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父の遺品 -2

損切り名人

亡父の思い出をもう少し記してみたいと思います。

亡父は、仕事を愛していたようでした。特に、『品質管理』を こよなく愛していたようでした。

さて、父の勤めていた会社が、昼間勤務からシフト制勤務に替えて 工場を24時間稼動することになったときです。
父は、その方針に大反対を唱えたそうです。
シフト勤務は、人間のバイオリズムを崩す・・・というのが、その理由でした。

ところが、世の中は コンビニエンス・ストアが広まっていた ご時世でした。
あらゆる産業が 24時間営業する時代になっていました。

父の『品質管理』は人間重視の考え方でしたから、新しい時代の『総合品質管理』のように人間よりも効率を重視した考え方には賛成できないようでした。

そこで、当時の若い社長と対決して、「シフト制を導入するのなら、この会社の品質管理は請けない ! ! 」と言い放ったそうです。

そうしたら、その若社長は、「あっ、そう・・・」ということで、父を品質管理の部署から外して人事部へ。つまり、ちょうど会社は合理化をしていた時でしたので、「首切り担当」へ左遷したようです。

結局、父は、定年退職するまでの数年間、首切り業務をさせられました。
父に首を切られた人の中には、小生の友達のお父さんもいました。

とにかく、父の性格は、正義感が強くて、人間関係がヘタでした。
会社の派閥には属さない、一匹狼のような感じだったそうです。
もう少し、大人しくしていたら、もっと出世していたかもしれませんね。

どうやら、その遺伝子をシッカリ受け継いでしまったのが、我々、兄弟です。
我が家は、出世 には縁遠い 家系 のようです。

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