静岡版、平成ぽんぽこ物語
自然への畏怖
昨日の「静岡空港、見学」の続きです。
展望デッキから滑走路を眺めているとき、同じように滑走路を眺めているご老人が、一生懸命「説明」をしておりました。聞くところによりますと、その方は、毎日、ここにきてガイド役をかっているようです。( 公式のガイドではなくて、あくまでも私的な感じですね。見学に来た人たち、何かを伝えようとしている印象が受けます。)
その方は、地元の人なんでしょう。空港造成にまつわる‘秘話’を詳しく話していました。そして、神様に申し訳ない・・・なんて、言っていました。
その話を聞いていたら、小生がお邪魔している まさたみ さまのブログの記事を思い出しました。
確かに、山を切り開いて滑走路をつくり、周囲に新しい道路を作ったので、景観は一変していました。
そして、併せて、宮崎 駿 監督のアニメの『平成狸合戦ぽんぽこ』も思い出しました。
あの映画は、団地を作るために自然環境を破壊する人間に対する狸の反乱の物語でした。
そこでは、「自然に対する畏怖」を教えていると思います。
実際に、自然破壊をした都会では、日 ( 火 ) 攻め・水攻めに遭っているようですね。たとえば、「ゲリラ豪雨」も、その一例ですね。
そういうこともあって、静岡空港では、開発した地域には、伐採した木材のチップを敷き詰めて、排水や保水のバランスを取り、少しでも環境破壊による影響を少なくしようとしているようです。
そうは言っても、自然はものを言いません。その代わりに、確実に返してきます。
そういうことを、‘ガイド’のご老人は言っていたようです。
でも、開発しなければ、便利な生活は望めませんし、経済は活性化しないと思います。
たとえば、空港近くを通る 東名高速道路。これは昭和 44年に開通しましたが、静岡空港よりも、さらに広い体積を開発して、サービスエリアや道路、インターチェンジを作りました。
環境と開発、・・・難しい問題ですね・・・。。。。
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