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訪中団

積極的な静岡県

先般、600人もの随行員を従えた 小沢訪中団 が話題に上りましたね。
今回で、16回目で、小沢氏が師と仰ぐ 田中角栄 の時代から続いている恒例行事なんだそうです。
県内からも、国会議員をはじめ、財界、文化人らが随行したようです。
とにかく、中国のトップと会えるということで、人気の‘ツアー’みたいですね。

しかし、こうした訪中行為を、貢朝とか媚中と断じて批判する人も多いようです。
それは、中国と言う国家の特性、今までの歴史、両国間の関係から、そういう懸念を抱いてしまうことは仕方がないでしょう。
小生も、そう思います。今回は、特に日本人として恥ずかしく、情けなく感じました。

しかし、残念ながら、日本の近海には、大陸があり半島があります。
それがイヤだからと言って、ひょっこりひょうたん島 のように、日本列島をハワイ沖の方に移動はできません。

選択肢はないのですから、大陸半島とは、今まで付き合ってきたように、今後も付き合っていかなければならないのでしょう。

静岡県でも、日中が国交回復した直後から、中国との民間の 草の根交流 を続けています。
途中から静岡県も加わり、官民一体となった大訪中団を送るようになり、弊社の社長も参加していました。
先月も、静岡県から、川勝新知事を中心に、大勢の県民が訪中しました。

その訪中団の歴代の写真をみると、中国の変貌といいますか発展ぶりには驚きます。
人民服を着て自転車・・・という時代ではなく、カラフルなファッション高級車高速道路を爆走しています。
二階建ての家なんてなかった町並みが、高層ビルに代わり、衝立 ( ついたて ) のない ボットン便所水洗トイレに代わっています。

奥地に行けば、未開の地が広がっていたようなところでも、工場住宅高速道路の建設が盛んです。

かつての日本の高度成長期のようなものです。
今の日本は買い替えの経済ですが、中国では新規購入の経済なんですね。
その勢いに、世界が騙されてしまうのです。

騙される」と書いたのは、中国には商業道徳がないのです。
契約は守らない、カネも払わない・・・
しかも、パクリの文化ですから、図面なんて渡したら最後、その次の瞬間にコピー製品が出回る始末です。
ですから、まともなビジネスにはならないのですね。

そういうわけで、中国から撤退する企業が後を絶たないのですが、そう簡単には撤退させてくれません。
撤退は違反だとして、違約金を請求したり、辛らつな妨害をしてきます。
生命の危険を感じることさえあるそうです。

そんな中国に、日米のビジネスマンは手を焼いているのですが、ドイツ人は毅然としているようですね。

そこで、静岡県に本社のある自動車メーカー スズキ も、リーマンショックを機に、アメリカの GM との提携を解消して、ドイツの VW と提携して、中国の工場を再開させました。
パートナーを替えることによって、対中、対亜戦略を見直したわけです。

そういうわけで、これからは、パートナーを替える時代です。
日本も、熟年離婚が当たり前になりました。
でも、離婚してシングルのままでは寂しいですよね。
これからは、再婚の時代です。
離婚、再婚、大いに上等・・・そんな時代なんですね。

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