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終戦の日

65回目

本日の朝刊の第一面を見ると、その片隅に『政府広報』が掲載されていました。
そこには、こんなふうに記されていました。
本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です。
本日 ( 8月 15日 ) 、日本武道館に政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われます。
国民の皆さま、戦没者に対し、それぞれの職場やご家庭などで正午から 1分間の黙とうをお願いします。

その終戦の日。今上陛下が、皇太子時代の昭和 56年に、宮内庁の定例記者会見の席で、「日本人が忘れてはならない4つの日」と仰せられた中の一つです。

昭和 20年のこの日も、本日のような猛暑だったようですね。Photo_2
そして、この日を境に、日本はガラリと方向転換をしたそうです。
もう、絶対に戦争はしないという憲法まで定めました。

しかし、日本の一方的な不戦宣言にも拘らず、周囲の国は臨戦態勢を崩していません。

ロシアは、北方領土を占拠して、毎年、たくさんの日本人漁師に向けて銃撃をしています。
北朝鮮は、たくさんの日本人を拉致したままです。
韓国は、日本の島根県の竹島に自国の軍隊を常駐させています。
中国は、今も、20億円もの日本からの無償援助を基に、日本の都市を狙うミサイルを配備し、軍隊を増強させて、東シナ海で日本を挑発しています。
アメリカは、日本各地に米軍基地を置いています。

それに対して、日本は、防衛省を設置して、自衛隊法日米安全保障条約の枠組みの中で、微妙な軍事バランスを取っているわけですね。

つまり、日本の不戦宣言を周辺国が認めているのではなくて、日本が辛うじて、その場をしのいでいるのが現状です。
丸腰の自衛隊員が命を張って、日本を守ってくれているのです。
そして、毎年、多くの 殉職者 が出でいます。
小生は、その 殉職者戦死者 と呼んでもいいと思っています。

このように、昭和 20年 8月 15日以降、日本は戦争をしていないと思いがちですが、相手国の攻撃から、毎年、たくさんの国民や自衛隊員が亡くなっていることを知るべきでしょう。

日本は戦後
・・・と言う人もいますが、最近は、日本は戦前であると言う人も増えて来たような気がします。

もうお互いに戦争はしませんよね・・・という平和条約なんですが、日本はロシアや北朝鮮とは結んでいないのですね。

中国とは平和条約を結んではいますが、約束なんて平気で破る国ですから、安心していられません。

そうして、日本の借金の拡大。周辺国の軍備増強。世界的な経済不安。エネルギー問題。
確かに、先の戦いの前夜ような条件が揃って来たように思います。

戦争の悲惨さは、誰もが知るところです。
戦争をしないためには、何が大切なのか・・・、本日は静かに考えたいと思います。

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コメント

例えてみるとすると現在の円高は1929年の昭和恐慌から一人だけ金本位制復活を続けてしまった浜口内閣でしょう。

きな臭い香りは1922年・・・つまりソ連が(曲がりなりにも)安定期に入り、外国に目を向け始めてからさらに強くなりました。ソ連とポーランドは前年戦争してるんですけども、それに負けてからソ連は武力より情報の操作と組織力で浸透を謀るようになりました。まあそのせいで1925年の治安維持法制定になるんですけども・・・。

これから独り負けが続きすぎるとヒトラーみたいなのが出てこないか心配ですね。最近は英雄志向が強いですからね。何かできると言って当選し、できなかったら叩く。じゃあできる人だったらどうなるんだろう?とちょっと寒気がします。ヒトラーも、最初は失業者救済と祖国の復興を目玉に挙げて選挙を戦っていたんですからね。国家社会主義ドイツ労働者党ですから。彼の国民車計画、アウトバーン建造計画、国営エンジン、トラクター(後に戦車)工場などは大いに成功しました。その先にあったのがあの戦争だったわけですから・・・。

ミズーリ号での調印は実は「休戦協定」です。戦争の終戦は8月15日とか9月2日とか言われていますが、実際はサンフランシスコ講和条約発効の1952年4月28日なのですよ・・・。
日本は8月14日深夜にポツダム受諾を宣言して戦闘行為停止を命令しましたがね。協定を結ぶまでは戦争は続くとばかりに侵攻を続けたのがソ連です。ソ連が北方領土の占領を完了したのは9月5日。何と休戦協定締結後です。8月15日で終戦だと思い込んでる日本人のなんとのんきな事か・・・まぁ今までそれで通ってきたから何をかいわんやですけどね。

