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毛布・下着の援助

感染症に注意

今回の大震災で、寒さに震える罹災者の様子がテレビに映し出されています。

それに応える形で、全国のみならず世界各国から毛布が集められています。

小生の住んでいる静岡でも、社会福祉協議会が 5万枚を目標に、個人宅などからの毛布を集めているそうです。
押入れの奥にしまったままのもの、もう使わないもの・・・なんでもいいから、洗って綺麗なものをお願いします・・・ということでした。

また、罹災者は着の身着のままで逃げてきたので、換えの下着がないということで、下着も必要だと言うことです。

しかし、一度、待って下さい。
送る前に、今一度、確認してください。

既に、たくさんの災害用の毛布が届けられています。
その毛布は、災害用として衛生的に保管されていたものでしょう。
ですから、それは、そのまま使用しても良いと思います。

しかし、民間から集められてきた毛布については、そのまま送ることについては、一度考えて下さい。

今までの災害時ボランティアの場合、現地に送られてきた品を、品目ごとに分けて、衛生的なものかを見てから配布してきました。

小生の体験を話すと、救援物資の中には、洗っていない下着とか毛布が沢山ありました。
中には、キチンと洗ってあります・・・なんて手紙が添えられていても、実際に開いみたら、失禁したままの毛布が混ざっていました。
また、綺麗に見えても、たくさんのムシやホコリが混在したり、中には、送られた毛布や下着を介して水虫などに感染した人もいました。

そういうわけで、一般から 送られてきた毛布や古着は衛生的に疑いがあるとして、ほとんどがゴミとして処分しました。

今回の災害は、想像を絶する大災害で、現地では未だボランティアを受け入れる態勢が整っていません。

つまり、今の現地には、救援物資の仕分けをするボランティアがいないと思います。
ましてや、送られてきたものを洗濯して干すことも ままならない状況でしょう。

ですから開封していない新品の下着や毛布なら使用して安全だと思いますが、一度誰かが使用したものは、使用した本人が綺麗だ・・・と言っても、それを鵜呑みにしないで欲しいと思います。

毛布を送ろうと計画した人は、責任を持って 全ての毛布を洗って サッパリと干したものを提供すべきでしょう。

もし、不衛生なものを送って感染でもしたら、たいへんなことになると思いますよ。

今回は、未曾有の大災害です。
罹災者は疲弊していて、感染症などに対する抵抗力も弱っていると思われます。
ですから、現地のボランティアの態勢が整っていない今、救援物資も災害訓練の経験のある人がキチンと仕分けたものを送ったほうが良いと思います。

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コメント

あらま様
現地は想像を絶する状況でしょう
せっかくの支援が期待はずれでも使わざるを得ないこともあるのではと心配します
あらま様のおっしゃるとおり、支援するほうもきちんとしなければなりませんね
私はここ数日、一駅歩いているだけで疲れてます
片道たった4キロ半です・・・トホホ

投稿: おばQ | 2011年3月18日 (金) 22時02分

おばQ さま、ありがとうございます。
直接、罹災していないところでも、震災の影響はジワリと伝わってきていますね。
特に関東を中心にした計画停電など、市民の生活に影響し、疲れも溜まるでしょう。
小生のような老骨には大変ですが、直接、罹災した人と比べれば、まだまだ幸いです。
でも、我慢が昂じて病気にでもなったら、辛抱の意味がありません。
出来るところから、出切る程度な支援をするのが必要だと思います。
日本の再興の為に、一層のご指導を願います。

投稿: あらま | 2011年3月19日 (土) 13時14分

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