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中国に抜かれる日本

2009年版通商白書

本日の「静岡新聞」夕刊の見出しに、「中国に抜かれる日本」というのがありました。少し、引用します。

課題解決型国家を目指せ

中国に抜かれる日本 通商白書が針路

経済産業省は 19日の閣議に 200年版通商白書を報告した。名目 GDP ( 国内総生産 ) で世界 3位の中国が来年には日本を追い抜くとの国際通貨基金 ( IMF ) の経済予想を踏まえ、「『世界 2位の経済大国』としての ( 日本の ) 地位も残り僅か」と、日中逆転に初めて言及。その上で、日本の針路として「課題解決型国家」を掲げ、地球温暖化をはじめ世界が直面する問題の解決に貢献することで存在感を示すように訴えた。 ( 下略 )

世界の人口の 1/5 が中国人と言われる現在、中国では豊かな階層が急激に拡大しています。

先々月、小生もちょいと中国を覗いてきましたが、建設ラッシュに高級車、そして人々のファッション・・・と、ひと昔前の、人民服に自転車という姿を見かけることができませんでした。

もちろん、内陸部に行けば、急激に田舎の風景になりますが、テレビもカラーで映るし、携帯電話もつながります。電気水道もありました。小生の田舎とそんなに変わりはなかったと思います。

そんなわけで、今や中国は先進国になろうとしています。

なにしろ、宇宙の有人飛行まで実現してしまった国ですからね。

そこで、白書は、中国とのつながりを深め、安価な製品を開発販売するように提案しているわけですが、中国と取引するには、よほどの覚悟が必要だと思いますよ。日本の商業道徳が通用しないことは当然ですが、とにかく、約束なんてできません。その場で決済です。

昨年の暮れ、中国に進出した弊社も、ようやく中国の産業の形態がわかってきたようです。

とにかく白書は、今後の中国の購買力に魅力を感じているようですが、実態は大変ですよ。‘世界の工場’は、形(なり)振りかまわず、吸収し続けています。非常に競争力を高めている事は、事実です。

でも、そうは言っても、小生の分野の金属加工、機械組み立て技術の観点から観れば、日本はまだまだ優位だと思います。

・・・とは言っても、日本の技術の空洞化を中国が埋めるようになったら、まさしく、日本は中国に負けたことになるでしょう。そうなることも、時間の問題です。なにしろ、日本人は人がいいですからね。

共産主義国家といいながら、社会保障なんてない中国ですから、国力は高まる一方です。

逆に、人権・社会保障が守られている日本は、国力が低下する一方。

今に、日本が中国から援助を受けるときが来るかもしれませんね。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

今回の不況がどう影響するのか?
それに関心があります
無関係ということはないでしょう
アメリカ国債を中国が売りだしたという情報もありましたし・・・平たんではなさそうです

投稿: 佐為 | 2009年6月19日 (金) 20時03分

佐為さま、ありがとうございます。
昨年の北京五輪後、中国のバブル経済は崩壊する・・・なんて噂されましたが、実際は、関係ありませんでした。
労働者に賃金を払わなくても平気な国ですから、経済が崩壊するはずがないですね。
農工民なんて人ではないみたいです。
日本との人権感覚が全然違いますから。
しかし、町は新しく、品物は豊富。百聞は一見にしかず・・・でありました。

投稿: あらま | 2009年6月19日 (金) 20時16分

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