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日韓、大河ドラマ比較 - 2

作られた歴史観 - 1

前回では、日本の歴史が史実を重視していることに触れました。

しかし、それは、戦後になってからで、戦前の日本の歴史観は、学者らによって作られたものなんだそうですよ。Photo_2

それが、いわゆる「皇国史観」です。

これは、天皇家が神とつながっていると言う史観です。

その考え方の発生源は宮廷のようですが、一連の国学者らの学統によって大成したようです。(右図は、代表的な国学者のひとり、本居宣長の自画像)

なぜそんな創作をしたかというと、日本では内乱が続き、例えば応仁の乱 (下図) のように何年にも亘 (わた) り京都が焼き尽くされ、歴史的資料が焼失してしまった時代があったのですね。

Photo

そこで、失われた部分を補完することになり、国学者らが勝手に想像する余地が生まれたようです。

こうして、皇統を神話の世界とつなげることによって、中国の長い歴史と対抗したわけですね。

それで、日本人の一族、つまり大和民族は、神を根源とした一統であるとして、結束力・自信を深めていくのです。

ところが、それが過信となり、神風神話となり、戦争に負けてスッカリ自信を失ってしまいました。

そこで、最近では、明治維新の頃の活き活きとした日本人の姿を再現させて自信を取り戻してもらおうという動きがあるようですね。

その一つが、NHK で放送している司馬遼太郎の『坂の上の雲』です。

日本人が忘れかけている‘青雲の志’を持ってもらおう・・・と言うことなんでしょうか。

しかし、せっかくのNHKの大作なんですが、見ていてツマラナイのです。

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