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『水の奇跡を呼んだ男』

郷土の誇り、鳥居信平

小生の地元、静岡県には、世界に誇る偉人がいます。Photo

その一人が、日本初の環境型ダムを台湾につくった 鳥居信平

本日の『静岡新聞』には、彼の半生を描いたノンフィクション『水の奇跡を呼んだ男』 ( 平野久美子 著 産経新聞出版 四六版 定価 1680円 ISBN978-4-8191-1058-7 )の広告が掲載されていました。

その広告によりますと、鳥居信平 ( のぶへい ) さん は南極観測越冬隊隊長を2度にわたって務めた 鳥居鉄也(故人) さん の父親なんだそうです。

今から、書店に行きたいと思います。感想は、後ほど・・・。

【追記 7月 3日】

7月 3日の『静岡新聞』朝刊の「大自在」で、鳥居信平氏のことが記されていました。それを感想の代わりとして引用してみたいと思います。

「鳥居信平という日本人をご存知ですか」。東京在住のノンフィクション作家 平野久美子さんは 2年前、台湾南部の屏東県に滞在中、同県のトップである県長から、いきなり聞かれたそうだ  ( 土地改良 262号 )  ▼ 初耳の名前だったが、調べてみると「熱意の人」「豊かな人情味」など、地元で慕われ続けている人だと知る。日本が台湾を統治していた八十数年前、荒地を切り開き、地下ダムを造った男、袋井市出身の技師 鳥居信平 ( 1883~1946年) である。かつて南極観測隊の越冬隊長を務め、昨年 90歳で亡くなった 鳥居鉄也さんの父親だ ▼ 伏流水をせき止めた地下ダムは今も広大な農地を潤し、バナナやマンゴーが実る。清らかな水は飲み水に最適だと 5、6時間かけて汲みにくる人もいる。平野さんが関心を寄せたのは、信平の設計したダムが環境負荷の少ない工法として環境問題に熱心な市民から注目を浴びているということだった ▼ ダム建設地の周辺は現地の住民にとって大切な狩り場で、建設反対の声もあった。このため狩り場を壊さないよう工夫を重ねるなど調査に 7年もかけたといい、当時から環境に配慮した施設だった ▼ 日本統治の時代で住民への差別はあっただろうが、信平はそういう差別とは無縁の人だった。住民の中に積極的に入って酒盛りの輪に加わるなど住民と同じ目線で付き合った。時にはそのまま酔いつぶれたこともあっただろう。そうした信平の誠実さが現地の人々との信頼関係を築いた。平野さんの見方である ▼ その信平の胸像が台湾の篤志家の手で郷里袋井市に贈られ、12日除幕式が行われる。文字通り日台友好の井戸を掘った人である。偉業を記憶にとどめたい。

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コメント

おらが福島県には野口英世がいるぞ!

それにおばQもいる。笑

投稿: 佐為 | 2009年6月18日 (木) 19時40分

将来、佐為さまも、お札の肖像になられるかもしれませんね。

投稿: あらま | 2009年6月18日 (木) 20時49分

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