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太平洋岸自転車道

途切れ途切れ

小生の住む静岡は、北に富士山やアルプス山系、南に深海の駿河湾と太平洋・・・と言った具合に、風光明媚なところです。
そして、そこには、東京と京都を結ぶ、東海道が走っています。
つまり、国道 1号線東名高速道路東海道本線東海道新幹線・・・
という具合に、道路と鉄道、国の交通の大動脈が走っているのですね。

しかし、以前は交通の難所でした。
江戸時代の東海道は、箱根の山大井川・・・というように、地形的、政治的な意図で通りにくかった道だったそうです。

実は、今も通りにくい道なんですね。

昔も今も、東海道は徒歩で歩く人でに賑わっています。
ところが、実際に歩いてみると、自動車や鉄道のようにスムースに通れないのです。
つまり、いまだに歩道が整備されていないのですね。

東海道を歩いた人は分ると思いますが、自動車道はあっても、人や自転車ではそのままでは通り抜けれないところがあるのです。

そこで、1973年に太平洋岸自転車道構想が持ち上がり、東海道の自転車道の整備がされるようになったようです。
構想では、1200キロの自転車道のはずなんですが、実際に供用されているのは僅か 384キロ。
しかも、一本につながっているのではなく、途切れ途切れなんですね。

そのなかで、自転車にとって最大の難所は、静岡市から焼津市に抜ける道。
1979年に大火災があった 東名の日本坂トンネル があるところです。

自転車が静岡市から焼津市に抜けるには、国道 150号線の日本坂トンネルを通りたいところですが、そのトンネルは自動車専用道路。
歩道として、東海道自然歩道は通っていますが、そこは人がハイキングとして通れる、いわば獣道・・・。自転車を担いで歩かなければならないわけです。

Photo_2

Photo

そこで、太平洋岸自転車道の地図を見ると、静岡市の海岸から焼津市の海岸までの間が通れるような感じになっています。
しかし、そこは、大崩海岸という風光明媚なリアス式の海岸で、旧 150号線が通っています。

ところが、この道は、大型車両も通行禁止となったほどの狭い道で、自転車ではとても怖くて通りたくない道です。

実際に、たくさんの自転車マンたちが、大崩海岸を通ろうとして引き返してきます。

それでは、どうすればよいか・・・。
大崩海岸を通りたくない時は、国道一号線の他に道はないのですね。
つまり、大回りして、海岸道から山道のほうに迂回しなければならないのです。
そこで実際に迂回してみると、旧 宇津ノ谷トンネルは、いつの間にか 太平洋岸自転車道になっていました。
つまり、海岸から山に自転車道がワープした形になっています。

Photo_3

ですから、東海道を自転車で東京から京都方面に行く人は、太平洋岸自転車道の地図に頼らないで、最初から国道 1号線やその旧道を通ることを勧めます。

最近出来た、平成の宇津ノ谷トンネルは、歩道も完備されて、楽々と自転車も通れます。

・・・・どうしてこんな記事を書くかって ?
実は、本日も、道に迷った自転車マンに、静岡から焼津に抜ける道を聞かれたからです。

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