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自然の生産調整

茶の凍霜害

今年 3月 20日の冷え込みで、静岡県の広い範囲で新茶の 茶葉 凍霜害 に遭ったと、地元のマスコミが報じています。
その被害の様子を、知事や国会議員らが視察して、支援策に乗り出す構えを見せています。
こうした品薄感の影響で、茶の市場取引は高値で推移しているようです。

しかし、被害に遭ったのは主に早生の品種で、最近のペットボトル茶の人気で、煎茶の需要は減り、昨年度のお茶が冷蔵倉庫に余っていたようなので、通常の新茶のシーズンといわれる八十八夜には、十分な量の新茶が確保されているようですね。

そういうわけで、今回の茶の凍霜害は、自然の生産調整になった形です。

ただ、下のグラフが示すように、茶葉の取引量が減っているのに、在庫が残るというで、静岡茶業界の苦悩はまだまだ続いているようです。

そこで、川勝知事は、こんな発言をしたようですね。 【以下、引用】 

川勝知事:「何であんなもの飾る!」

空港内ペットボトル茶広告に不満あらわ 

◇伊藤園「発言の真意分からない」

 川勝平太知事が26日、静岡空港内にあるペットボトル茶の広告について「何であんなものを飾るのか。煎茶(せんちゃ)の文化だからボトルは困る」 と、あげつらう一幕があった。

 静岡茶を「空の玄関」でもっと売り込むべきだ、との熱意のあらわれとみられるが、広告を出している大手飲料メーカー「伊藤園」は「やめろというな ら掲示をやめるが、広告料は払っている。知事の発言の真意が分からない」と話している。

 知事の発言は、自民党県連の幹部らが新茶の凍霜害への対応を求めて訪問した際、飛び出した。面会は報道公開され、川勝知事は、空港ビル内の同社広 告について「静岡のお茶か、と思ったら、東京(の企業)だ」とも述べ、不満をあらわにした。同社などによると、この広告はペットボトル茶を茶畑をあしらっ てPRしている。

 同社広報部は「広告のデザインは空港会社とも相談し、静岡の茶畑もイメージした。静岡茶も商品に入っており、県内の契約農家の支援にも力を入れて いる」と説明している。【竹地広憲  毎日新聞 4月 27日 地方版 引用終わり】

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コメント

一時ペットボトルはジュースなどが席巻していましたが、現在はお茶系統がだいぶ多くなってきたと思います。
ペットボトルお茶は従来のお茶の市場を奪ったのではなく、ジュースの市場を奪ったのではないでしょうか?
お茶業界としては全体として喜ぶべきだと思いますが?

投稿: 佐為 | 2010年4月28日 (水) 06時16分

湯を沸かしてお茶を入れることが我が家もなくなりました。
ペットボトルのお茶ばかり飲んでますね・・・。

投稿: しーな | 2010年4月29日 (木) 02時47分

佐為さま、ありがとうございます。
情報もとの確認は取れていませんが、日本のお茶 (リーフ茶) の 1/4 がペットボトル茶に使用されているということですが、実際は中国産の安価な茶葉が利用されているそうですね。
やはり、日本産の高価なものは大量生産には不向きなようです。
ところで、「お茶する」とか「喫茶」という言葉があるように、お茶には独特の文化があるようです。
「茶道」も、単なる作法ではなくて「もてなし」という深い意味があるとか・・・。
ですから、何時でも何処でも手軽に飲めるソフトドリンクみたいではお茶ではない・・・というのが文化人のご意見なんだそうです。
小生も、初めてお茶の缶が、自動販売のジュースとともに並んだ時は、違和感を覚えました。
当時は、お茶は金を出して飲むものではなくて、「出して戴く」という感覚でしたからね。
ましてや、水のペットボトルが出たときは、その高価に驚いてしまったものでした。
そういえば、新幹線に初めて乗ったとき、景色が飛ぶのには驚くと同時に、ゆっくりと景色を楽しめないのは残念だとも思いました。
現代はスピード時代。「手軽」が第一用件になってしまたっようです。それはそれでいいかもしれませんが、ゆったりと時間を楽しむゆとりがなくなっていくのは、残念に思うことがあります。 

投稿: あらま | 2010年4月29日 (木) 09時50分

しーな さま、ありがとうございます。
最近は、水もペットボトルのものを飲む時代です。
手軽で便利ですね。
ところで、お茶所の静岡に住む小生は、ペットボトルのお茶は薄くて飲めません。
そこで、ペットボトルに煎じたお茶を入れて、それを飲んでいますよ。

投稿: あらま | 2010年4月29日 (木) 09時54分

あらま様。
私なんかお茶と言ったら自販機かコンビニで買うものです。お茶っ葉と言うものがある事は知っていても、出し方を知りません。スーパーに売っているパック入りのお茶さえも手が出ません。

面倒になっているのかもしれませんね。バイトして稼げば良いだろうとぐずぐず言いつつ。真面目に生きなきゃなとは思います。どうもバカを見ているような気がしますが。

投稿: ある大学生 | 2010年4月29日 (木) 18時45分

ある大学生さま、コメントをありがとうございます。
小生の父親の時代は、お茶 (煎茶) というものは、女性が出すものと決まっていました。
つまり、旦那さんがちゃぶ台の前に座るだけで、自動的に奥さんが檀那さん専用の湯飲み茶碗にお茶を入れてちゃぶ台の上に置きました。
また、お客さんが来れば、奥さんが客用の湯飲み茶碗にお茶を入れてお客さんに差し出しました。
また、会社に到着すれば、女性の事務員さんがそれぞれの机の上にお茶を出してくれたものでした。
ですから、男児がお茶を入れることはなく、女性に出して戴くものでした。
今、そんなことを会社の女性に要求すれば、訴えられてしまうご時世です。
今は、コインを入れれば、缶やペットボトルの中に入ったお茶が出てきます。
それが当たり前の世の中です。
会議でも、以前は湯飲み茶碗のお茶が出されてましたが、今ではペットボトルのお茶が前にあります。
もし、万が一、湯飲み茶碗のお茶が出されていたら、それは誰が出したのか、追求されてしまうからです。
これが、日本の文化なんでしょうか ?

投稿: あらま | 2010年4月29日 (木) 21時44分

追伸。自分が好きなペットボトル茶「綾鷹」は、緑茶茶葉国産100%なんだそうで。京都宇治らしいんですが、そんなのもあるんだと思います。

投稿: ある大学生 | 2010年5月 5日 (水) 18時49分

ある大学生さま、いつも情報をありがとうございます。
「綾鷹 (あやたか) 」をネットで見ました。
http://ayataka.jp/
コカコーラで出しているのですね。
最寄のスーパーでは売っていませんでしたが、イオンにありました。
確かに、美味しいですね。
ペットボトル茶も捨てたものではないですね。

投稿: あらま | 2010年5月 6日 (木) 22時22分

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