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「大和魂」 番外編 - 5

自分が悪い

小生は、いままで何人かの外国人職人さんと一緒に仕事をしてきました。Photo
そこで、日本人と外国人との仕事に対する姿勢の差を感じたのですね。

例えば、道具を使って仕事をしたとき、どうしても上手く行かないことがあります。

そうしたときの日本人の対応は、自分が未熟だと反省するのですね。
そして、なんとかその道具を使いこなそうと努力するわけです。

ところが、外国人の場合は、その道具が悪いと考えるのですね。
そこで、道具の改善を考えるわけです。
そうして、使いやすい道具にして、難しい仕事に再挑戦するのですね。

つまり、仕事が上手く出来ないのは、日本人は自分が悪いと考え、外国人は自分のせいではないと考える傾向があると思うのです。

それは、二つの国民性の違いがあると思います。

一つは、日本人は自己反省する民族ですね。他人やモノのせいにするのは卑怯だという考えが「大和魂」の中にあります。

もう一つは、完全なものを次に渡す。つまり誤魔化さないのが日本人の特色だと思います。
つまり、完全な仕事をして、次の人に渡して迷惑を掛けてはいけない・・・と日本人は思うのですね。
次の人が分らないから、或いは誰も見ていないから・・・と言って、自分の仕事を疎かにしません。
むしろ、見られていないからこそ、シッカリしなければならない・・・と思うわけです。
そういう気持ちが日本人にはありますから、自分が使うために他人が作った道具は、完全なものとして自分に渡っているであろう・・・と思うのです。

しかし、外国人の場合は、道具に対して最初から不信感を抱いているのですね。
もしかしたら、この道具は、前の工程で欠陥があるかもしれない・・・なんて、思っているようです。

ですから、道具を使う仕事が上手く出来ない時は、日本人は自分の未熟を反省するのに対して、外国人は、道具が欠陥だと思うのですね。

こうした心根の違いは、自分がいつも真っ当な仕事をしているのかどうかという違いからよるものだと思います。

つまり、性善説と性悪説の違いでしょうか ?

ただ、なんでも自分に反省することは、外国人から見れば奇異なことで、そうした日本人の心のスキを衝く外国人が多いような気がします。

逆に言えば、日本人はお人よしなんですね。

しかし、最近の日本でも、仕事を自己管理よりも他者による管理に委ねる機会が多くなり、性悪説的になってきていると思います。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
記事の内容とは離れてしまいますが、、、、
今年もあと1日になりました。

今年は にこりんさんの機転で
ブログ上のお友達にお会いでき
沢山のお話もできて
楽しい時間を持てました。

機会があったらまた静岡に
行きたいと思います。

今年1年 ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。

どうぞ良いお年をお迎えください。


投稿: sue | 2010年12月31日 (金) 02時40分

あらま様

今年もいろいろとお世話になりました
良い年をお迎えください

私もがんばります

記事と関係なくてすみません

投稿: 佐為 | 2010年12月31日 (金) 08時16分

sue さま、小生もブログを通して貴女と出会えて嬉しく思います。
また、今年は、実際にお会いすることも出来て、本当によかったです。
虐められて捨てられた猫を飼うことは、なかなか出来ることではないですね。
そうした小動物たちに注ぐ愛情の眼差しに、小生は色々と教えられた思いです。
また、教育者として、さまざまな体験をお持ちで、尊敬しております。
来年も、宜しくお願いします。

投稿: あらま | 2010年12月31日 (金) 17時10分

佐為さま、また一年が過ぎてしまいます。

佐為さまには学ぶことばかりです。
専門的なことになると、小生には分りませんが、ことしも、色々なことを教えていただきました。

日本の政治・経済 ともに混迷が深まり、近隣諸国が不安定になってきているいまこそ、自国に誇りを持つことが大切だと痛感しております。

来年も、宜しくお願いします。

投稿: あらま | 2010年12月31日 (金) 17時17分

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