« カワイイ | トップページ | アバラ骨から生まれた‘女’ »

義士、大石良雄

忠義に尽くす2

明日 14日は、赤穂浪士討ち入りの日ですね。
主君の無念を晴らそうと、家来たちが立ち上がった日です。
今で言えば、パワーハラスメントに対抗したわけですね。

こうした家来の命を懸けた忠義が 赤穂浪士の美談となっているのですが、小生は違った面からも 赤穂浪士は素晴らしいと思うのです。
それは、大石良雄 (内蔵助) の執った 一つの行動です。
それは、万が一、決行を前に情報が漏れ、一人でも捕われたときは、全員が自首して幕府の裁定に従おうと伝えたことです。
この行動が史実なのか、それとも、後日、誰かが書き加えたものなのか分りませんか、そこが大石良雄の素晴らしいところだと思うのですね。
これは、単なる私怨に報いようというものではなく、大儀を果たそうとする大石良雄の心の現われだと思うのです。Photo_4
つまり、敵首を取るのが目的ではなく、あくまでも主君の潔白を幕府や世間に知ってもらうことが目的であったのでしょう。

これが、忠臣蔵が人気の理由で、日本人の心を揺さぶるところでしょう。
つまり、たとえ、家が途絶えたとしても大儀を尽くそうとする武士道ということで、そこのところが賞賛されているのだと思います。

しかし、そうなると、昔から人間社会にはイジメがあったということなんですよね。
つまり、人間の程度は昔から変っていないということで、人間は道徳的に進歩していないということなんでしょうか。
・・・と言うことは、今後も、弱いものイジメが続くということなんでしょうか・・・。

小生は常々思うのですが、命を懸けて、相手側がイジメたことを証明することは、決して良いことではないと思うのです。
よく、自殺をして、自分が虐められていたことを表明する子供がいますが、それは美談ではないですよね。
忠臣蔵が美談なのは、主君の無念を晴らすところにあると思います。
つまり、お世話になった人への報恩の精神 (恩返し)が根底にあるのですね。
自分の無念を晴らすために 自殺の道を選ぶのは、単なる悲劇で 周りの人が悲しむだけだと思いますよ。

ですから、自害する人たちが、必ずしも‘美学’を実践したとは言えないと思います。

こうした問題は難しい・・・・だから物語のネタになるのでしょうね。

|

« カワイイ | トップページ | アバラ骨から生まれた‘女’ »

話題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/131161/50283047

この記事へのトラックバック一覧です: 義士、大石良雄:

« カワイイ | トップページ | アバラ骨から生まれた‘女’ »