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昔の官僚

宮仕えの鑑 ( かがみ )

政権交代を前後して、日本の「官僚」は、スッカリ 悪の権化に下落してしまったようです。
マスコミの伝える日本の官僚は、中国の官僚と同様に、記してなくても 腐敗 という修飾語が含まれているような印象さえ持ちます。

このように国民の公僕であるはずの人たちが、自己保身にのみ重きを置いて、既得権益の維持に奔走する姿は、呆れるばかりです。

ところで、昔の 官僚 は、どんな具合に教育されていたのでしょうか。
そこで、大正時代の教本を読むと、今の 官僚の体質 の基礎的姿が浮かび上がります。
その一部を紹介してみましょう。(文語体なので口語体に直します。)

日本古代の武士道も、近世の官僚も、その形式は厳格過ぎるぐらいのものですが、品位を保つ上には必要なものです。こうした形式は、社会統制には必要なものだからです。
(中略)
立身・出世をするためには、質素・倹約はもちろんのこと、勤勉・忍耐を要します。
さらに、無理難題な命令でも、たとえ命令に過失があっても、それに従うことは当然です。
そうして、その団体や幹部に適応する、それが出世・成功の要諦なのです。
つまり、地位を得る人とは、命令一下、即時着手、絶対服従である人です。

(つまり、奉公滅私・・・ということですね)
常に、要求以上の仕事をして、約束は絶対に守ります。
また、仕事の内容は黙秘して口外せず、会社や上司の過失や欠点を暴くことは絶対にしてはなりません。

(今のような、内部告発なんてことはしないのですね)
(中略)
それから、日本古代の武士道も、近世の官僚も、他人とは金品の貸借はしないものです。
やむを得ず 金品の貸借をした場合は、貸した人は借りた人に返済を求めず、逆に、借りた人は直ちに返済することを心掛けなければなりません。

こうした内容で、昔は、世渡り宮仕えの仕方を教えていたようです。
これでは、体制が強化されるばかりで、内部からの自浄作用なんて期待できませんね。

脱官僚」を掲げて、政権を獲得した民主党には、大いに頑張ってもらいたいものです。

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