投稿: ある大学生 | 2010年8月15日 (日) 16時59分

ある大学生さま、ありがとうございます。
『・・・これで終った・・・』と、多くの日本人が感じた日が、本日 15日だったと聞いています。
しかし、中には未だに戦争が終っていない人もいるかもしれません。
また、戦争の総括が日本人の間で出来ていない今は、本当に戦争が終ったと言い切れないという人もいます。
それに、拉致被害者を取り戻せない日本は、戦わずして負ける情けない国家と言えるのかもしれません。
ビデオショップに行くと、めぐみさんのビデオが無料で借りられますね。
日本は、どうなって行くのでしょうか ?
でも、戦争当時と比べれば、日本は夢の国だと思います。

投稿: あらま | 2010年8月15日 (日) 18時28分

こんにちは。

確かに「戦後」と言っているのは日本だけみたいですね。
市民レベルでは「平和への誓い」が盛んに行われますが、それに対して国は「何かやったの?」って言えるくらい大したことしてないと思います。

本当に原子爆弾をゼロにする気があるの?
本当に戦争をなくそうとしているの?
本当に拉致被害者を取り返そうとしているの?

こんな垂れ幕を国会の正門に掛けたいですねえ。

投稿: まさたみ | 2010年8月15日 (日) 21時41分

まさたみさま、ありがとうございます。
我々の年代以下の人たちは、日本の周辺で戦争は起きても、間違っても日本国内で戦禍に遭うことはない・・・と、信じている人が多いと思います。
日本は「不戦の誓い」を立てたので、周辺国もそれを理解しているから、絶対に攻めて来ない・・・なんて。
しかし、その確信に似た自信は、世界を歩けば単なる妄想に過ぎないことがわかりますね。
戦争をするかしないかは、日本が決めるのではなくて相手国が決めることなんですから・・・。
今、日本の都市を狙っているミサイルを持っている国は、ロシア、中国、北朝鮮だけではないのです。
なんと、同盟国のアメリカでさえ、日本を照準に入れているのです。
それが「国防」なんですね。
そうした微妙なバランスによって、軍事衝突から免れていると言われています。
(BS放送の日高レポートによる)

投稿: あらま | 2010年8月16日 (月) 07時48分

毎回拝見しております。

終戦の日前後のメデアにはうんざりで、新聞もテレビも観ないことにしております。
もう65年前に終ったのです。敗戦国になっても、けりはついております。

講和条約も履行し賠償も払っており、今さら他国に謝罪することはありません。
首相談話など腹立たしい限りです。
賠償は第一次戦の天文学的賠償に懲りて連合国側は請求しておりません。
それにも関わらず植民地であった国々に莫大な経済援助してきました。

講和をしてない国はロシヤですが北方領土を返還しなければ話し合いはできません。
北朝鮮は朝鮮半島全土を含む日韓基本条約でけりがついております。

先人の政治家のご努力によって解決しているのです。先人の功績をないがしろにしてはなりません。

小生、昭和20年8月15日は茨城県筑波山麓の部隊で迎えました。
50キロ満たない華奢な身体で兵隊には執られないと思っておりましたが、20歳徴兵が19歳になり、病気の者、身体障害者以外は徴兵合格になり入隊しました。

重労働で発熱してしまい結核の疑いがありということで、レントゲン検査まで医務室入りとなり、仮医務室の農家の蚕部屋へ数人の患者(兵隊)とともに療養することになりました。

