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ISO -3

いらっしゃいませぇ~

Photo お笑い芸人の 柳原 可奈子 さんのお得意は、ギャル や デパート嬢 の物まね。
特に、おかしな敬語を使う 店員さん の物まね には、抱腹絶倒です。

このおかしな敬語、つまり 「ファミレス敬語」とか「コンビニ敬語」とか言われる「マニュアル敬語」を出現させたのが、今、話題にしている ISO です。

前回は、‘’を対象とした ISO を記しましたが、今回から、‘’を対象にした ISO に移り変わったことについて記してみたいと思います。

’を規格化した ISO は、1946年 10月 14日に決議されたといわれていますが、その後、世界的な規模で品質向上の要請が高まり品質の規格化が検討されるようになったそうです。
そこで、‘’を規格化したハシリといわれる ISO 9000 シリーズ が発足したのは、‘’の規格化から 41年が経過した 1987年 3月からのことなんだそうです。

この ISO 9000シリーズを誕生させたのは、イギリスのサッチャー元首相だと言われています。
当時のイギリスの産業は、18世紀に産業革命を成し遂げた国とは信じられないようなぐらいに衰退していたそうです。
そんなとき、日本を訪問したサッチャーさんは、日本式の品質管理を見学してそれに驚き、是非、自国にもそうしたシステムを取り入れようとして作られたのが、この ISO 9000シリーズだというのですね。

とにかく、職場の定着率が悪かったので、新人の教育がネックだったそうです。
そこで、仕事を マニュアル化 して、新人でも即戦力として働けるシステムを作ろうとしたわけですね。
つまり、サービス仕事の手順システムとして捉え それを標準化すれば、とごでも同じようなサービスを提供でき、仕事をさせれるだろうと考えたわけです。

日本のコンビニとかファミレスでは、何処に行っても同じような高い品質のサービスが受けられますが、これを実現させたのが ISO 9000シリーズということなんでしょうね。
それが、いわゆる「マニュアル敬語」を誕生させてしまったのです。

こうして、あらゆる産業、あらゆる仕事がシステムとしてまとめられ、標準化されたわけです。
さらに、技術が急速に発達し、その結果、経験がなくても高度な仕事が出来るようになり、高給な技能者が不要になっていきました。

たとえば、大型自動車 ( バス・トラック ) などの操作も、誰にでも出来るようになったので、プロドライバーを養成する必要がなくなりました。

また、難しかった金属加工も、コンピューターと加工機械とが合体したので、誰でも簡単にできるようになりました。 (ただし、ここで問題が残ってしまったのですが、それについては後日、記します )

それから、パソコンの普及により、誰でも高度な事務処理ができるようになりました。

このような、標準化された仕事は海外でもできるので、日本の経営者らが 海外の安い労働力を求めた結果、日本の産業技術の空洞化が起きてしまったのです。

今では、墓石から仏壇、着物に至るまで、日本の加工産業のほとんどがアジアなどの海外で行われています。

また、おとなりの大陸や半島では、そのシステムをパクるので、高品質の模倣品 ( 海賊版 ) が スグ できてしまう始末です。

皮肉にも 日本の ISO は、日本よりも 中国や韓国、東南アジアの産業の発達に寄与してしまったのです。

次回は、環境の世紀といわれる 21世紀の要請に応えた ISO 14000シリーズについて触れてみます。

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