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無賃乗車に無罪

理解に苦しむ判決

タクシーを無賃乗車した男性 (61) に対して、大阪地裁は31日、無罪を言い渡したようです。

その新聞記事を 引用してみます。

タクシー無賃乗車:男性に無罪判決 「弁解に合理性」 /大阪

タクシーに無賃乗車をしたとして、詐欺罪に問われた大阪市西成区の無職男性(61)に対し、大阪地裁は31日、無罪(求刑・懲役3年)を言い渡した。岩倉広修裁判官は、男性が目的地の自宅まで乗らず、乗車後すぐに財布がないことを運転手に伝えた点などを指摘。「弁解には合理性がある。支払う意思がなかったと言うには合理的な疑いが残る」と判断した。

 男性は昨年6月7日早朝、大阪市中央区心斎橋筋2の路上で、支払う意思も能力もないのにタクシーに乗り、同市浪速区難波中3まで走行させて640円相当の利益を得たとして起訴された。

 検察側は、▽男性が「金ない。家に帰ってもない。相談しよか」と悪びれずに言った▽自宅を捜索したが、自宅までの運賃を払える額はなかった--などと主張。弁護側は「前夜に飲酒して気づくと朝だった」として▽乗車段階では財布があると思っていた。ないと気づいてすぐ申告した▽頼めば借金させてくれる人が自宅近くにいた--などとして無罪を訴えていた。【毎日新聞 2011年2月1日 苅田伸宏】

どこに、弁解の合理性があるでしょうか ?

こんな判決を下したら、無賃乗車に合理的な要素があるとして、マネをする人が出てくるんじゃないでしょうか。

そんなことになったら、法としての秩序はどうなるのでしょうか ?

もし、640円の運賃の損益が運転手の‘落ち度’であるとするのなら、これからは、運転手は客の所持金などを確認してから乗せなければならないことになりませんかねぇ・・・ ?

それとも、タクシーも、他の公共交通機関と同様に、乗車券を買ってから乗るようなシステムにしなければならないのでしょうか ?

でも、途中で行き先を容易に変更できる タクシーという性格上、この判決は合理的でないような気がしますよ。

裁判員裁判ではなかったのでしょうか ?

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コメント

これは・・・モラルハザード

日本はオワッタ

投稿: 佐為 | 2011年2月 1日 (火) 20時54分

佐為さま、ありがとうございます。
いったい、日本の下級審はどうなってしまったのでしょう ?
まだ次がある・・・そんな感じがしてなりません。

投稿: あらま | 2011年2月 1日 (火) 21時50分

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