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ISO -10

ボブ・デービットソン

小生のような工員にとって ISO とは絶対的存在です。
つまり、ISO で定められている国際規格の寸法を追って毎日の仕事をしているのです。
ですから、ISO という‘神’を超えてはならないのです。もし、その‘神’を超えて削り過ぎてしまったら、その製品は‘オシャカ’さんになってしまうからです。

同様に、ISO で定められた 国際基準 ? のマニュアルに従うことも、我々工員のお仕事です。

例えば、鉄に穴を開けるために ドリル という工具を使っていると、次第に切れが悪くなってゆきます。そこで、歯を研ぐわけですが、それを研ぐことにも マニュアルがあります。そのマニュアルに従って ISO 仕様の自動研磨機にセットすれば、素人でも正確に研げます。
その代わり、その研磨機でドリルを研ぐと、どんなに速くても 3分は掛かります。
でも、小生が グラインダーで研げば、数秒です。
ところが、それでは ダメ です。新人でも ベテランでも ISO の手順に従うことに‘意義’があるのです。

同様に、旋盤で使う 成型バイト という工具を研ぐにも ISO による手順が示されています。
そのマニュアルに沿って ゲージを合わせながら成型すると、およそ 10分ぐらい掛かるとします。
同様なものが新人さんがやると 1時間以上も掛かることがあります。
でも、小生がマニュアルを無視して カン と コツ で研ぐと、数分で研げます。
でもでも、ヤッパリそれでは ダメ なんです。
ちゃんと ISO の手順に従って研がなければ、ISO の認証工場とは言えないのです。

ところで、ボブ・デービットソン ( 写真 右 ) というアメリカ人をご存知でしょうか。Photo_2
彼は、アメリカのメジャーリーグの審判です。
彼が日本人に知れ渡ったのは、2006年の WBC (ワールド・ベースボール・クラッシック ) で、アメリカ有利のジャッジをしてからです。
写真のように 王監督が抗議しても 聞き入れられません。
結局、彼は正しいのです。
それが ルール なんですね。

あの WBC という 国際試合は、主催者の決めた ルール によって運営されているのですから仕方がないのですね。
そのルールのお陰で、昨年、日本は 二連覇したのです。

小生は、ここで 悪法は無法に勝る・・・ことを言っているのではありません。
善悪に関係なく、「ルールがあるから仕事が出来る」といいたいのです。

経済圏とはルールが及んでいるところという意味もあるのです。

人間のルールに従うとは、そういう意味で、絶対に必要なことなんですね。

以上は、小生の主観的経験則です。

次回は、日本の ISO のマネジメントシステムは、本当に 国際基準なのかを考えてみます。

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コメント

>そのルールのお陰で、昨年、日本は 二連覇したのです。

笑いました
韓国は笑えないでしょう
おっと、アメリカも

投稿: 佐為 | 2010年2月21日 (日) 08時14分

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