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工作機械も抜かれていた

台頭する中国

上海万博から帰ってきた元社長から、お土産 (話) をいただき、現地の様子を伺いました。

今でも 日本から 毎年 20億円の無償援助を受け続けていると言われている中国。
その中国に、遂に、今年、日本が GDP (国内総生産) で抜かれてしまいましたね。
そして、工作機械の分野でも、昨年、日本は 1位の座を中国に明け渡していたようです。

工作機械というと、軍事転用される可能性があるということで、日本は中国に対して強力な輸出規制をしています。

しかし、昨年、小生も中国に行った時、ドイツスイス製の精密工作機械が目に付いたことを覚えています。
さらに、どういうわけか、日本製の中古の精密工作機械も巷に溢れているのですね。

日本が規制をしている間に、他の国が中国に工作機械を輸出していたのです。
そして、その機械を真似て、中国製の工作機械も作られていて、それが世界一の規模になった・・・というのですね。

しかし、中国製の工作機械を買う国なんてあるのでしょうか ?Photo_2
蓋を開ければ、中身がどうなっているのか分らないのが中国製品の特徴です。チョンボが横行している国柄ですからね。
どんなに精巧に真似ても、品質には格段の差があると思いますよ。
工作機械では、なお更です。
見えないところがシッカリしていなければ、マザーマシンの意味がありませんものね。
恐らく、中国製の工作機械は、その品質の程度から、自然と国内向けに限定されていると思っていました。

ところが、他のアジア各国で、中国製の工作機械を採用し始めているというのですから、驚きです。しかも、ホンダまで・・・

それにしても、中国が多軸の数値制御盤 ( NC機 ) を作っているなんて本当でしょうか ?
小生は、中国製の汎用機 (イラスト)でも信用が置けないのに、高速、高回転が必須の NC工作機を作れるとは思えません。

・・・どうやら、日本人技師が関係しているようですね。

その技術を中国人に伝授しようとしているのですね。

もし、中国人が、日本の技術者の技を本当に体得したら、日本の未来はないと覚悟すべきでしょう。

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科学技術」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

日本国内の工作機械でもメーカーや金額によって微妙なところで差がありますよね。
でも結局は実際に使っている人たちの評価を聞いてから購入を考えることになると思います。

今年はJIMTOF(国際工作機械見本市)があって「行きたいな~」とは思っていますがまだ迷っています。

投稿: まさたみ | 2010年9月16日 (木) 11時28分

まさたみ さま、ありがとうございます。
まさたみさまの会社では、機械の導入の際、使用者の意見を取り入れてくれるのでしょうか。
小生が今年の初めまでお世話になった会社では、使用者の意見なんて聞かずに、社長の独断で機器を購入していました。
また、今の会社では、新しい機械を購入する予定なんて全くありません。
ガタがきたら ‘カミソリ’を入れ直す・・・、そうして、修理に修理を重ねています。
少しは現場の意見も取り入れてもらいたい・・・と、願っただけで終わってしまいそうです。

ところで、JIMTOF のウェブサイトを見ました。
中国、韓国、台湾が出てきましたね。
小生も見学したいのですが、今年は招待してくれる会社がありそうもないです。
もし、よろしかったら、連れてってもらえませんか ?

投稿: あらま | 2010年9月16日 (木) 12時01分

私の実家の近くに亜細亜製作所と言う工作機械専門の中規模工場がありました。なんでも豊田に卸しているとか。夏休みで実家に帰っていたのですが、土日もフル回転していたので景気は良いのかと思っていました。

・・・マジでもうODAは必要無いと思います。中国の極貧の人達は、自国内でとっとと融通してもらわないとこっちが困ります。

中国人と言っても体の構造は同じ。脳の構造も同じです。知識とノウハウを預けてしまえばもう日本人と変わりません。

投稿: ある大学生 | 2010年9月16日 (木) 12時46分

ある大学生さま、まいどありがとうございます。
確かに、見た目は同じでも、日本人と中国人とでは 精神構造が全く違うと思います。
仕事をしているうちに、カンとかコツは覚えるでしょう。
しかし、大切なのは精神ですね。
原材料の段階から 絶対に妥協しない。
そして、完璧にしてから次に渡す・・・
そうして集積したのが 日本の工作機械です。
ですから、信頼が置けるのですね。

