の借金の肩代わり使うなんて・・・。
国民は銀行の保証人ではないはず。
日本の財政再建のため、あるいは復興財源のために、官僚たちは増税をしたいようですが、それなら、銀行から税金を納めてもらったらどうでしょうか ?
官僚と銀行と癒着していることはよく分りますが、自分たちの身は切らないで、国民ばかりに負担を押し付けるやり方は、同意できませんな。
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