数日後8月15日を迎え村人とともに玉音放送を拝聴し、皆、敗戦の憤りと将来の不安を口にしました。17日新兵は足手まといということで除隊させられ早い復員でした。

お蔭様で結核の症状もなく華奢な身体で80歳代まで生き延びさせても貰っております。
お粗末な終戦体験でした。

投稿: 藤 | 2010年8月16日 (月) 12時02分

藤さま、お久しぶりです。
暑い日が続きますが、お変わりございませんか。
さて、玉音放送を流すにあたって、一部の軍部は大反対。
陛下や皇太子を拉致し殺害しようとする動きさえもあったそうですね。
亡父は航空隊の予備兵でしたが、結核で外されてしまったことがありました。
お陰で、小生がこの世に存在しているわけです。
逆にいえば、「あの人」が生きていれば、もしかして今、存在している命があるかもしれないのですね。
そうして考えて見ますと、英霊の無念さは、系列の無念でもあることを、改めて知るわけです。
それにしても、韓国は勝手ですね。
日本軍によって文化が破壊されたと言いますが、半島の内乱で破壊された遺跡を守ったのは日本軍でした。
しかも、韓国の鉄道や道路、上下水道などのインフラを整えたのも日本でした。
更に、戦後、韓国政府は全てを代表して日本から戦後補償金を受け取りました。その中には、藤さまが仰るように、北朝鮮の分や国民の個人補償金も含まれているのですね。
つまり、当時の韓国政府高官らが、パクッてしまったわけです。
仕方なく韓国民は、日本を相手に個人補償の裁判を起こしている始末です。
北朝鮮はそんな事情なんて知らないのですから、日本人を誘拐して身代金を稼いでいる始末です。
そうした韓国政府の対応には呆れてしまうのですが、それに謝罪をし続ける日本政府にも呆れてしまいますね。

投稿: あらま | 2010年8月16日 (月) 14時20分

NHKが日韓若者対談などと言って日本のこれからの番組を組んでおりました。朝鮮で日本は酷い事をしたと言う前提の上で話が進むので何も解決にはならず、逆に日本がどう言う事をしたのかしっかり検証しようと言った出席者に対して、「お前には歴史を語る資格は無い」などと言う解説者さえいまして、まったくカオスでした。見て甚だ胸糞悪くなりました。もう見てやるもんかとも思いました。

まあそんな事はどうでもいいのですが、私は二人の爺から朝鮮、満州、マレー半島及び特攻隊の生の話を聞いた上で、まだまだ話の俎上に乗っていない日本から朝鮮半島、満州への投資があり、日韓基本条約で日本はそれら朝鮮半島資産への請求権も放棄した事を考えれば、個人補償などできるはずがないと考えているのですが・・・。こんな私にも歴史を語る資格は無いのでしょうか。

投稿: ある大学生 | 2010年8月16日 (月) 15時47分

まさたみ様へ。

原子爆弾をゼロにしようだなんて不可能の極みです。なぜなら、ゼロになったら困るからです。
核兵器を作る技術と原子力発電所の燃料を作る技術は根本技術の点で同じです。そのため、これから原子力に依存しようとしている日本、フランス、中国やインド、ベトナム、韓国、中東の今まで石油で食べてきた諸国が原子力発電所計画を諦めない限り、核兵器廃絶はあり得ません。
フランスなんかもう電力の8割を原子力に依存しているため、これからの政策転換などどうやってもできません。やるとなれば原子力産業で働いている人々の失業対策、建てた原子炉の投資回収、原子炉研究にかけた国家予算の負債・・・そのようなものを背負ってまで政策転換するなどフランス国民が許しません。

そもそも、核を濃縮する技術と言うのは、遠心分離と言って、デカいケースに掘ったウランを入れてぶん回して、使えるウランと使えないウランに分けると言うものです。ですから、もし世界中の濃縮機械を全て廃棄したとしても、すぐに(資金と場所さえあれば)誰でも作れる装置なのです。

核兵器を無くしたとしても、核兵器を作る技術とノウハウは人々とその国に受け継がれます。つまり、核を今持っている国は、たとえ全ての核兵器を無くしたとしても、いつでも再び核を作れる状況が続くのです。

誰も核兵器を持っていないと言う事は、誰でも核兵器を作れる状況であることを御承知ください。そして、その核兵器製造をけん制できる力も、核兵器でしかありえないことを御理解下さい。

投稿: ある大学生 | 2010年8月16日 (月) 16時05分

ある大学生さま、重ねてありがとうございます。
さて、田母神論文にも記されているように、日本は、欧米がアジアを植民地にしたのとは違って、強いアジアを作るのが目的で統制したわけですね。
インフラを整えたり、教育も徹底させました。
ダムなどの治水事業は、戦後も続いています。
そうして、大戦後のアジアは、欧米から独立することが出来たわけですね。
それに対して、実際に日本に感謝を述べているアジアの国々もあるのです。
そうした面も、公表すべきでしょう。
それから、まさたみさまは諸事情をご存知の上で「それでも、政府は本気か ! ? 」と、問うておられるのだと思います。
「出来もしないことを、安易に約束するな ! ! 」と、小生も思っています。

投稿: あらま | 2010年8月17日 (火) 00時33分

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