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支援物資は慎重に

かなり余ると思う

今回の大震災で、市町村の支援物資の呼びかけに応えて、市民から沢山の支援物資が寄付されているようですね。

しかし、それに水を注すようで恐縮ですが、結果的に、かなりの量の支援物資が余ると思います。

これは、小生のいままでの拙い体験なので、今回の大震災には当てはまらないかもしれませんが、それでも支援物資の余剰が生じると思います。

日本は経済秩序も高い国ですので、災害時でも「モノを買う。」という意識は崩れません。
現在でも、被災地では、十分な量でないですがモノが売買されています。

つまり、罹災直後から経済活動が続いています。

そのなかで、多量の支援物資が届いても、‘商品’が届けば、そうした支援物資に頼るよりも商品を購入しようとする動きになります。
日本人は、自立心が旺盛なのです。

恐らく、もう少し経てば、義捐金が罹災者に支給されるでしょう。
そのお金で、商品を買うことになると思います。

日本人は、罹災しても人間としての尊厳を保ち、規律正しく生活します。

ですから、阪神淡路大震災のときも、中越地震の時もそうでしたが、結局、多量の支援物資が残りました。

結局、そうした支援物資は、後日、海外の窮状地に回されたようですが、実際は、処分されたものも多かったと聞いています。
こうしたことは、余り伝えられていませんが、その作業も大変だったようですよ。

今回の災害は余りにも大きくて、今でもボランティアセンターの立ち上げすら出来ていないところがあり、災害物資の仕分け分配が滞っています。

しかし、そうこうしているうちに、経済回路が回復して、商業活動が始まるでしょう。
ボランティアの分配をするまでもなく、業者による強力な流通が回復すれば、支援物資は、そのまま在庫になってしまうでしょう。

ですから、現在、市町村で集めている支援物資は、一時停止するか、あるいは提供者の住所・名前を書いてもらって、あとから返却するなどの措置が必要だと思います。

とにかく、今までの拙い経験で恐縮ですが、日本人の復興力はスゴイです。
逆に、少数ですが、復興が終っても いつまでも支援物資に頼る人を生んでしまうことになります。

今回は、津波の被害で、行方不明者の捜索と、瓦礫の撤去作業が災害時ボランティアの主な仕事になろうかと思います。

そうした意味で、支援物資の搬送については、必要総量を見究めて、計画的にしたほうが良いと思います。

そのためにも、政府レベルの調整が急がれるのですが・・・。

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コメント

こんにちは。

私は思い切って「企業は物資」「国民は募金」と分けてもいいと思ってます。
そのほうが安全で効率的なような気がしますね。
こんなことを言って私はまだ何もしていません。
幸い給料も入ったので近いうちに募金しようと思います。

投稿: まさたみ | 2011年3月19日 (土) 11時21分

まさたみ さま、ありがとうございます。

・・・・なるほど、そうすれば、衛生的にも効率的にもよい支援が出来そうですね。

投稿: あらま | 2011年3月19日 (土) 13時18分

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