ところが、見ていなければ何をするのかわからない輩では、たとえ技術が身に付いているにしても、任せられませんね。
そういう環境で ISOで雁字搦 (がんじがら)めにしても、ダメでしょう。
それよりも、職人としての良心・根性を鍛えて信頼の置ける人格にしておけば、たとえ監視がいなくても、キチンと仕事をするはずです。
日本の製品が世界から信頼を得たのは、そうした職人の良心があったからだと自負しています。

投稿: あらま | 2010年9月16日 (木) 15時29分

真に残念なことながら、私の周りにあらま様のおっしゃるような完璧主義の日本人の若者などが存在しません。

論理や証拠に危うい点があっても数でカバーと言う、まさにどっかの国のような話をする人がたくさんいます。また、定義されて方向性が見える議論にしか参加しませんし勝ち馬に乗ります。そして、根本的で基本的な問いに対してはその必要性を感じないと言う事で放置し、個別具体的な事例ばかり持ち出して、自分より権威ある人間がどう言ったと言う事を根拠にし、問題を解決したつもりになります。

正直で勤勉で完璧主義な若者と言うのは、大学に来ない・・・もしくは学校と言う組織に適応しない人間にこそ養われるのかもしれませんね。

投稿: ある大学生 | 2010年9月16日 (木) 21時44分

ある大学生さま、重ねてコメントをありがとうございます。
それには心配に及ばないと思います。
社会に出れば、社員教育をミッチリやりますから。
人前に出せる状態になってから、仕事をさせます。
それまでは、それなりの仕事をさせます。

それは、どの仕事・商売も同じでしょう。
もしくは、マニュアルを徹底させて、それに従わせるだけです。

先輩に嫌になるぐらいに叱られて叱られて成長していきます。
逆に、叱られない人間というのは、見込みがないということです。

とにかく、よき先輩、もしくは指導者、師匠を見つけたらそれに必死にしがみついていくことでしょう。
そうして可愛がってもらって、だんだんと上に登っていくものだと思います。
最初から完璧な人間、一人前の人間なんていませんからね。

夫婦も同じ、二人揃って一人前です。
あつ、拙宅は、二人揃っても半人前かな。

投稿: あらま | 2010年9月16日 (木) 22時04分

再びこんにちは。

>まさたみさまの会社では、機械の導入の際、使用者の意見を取り入れてくれるのでしょうか。

今までの経験では、導入メーカーの希望などは訊かれれば言いますが、会社の上部に行くほど変わってしまう気がします。
それは他の機械との兼ね合い(データ通信の統一化など)もあるので平社員の私はどうすることもできませんが。

しかしどちらかというと当初の導入目的に反するような使い方をすることが多いですね。
今使っている工作機械も本来は「高速高送りで主に形状仕上げ加工をする」ということでホルダーが小さめで軽いものを主軸に付ける機械を導入したそうですが、結局は負荷のかかる荒加工も平気でやっています。
ですから他の機械で使っているプログラムで荒加工するとすぐに主軸過負荷アラームで止まってしまいます。
こういう事情をわかってくれる人はいますが、わからない人は何回言ってもわかってくれないので困ります。

JIMTOF、会社から何も言ってくれないので行くとしたら自費で行くんですよcoldsweats01

投稿: まさたみ | 2010年9月17日 (金) 13時06分

まさたみ さま、重ねてありがとうございます。
仕上げ用マシンに重切削させようとする発想は、まさに「経営学」的ですね。
つまり、アラームが鳴るなら、切り込み量を減らして 回数を増やして荷盤にかかる負担を減らして使えばよい・・・ということなんでしょう。
トラックで喩えれば、4トン車に 10トンの荷物を運ばせ、それがダメなら二回に分けて運ばせれば良い・・・ということなんでしよう。
まったく、シロート的発想ですね。
小生のところの会社でも、そんな使い方をしていますよ。
機械の精度を保つには、その機械の性能に合った使い方をすべきだ・・・と思うのが現場の意見だと思います。
しかし、経営者は‘とりあえず’コストを重視していますから、そんな発想を起こすのでしょうね。
今の社会は、現場のタタキ上げが上がるのではなくて、ガクモンをした人がカンリする時代です。
それが、日本の「空洞化」を産み、促進させたのでしょう。
監督や評論家が多い社会では、選手の肩身が狭くなってしまいますね。

投稿: あらま | 2010年9月17日 (金) 14時15分

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