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南田洋子さんの死

夫婦の介護

Photo_2 昨晩のテレビのバラエティー番組 『金スマ』で、南田洋子さんが亡くなる 2週間前の様子を放映していました。   ( 写真は、長門裕之さん撮影 )

南田さんの場合は、肝機能障害による認知症だったそうでが、小生の認知症とオーバーラップして観てしまいました。

一般的に、南田洋子さんのように認知症になると 4~5年で亡くなるケースが多いのですが、拙宅の場合は、今年で15年間も認知症をやっています。
ここまでくると、認知症なのか老化による退化なのか区別が難しいようですが、専門医の診断によると、既に自分ではコントロールできない状態で、精神障害なんだそうです。

ところで、最近の傾向として、夫婦の一方が介護の必要な状態になった場合、夫は懸命に介護をする反面、妻は介護を放棄してサッさと離婚してしまうケースが多いようですね。

Senior_a12_3 それほど男性は律儀で、女性は無情ということなんでしょうか・・・

( もちろん、夫の介護に懸命に尽くしている奥さんもたくさんいます。たとえば、大島 渚 監督を介護している 小山明子さんなど )

そういえば、ある市長さんが妻の介護を理由に市長を辞任したことがありました。
小生の周りでも、老後を奥さんの介護に費やしている男性がいますし、かつての mixi 仲間もそんな感じで互いに慰め合っていました。
その時の書き込みの内容は、若いときは散々に奥さんに迷惑を掛けたので、その奥さんに感謝の気持ちを込めて介護をしているというものが多かったと思います。
男性なら誰でも、若い頃は よその女性に フラッ と来ることがありますものね。

そうした浮気性といいますか 男性の性 ( さが ) は、昔は 男の甲斐性だと諦められていたようですね。でも、今では大罪なんですね。
もっと昔は、たくさんのを抱えて、その勢力を誇示した時代もありました。
それが否定された弊害 ? として、側室制度を廃止した皇室は、すぐに男系男子の存続が危なくなってしまいましたね。

( そうした男性の性に対して、キリスト教の十戒 でも 仏教の教義でも、男性の浮気性を戒めています )

話が脱線してしまいましたが、亡くなられた 南田洋子さんの旦那さんの 長門裕之さんも銀幕のスターでしたから 浮いた話がたくさんありました。
あの時代は、太陽族といわれ 「もはや戦後ではない」 なんて言われた世代です。
つまり、映画 『夫婦善哉』 のように、男性のことを旦那・・・なんて呼んで、ちやほや した時代ではないのですね。
ですから、男性が フラッ・・・とすると糾弾される時代の魁 ( さきがけ ) ということで、長門さんの浮気は非難されました。

浮気が非難され、また後輩にも越された長門さんは「暴露本」を出版。それでスッカリ男を下げましたね。

そんな長門さんでしたが、最期はシッカリと妻の介護を尽くしました。1_2
また、そんな長門さんに対して、南田さんは最期まで「長門をよろしくお願いします・・・」と言っていました。

そんな姿をテレビで見ると、深い夫婦の愛情を感じました。
最期の南田さんは、確かに美しい顔でしたね。
やはり、女性は男性に愛されてこそ、美しくなるものだと思いました。

ところが、逆に、夫が要介護状態になると、サッサと離婚する妻が多いようです。
今では、そうした離婚が認められているんだそうですね。

世の中、変わったものだと思います。

暴力的な夫から離婚することは仕方ないと思いますが、介護が必要になった状態で見殺すことが認められるなんて、小生には納得できない部分があります。

拙宅の母の場合も、かつて亡父が脳梗塞で倒れて、介護が必要な状態になったのですが、それを放棄して家内に押し付けていました。

なんでも、かつての父の浮気が許せないというのです。

本来は、妻であるべき母が父の介護を主にすべきでした。
しかし、病気を装って、介護を放棄した母を見ていると、小生は ズルイ と思いました。
でも、家内は小さい子供を抱えながら頑張って父を介護してくれました。

そんな母なんですが、結局、本当に認知症として診断されるようになってしまうのです。
父が亡くなると、今度は母の介護をすることになるのですか、そんな ズルイ 母の介護をするなんて、それが素直に出来ないのは当たり前だと思いました。
ですから、母から見れは長男の嫁、つまり小生の家内の苦悩は相当なものだと思います。
それでも、よく頑張ってくれたと、感謝しています。

