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日韓、大河ドラマ比較 - 4

目覚しい、技術の進歩

前回までは、日本の歴史ドラマが史実に忠実であるのに対して、韓国の方は史実に囚われないことを述べました。

今回は、技術面を観てみましょう。

いわゆる「韓流ブーム」の火付け役となったのが 2003年に日本でも放送された『冬のソナタ』ですね。
日本の多くの女性たちを虜 (とりこ) にした作品です。
小生もこの連ドラを少し観ましたが、最初の印象は「なんじゃこれは ! !」と落胆しました。
たとえば、光の位置がズレているのですね。しかも、マダラ・・・。
いわゆる「照明」さんの仕事がズサンなのです。

しかも日本では「嫌韓流ブーム」も起こり、韓国が日本の作品を真似ては、「実は、我々の方がオリジナルだ・・・」なんて公然と発表することに、強い嫌悪感を持ちました。

それで、全く 韓国のドラマには興味がなかったのです。
ところが、全 81話の長編ドラマ『チュモン』 (2006年) が面白い・・・なんて情報を聞き、インターネットでも無料で配信すると言うことなので、昨年から観てみたのです。

すると、実に面白いのです。
何よりも、映像が美しいのですね。しかも、光が自然なんです。
あの『冬ソナ』よりも格段に進歩しているのです。

特に俳優の顔が綺麗なんですね。化粧も 日本のようにラメを散りばめたような ケバケバしさがないのです。
それが、日本の女性たちの熱烈な人気を集めている理由だと思います。
つまり、以前の日本人の顔を髣髴させるのですね。そこに郷愁が生まれるのだと思います。

このように、放送技術、製作技術が格段に進歩して、今では スッカリ 日本を追い越していると思うぐらいです。

これは、日本でリストラされた技術者たちが韓国で頑張っているからだ・・・と分析する人もいるようです。

さらに、韓国では「徴兵制度」がありますね。
テレビや映画俳優も例外なく徴兵され、その様子が伝えられています。

小生は、そうした韓国の若者たちの国に対する意識が日本とは違うことが、韓国の躍進の原動力になっているのではないかと思います。

方や日本では、団塊の世代や 小生と同じ年齢の世代の俳優たちが 今もなお 幅を効かせていて、なかなか新鋭たちのチャンスが少ないと思います。

技術面も同じで、日本では古い考え方から脱却しえていない状況が続いていると思います。
ところが、韓国ではエキセントリックな手法が展開され、それに驚かされます。

しかし、そうは言っても、いずれは韓国放送界も、日本のように「お局」さんたちが増えてきてオモシロクなくなるのかもしれません。

しかし、今 現在 を考えると、小生は日本に対して危機感を覚えます。
今後の日本の対応に、大へんな関心を寄せている一人です。

以上で、日本と韓国との大河ドラマの比較を終ります。

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コメント

なんでもとりあえずアイドルと吉本に頼んで金太郎飴のようなクイズバラエティーをやるのをとりあえずやめてみないことには日本のテレビは成長しないような気がします。とりあえずどこか面白そうな感じで場賑わせに雑音振りまいて視聴率を稼ぐにはちょうどいいみたいな。

やはり電通か・・・。あれを何とかしない限りは・・・

投稿: ある大学生 | 2010年9月10日 (金) 23時11分

ある大学生さま、ありがとございます。
テレビが生まれてから、「芸人」と呼ばれる人たちの質が スッカリ 変ってしまったと思います。
いわゆる「ピン芸」、見栄えだけを追及する傾向になってしまったと思います。
もちろん、そうした「芸人」さんたちの表現力には感心することはありますが、そこから「品格」なんてものを見出すことは出来ません。
ですから、テレビを見ない人が増えているのも当然だと思います。
そんな人たちが「俳優」なんてものをやっているのですから、ドラマも薄っぺらなものに感じてしまいます。
また、技術陣も「コンピューター」とそのシステムに頼るばかりで、創造力に欠けています。
つまり、独創的な技術が生まれていないのですね。
何でも CG に頼ってしまう・・・
そんなでは、一時の感心だけで、感動は生まれないと思います。
ところが、韓国のドラマは手作りなんですね。
もちろん、CG なども使いますが、それでは薄いものだ・・・ということに気が付いたのか、苦労して作っているのです。
その感動が視聴者にも伝わって来るのですね。
ですから、やはり、何の商売でもそうですが、スマートにクールにやろう・・・なんてものは、廃 (すた) れてしまうと思います。
日本のアニメが世界的に感動を与えたのは、手作りだったからだと思います。
今では機械的になりました。
その途端に、面白くなくなってしまいました。
そうしたことも含めて、日本は考え直す時期に来ていると思います。

投稿: あらま | 2010年9月11日 (土) 06時14分

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