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守られない公約

約束は破るためにある ?

090603_transporter_newmain いよいよ衆院選です。小生は、昨夜、期日前投票を済ませてきました。
前回の知事選挙と比べ、今回の衆院選の期日前投票会場は混んでいました。

さて、今回の選挙では、各政党のマニュフェストが話題になっています。
いずれも、理想的な甘言で有権者を釣ろうとしているようです。

それでは、実際に、マニュフェストは守られているのでしょうか ?

そこで、実際に当選した首長のその後を検証してみると・・・・

まず、川勝 静岡県知事  (民主党推薦)。
彼は、静岡空港の搭乗率保証の廃止を公約として掲げていました。
静岡空港の搭乗率保証とは、静岡県と日本航空との契約で、静岡 ⇔ 福岡 便の搭乗率が 70%を下回った場合、静岡県は日本航空に下回った分の航空運賃を負担するというものです。

川勝知事は、選挙公約で、この搭乗率保証の廃止を約束して、先月当選しました。

ところが、昨日 ( 27日 ) 静岡県庁で、川勝知事と日本航空の西松社長とのトップ会談が開かれ、機種を小型化するという案で、落しどころを見出そうとするようです。

なにしろこの搭乗率保証は、石川前静岡県知事が、福岡 ⇔ 静岡 便を実現するために日本航空に持ちかけた話ですので、この川勝知事の公約は、行政の一貫性に反したものです。

地方新聞の報道では、あくまで川勝知事は搭乗率保証の廃止にこだわり続けるようですが、どうやら現実的には、機種の小型化で落ち着くようです。

次に、清水泰 焼津市長 ( 民主党推薦)。
かれは、海洋施設である「アクアスやいづ」の廃止を公約し、昨年、市長選に当選しました。
「アクアスやいづ」の累積赤字が、市の財政を圧迫しているからです。
ところが、清水 焼津市長は、当選すると「アクアスやいづ」の廃止を破棄。市民を中心とする「アクアスやいづ改革提言委員会」を設け、結局、指名業者が営業を継続することになりました。
こうした、公約を破り、しかも市民に責任転嫁した方法に対して、焼津市民の多くは市長に対して不信感を募らせているようです。

「ハコモノ行政」の廃止を掲げても、結局は守られていないのが、マニュフェストです。
どんなに理想的な公約でも、現実には勝てないようです。

映画『トランスポーター』
ではないですが、「ルールその一、守れない約束はしない」ですよね。

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コメント

約束は守るためにあるはずです

小学校の時習ったお話

走れメロスを思い出します

まあ、現実は甘くないか・・・

投稿: 佐為 | 2009年8月28日 (金) 19時28分

佐為さま、ありがとうございます。
小生も、幼い頃から先生に「お約束は守りましょう」と教えてもらいました。
同時に、「そういう大人が約束を守らない ! 」と思ったものでした。
そして今、その大人になり、きっと子どもたちから「約束を守らない親父」と思われていることでしょう。
家内からも、「結婚式のあの‘誓い’はどうなったの ? 」と、言われそうで、いつも小さくなっています。
でも、大切な約束は堅実に守っているツモリなんですが・・・。

投稿: あらま | 2009年8月28日 (金) 20時58分

約束  守ってるつもりなんですけど・・伝わらなかったり・・

政治家さんのいう約束は
  約束の裏に何が隠れてる?
  守るつもりで言ってる?
って必ず思わないとイケナイので
どうも信用ならないです。

明日の選挙 ううううううーーーーーbearing

投稿: sue | 2009年8月29日 (土) 08時54分

sue さま、ホント、そうですね。
今までの代議士は、選挙中は頭を下げても、当選した翌日からは、庶民には目もくれないですからね。
票田という言葉があるように、庶民は、政治家の選挙の道具だなんて思ってしまいます。
所詮、政治家なんてそんなモノ・・・なんて思っていましたが、今回は、サスガに大物も危機感を抱いて、ドブ板選挙を繰り広げています。
あんなに頭を下げていますが、当選したらどうなるのでしょう・・・

投稿: あらま | 2009年8月29日 (土) 19時07分

今までこんなに悩む選挙はありませんでした。
本当にそれでいいの?流れが安易では???
でもこちらは大丈夫?
国民の質は?
国民にふさわしい政治、だとすれば私たち一人ひとりにも問題があるわけで。
難しいです今回の選挙。

投稿: しーな | 2009年8月30日 (日) 05時29分

しーな さま、ご無沙汰しておりました。
お元気で何よりです。
さて、今回の選挙は、難しい選択だと思います。
今まで悪かったから変えてもらいたい・・・
今までのことで変えてもらっては困ること・・・
しかし、おおかたの国民の意識は固まっていると思います。
選んだ以上、責任を持たなければならない。
それが、選んだ国民の責務だと思います。
今回こそ、選挙のための公約というものではなくて、国民のための公約であって欲しいと思います。

投稿: あらま | 2009年8月30日 (日) 14時12分

こんにちは。

公約についての疑問が発生しました(私だけですけど)。

政権を握った党は公約を守るのは当然ですが、負けた党、野党になった党の公約はどうなるんでしょう?
当選者がゼロの党は公約を実行するのは無理ですが、一人でも当選した党はその公約を実行するために頑張るんですよね。
「野党になったから、少数政党になったから公約実行はできません」の言い訳では、投票してくれた人を裏切ることになると思います。
少数政党でも公約実行に向けてどんな動きをするか・・・、選挙後の楽しみになってきました。

もちろん私は投票に行ってきました。
よくわからない裁判官審査も、一応公報を全部見てから投票してきましたけど、どう考えてもこの審査だけは無駄ですよね。


投稿: まさたみ | 2009年8月30日 (日) 17時17分

まさたみ さま、ありがとうございます。
選挙公約と言っても、「党」の公約と、「個人」の公約とがあると思いますが、日本の場合は、党のマニュフェストが問題になると思います。
この場合、その党が「与党」となって、実際に政権を担当した場合を想定しての公約だと思います。
ですから、野党の立場では、政権を直接担当できませんから、「圧力団体」として、関与するのが日本の今までの立場だと思います。つまり「反対のための政党」、55体制そのものですね。
今回、2大政党時代を迎えて、それぞれが政権担当できるということで、いままでの「野党」という立場から進化したものだと思います。
そういう意味で、まさたみさまが仰るように、今までのように、下野したから公約は無効になるということはないと思います。
また、少数党の公約は、最初から無力のようですが、実現しなくても、訴え続けることに意義があるようで、有権者もそれ以上の期待は持っていないと思います。
さぁ、結果は、どうなるでしょうか ! !

それから、国民審判ですが、今とは逆に、続けてもらいたい人に ○ を記す方法にしたら、全員落選してしまうのは確実ですね。
ですから、この方法では最初から意味がないですね。

憲法改正のときは、このことも改正しなければならないと思います。

投稿: あらま | 2009年8月30日 (日) 19時45分

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