やはり、すべき人がそれをしないと、その歪は拡大して、本人だけでなく、末代にまで及ぶと思います。

そうは言っても、介護をするということは、子供を育てることと違って、楽しいものではありませんし、ウツ になっていまいますね。
ましてや、老々介護は大変です。最近は、認々介護といわれるように、認知症の老人が認知症の伴侶を介護するケースが増えているようですね。

高齢化社会の日本・・・。どうなって行くのでしょうか・・・。。。

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コメント

男性と女性はそもそも性の構造が違うので
分かり合うのは難しいように思います。

理解し合うというよりは 夫婦単位で
それぞれがドコが妥協点なのか
自分達が納得いく形にするしかないでしょう。

それは百夫婦あれば百通りで
どれが正解でも不正解でもなく。。。

さて 
介護生活に入った時に離婚する妻ですが
一言で薄情とも言えない気がします。

今の若い世代はまた違うのかもしれませんが
私達の世代はまだまだドコカに男尊女卑の
思想を残している世代。
若い時に夫の無理解・無謀に苦しみ悩んだ妻
も結構います。

  誰が食わせてやってるんだ
  家事なんて仕事じゃないぞ
  三食昼寝つきしてるくせに・・・
みたいな意識、ありましたよね。

たった一言で良かったんです。
労わりの言葉を掛けてくれさえすれば
気持ちは救われたでしょう。
全く報われることなく 何故? 何故? という
思いの中にいて・・・・

その上 当然のように
  介護は当り前でしょう
というのは酷すぎます。
  もういい加減にしてくれーーーーーー
って逃げ出したくもなるでしょう。
浮気夫なんて事なら尚更。。。。

とはいえ 確実に高齢化社会になっている現在。
姥捨て山のような事が当然のような社会も
困ります。

もう一度 人の生死の尊厳について
根本から考え直さなければいけない時に
きているのかと思います。

 

投稿: sue | 2009年10月24日 (土) 20時48分

sue さま、このような 女性の方の‘生’の声を聞かせていただきありがとうございます。
なかなか夫婦の間柄でも、このような女性の気持ちを知る機会がありませんものね。
このsue さまのコメントを読ませていただき、宮尾登美子さんの小説を思い出しました。
小生も、男女の性が違いますから同じように分かり合えるとは思いませんが、違うなりに幸せを感じ合えることは可能だと思います。

それにしても、法律も変わり、年金制度も変わったので、シッカリ奥さんを愛さないと、男性が捨てられる時代になったようですね。

投稿: あらま | 2009年10月24日 (土) 22時41分

だいぶ前介護をしている長門さんのテレビを見ました
涙が出ましたね
私には自信がありません
だから家内と二人で早く認知症になったほうが勝ちと言いあっています

投稿: 佐為 | 2009年10月25日 (日) 07時34分

佐為さま、ありがとうございます。
ところで、「ボケ勝ち」という言葉がありました。
小生も、福祉の勉強を始める前までは、家内よりも早くボケようと思っていました。
しかし、実際には、早くボケたほうが必ずしも‘有利’ではないようですよ。
昨夜も、テレビのロードショーで、渡辺謙さんが主演した「若年性アルツハイマー」をテーマにした映画を放送していましたが、自分の心をコントロールできない苦悩は、ボケた人ではないと分らないようですね。
小生の場合、アルコール性認知症だと自己診断しています。

投稿: あらま | 2009年10月25日 (日) 07時58分

残念ですね・・・・

投稿: 阿部 弘之 | 2009年11月13日 (金) 14時15分

阿部 弘之 さま、いらっしゃいませ。
コメントをありがとうございます。
全くです・・・。

投稿: あらま | 2009年11月13日 (金) 14時57分

「すべき人がそれをしないと…」って、お母様の介護をしたのは、実の息子のあなたではなく、奥さんなんですよね?
結局、あなたも奥さんに押し付けていたんじゃないですか。

投稿: | 2014年11月16日 (日) 21時26分

名無し様、コメントをありがとうございました。
確かに、妻には苦労を掛けました。
しかし、小生も頑張ったつもりです。
父が要介護状態になったのは、まだ介護保険が整備されていなかった頃でしたから、障害者認定をしてもらって、それで各種援助を受けました。
その手続きなどは私がしましたし、介護機器も自己製作しました。
風呂も私が入れました。
そういうわけで、微力でありましたが、後悔はありません。

投稿: あらま | 2014年11月26日 (水) 21時01分

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