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ISO -2

ISO とは

ISO」とは、「国際標準化機構」(International Organization for Standardization)のシンボル名称である。
ISOは、「等しい」というギリシャ語「isos」から採ったもの)

・・・なんて、熊本県のホームページでは記されいます。
専門家ならこの説明でうなずけるかもしれませんが、これだけを読んで、一般の人が ISO を理解できるでしょうか ?

そこで、宇宙船を例にとって、ISO とは何か、考えて見たいと思います。

1975年、ソ連のソユーズとアメリカのアポロがドッキングし両国の飛行士が交流するという事件 ? が起こりました。 ( 写真 )Photo_2

当時、地上では、米ソが冷戦時代。互いににらみ合っていました。
でも、宇宙では仲良くしようということで、上空で結ばれたわけです。

しかし、そこに至るまで問題がなかったわけではありません。
その「問題」は 米国側 で起こりました。

当時から、ソ連の尺貫法は、メートル法を使っていました。
ですから、長さの単位は メートル。重さは グラムで表していたわけです。

ところが、アメリカは ヤード・ポンド法と言われるように、今も、長さは インチ。重さはポンドを使っています。プロレスラーの体重も、「パウンド」 ですね。
また、自動車のスピードメーターの単位は マイルです。

ですから、日本人がアメリカ車で、気持ちよく 60Km/h だと思って車を運転していたら、実は 時速 60マイルつまり、時速 97Km ということで、スピード違反で ‘御用’となることも珍しくなかったそうです。

ところで、第二次世界大戦で日本を襲った B 29爆撃機も、インチという寸法で作られていたのです。

ところが、宇宙に関しては 寸法を世界基準に統一にしようということで、メートル法を採用したので、アメリカもそれに従ったわけです。

しかし、アメリカの工具は総て インチ寸法なので、いちいちメートル法に換算して工作しなければならないわけです。

そういうこともあって、宇宙開発に関しては、当初、アメリカはソ連に遅れをとったということのようですね。

国際標準規格、つまり ISO では、メートル法ヤード・ポンド法との換算の規格が出来ていたので、無事に、ソ連のソユーズとアメリカのアポロ宇宙船とが仲良く ランデブー ができて、晴れて ドッキング できたわけです。

そういうわけで、小生が青春時代は、彼女と並んで歩くことを ランデブー といい、そして、彼女と・・・・・
・・・もう、これ以上は申せません。

Photo 現在、各国の協力の下、国際宇宙ステーションが建造されていますが、これも、ISO のお陰です。

つまり、国際化の今、ISO は必要不可欠なんですね。

次回は、「システムとしての ISO」を考えてみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参考、「ネジのお話

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コメント

当地アメリカはもう20年以上も前からメートル法を取り入れる事に法律で決まっているのです。あ~それなのに、それなのに、頑固な一般市民が拒絶反応を示すので未だにインチ、だマイルだとやってます。 でも学校では子供たちはメートル法と両方習います。工具もインチとメートルと両方売っています。 ですから日本製の車を持っている人は、自宅で修理する時はメートル法の工具をそろえるわけ。 
私の車はアメリカ車ですが、スピード計にマイルとメートルが上下に示してありますが、 道路標示がまだマイルですからね。 あれを変えれば良いのです。部屋の温度計も両方です。最も交通規則も世界と逆ですから。後進国アメリカです。

投稿: 一滴 | 2010年2月15日 (月) 00時59分

(^-^;ふむふむ・・なるほど・・・。
難しいですがなんとか読んでます。

投稿: しーな | 2010年2月15日 (月) 01時19分

一滴 さま、ありがとうございます。
そうそう、アメリカは「温度」も 華氏 ですね。
さらに、イギリスとアメリカの「インチ」も微妙に違う。お互いに、自己主張が強くて譲らない国です。
また、ドイツにも独特の規格があって、タイヤのサイズや、ダッシュボードのサイズなども、ドイツの規格が「主張」し続けています。
つまり、自動車やバイクのサイズは、今でも部品によって、多国の規格が「主張」し続けているわけです。
自転車に至ると、さらにフランスが「主張」していますから、市販の工具だけでは、自転車を修理できません。
そういうわけで、実際に ISO が実現しているのは、宇宙空間だけで、いまだに地上では統一されていません。
決して、アメリカだけが頑固ではないようですよ。
ただ、幸いなことに「時間」だけは、なんとか世界統一されているようです。
ですから、一滴様も小生も、同じように時を刻んでいるようです。

投稿: あらま | 2010年2月15日 (月) 03時25分

しーな さま、ありがとうございます。
しーな さまが住んでいる沖縄では、日本に復帰するまでは、アメリカに倣って ヤード・ポンド法だったそうですね。
今でもその名残があるのでしょうか。

投稿: あらま | 2010年2月15日 (月) 03時28分

はい、あるんですよね。
紙パックの飲料水は1000mlや500mlではなくて
946mlと473mlになっています。
ずっとここにいる人は気が付いていないと思います。
ペットボトルはちゃんと1ℓと500mlなんです。
あと、ハーフガロンのアイスクリームがあります。
coldsweats01食べ物関係しかわかりませんがsweat01
他にもあるんでしょう・・・かね?

投稿: しーな | 2010年2月16日 (火) 06時05分

しーな さま、貴重な情報をありがとうございます。
つまり、ガロン缶ですね。
本土では、一斗缶なんてものがあります。
そういう目で、品物を見直すと、楽しいですね。

投稿: あらま | 2010年2月16日 (火) 06時48分

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