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転造

うまくいかない・・・

お彼岸です。Photo
ことしは、花の咲くのが早いので、いろいろな花が楽しめます。
拙宅の庭に、菜の花が咲き続けているので、それを撮ってみました。

さて、小生の新たな職場は、部品工場です。
いままでのように完成品を製造する会社ではないので、 が勝負です。

この工場の設備のひとつに、「転造盤」という機械があります。
これは、ネジなどを量産する機械で、小生はその機械の「ダイス」と呼ばれる型を作っています。

小生にとって「転造盤」という機械は、初めて取り扱うものなんですが、それがなかなか上手く行かないのです。

単純な形のものならアジアで作らせるのですが、ここで要求される条件は、形状といい、寸法といい、極めて厳しいものです。
さらに、材質が硬いので、量産するに、その形状の維持に問題があります。

前職の担当者は、そうした難問をクリアしてきたようですが、小生のような初心者は頭を抱えてしまいます。
なにかコツがあるのでしょうが、分りません。
前職のメモでも残っていれば、それがヒントになるかもしれないのですが、何も残っていないのですね。

そこで、知人を頼りに、実際にスキー板のネジを製造している会社に行って「転造盤」の見学をさせていただきました。
そこでは、その機械に携わって 30年にもなるオバチャン工員さんたちが活躍していました。
その仕事振りを見せていただき、カルチャー・ショックを覚えました。

まず、そのオバチャン工員さんたちの技能の高さには驚きました。
まさに不可能を可能にしているのですね。

それを詳細に説明するのは極めて困難です。
簡単に言えば、熟練の技、つまり「ゴッド・ハンド」でなんですね。

この「転造盤」のように、原理が簡単なものほど、実は職人の カン と コツ が要求されるものだと思います。

そして、日本の産業は、そうしたオバチャン・パワーに支えられていると、つくづく思いました。

今、ベトナムの女性の器用さが話題になっているようですが、日本のオバチャンたちには足元にも及ばないと思います。

とりあえず、彼女たちの仕事の様子を見せてもらい、だいたい分りましたが、それには訓練が必要です。
この歳になって、新たな挑戦には苦痛が伴いますが、なんとかオバチャンたちには負けないように頑張りたいと思います。

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コメント

あらま様
チャレンジ!チャレンジ!
お互い老骨に鞭うって頑張ろう
金とか名誉ではない、己の誇りというか、もっと根源的な存在感のために

投稿: 佐為 | 2010年3月20日 (土) 23時39分

佐為さま、応援をありがとうございます。
塑性加工は得意な分野なんですが、簡単に見えても、実際にやってみると難しいものなんですね。

投稿: あらま | 2010年3月21日 (日) 09時27分

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