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皇族は国民か

民ではない

佐為さまのホームページで、気になる記事があったので調べています。

お題は、「天皇は日本国民か ? 」です。

こうした問題は、歳の多い人たちにとっては、畏れ多いということで、考えもしないことでしょう。皇族が「民」であるはずがないからです。

さらに、皇籍国籍とは交わる部分がありませんから、皇族と国民とは「別事象」と考えるのが普通でしょう。

共産主義的に考えれば、皇族は国民の中でも特権階級ということで、特権階級の存在を許さない共産主義者らは、皇族を国民と同列に引きづり降ろそうとしています。

そんな人たちは措 (さてお) いて、今の若い人たちは平等主義ですから、皇族を日本国民と思っているようです。

また、今の天皇陛下(今上天皇)をはじめ、皇族方は、菊のカーテンを開放し、開かれた皇室を目指しています。

そうした意味では、今の若い人たちが皇室に対しても平等意識を持っているということは陛下のご意向に叶っているとも考えられます。

そこで、海外の友達に聞いてみますと、海外では、王族国民区別するのが普通で、支配者階級と被支配者階級と言う意識があるようです。

民主国家イギリスでも、イギリス国民はイギリス王族を国民だなんて思っていなくて、敬愛の対象になっているようです。

そんなイギリスでも、王族の男子には兵役が課せられ戦場にも出されます。つまり、支配者階級なので、先陣を切って戦争に向かうわけです。つまり、体を張って国民を守るのが王族男子の使命ですね。

日本でも、戦前の明治、大正、昭和の歴代の天皇は軍服のご尊影でした。戦後になってからスーツになられたわけです。つまり、平和憲法を遵守されることを誓われた昭和天皇であられたわけです。そして、今上陛下もそれを踏襲されておられます。

さて、話を戻して、皇族は日本国民か ?

そこで、身分証明書の観点から考えて見ましょう。まず、両陛下にはパスポートはないそうです。国賓として招かれるのですから、ビザもパスポートも不要なんですね。

ところが、皇太子殿下に至っては、外交用のパスポートがあり、そこで「皇族」であることを示されていると言うことです。

次に、身分証明書といえば運転免許証ですが、今上陛下は 昭和 26年に、秋篠宮殿下は 昭和 60年に自動車運転免許証を取得されたようです。また、現在、皇籍を離れ民間人と結婚された 黒田清子さんは、紀宮さまのときに、つまり、ご結婚が決まり、嫁入り修行のひとつとして、平成 17年にオートマ限定の免許を取得したようです。

そういうわけで、日本国民を証明する運転免許証は、皇籍でも取得できると言うことですね。

それなら、皇族は日本国民か・・・というと、選挙権もありませんし、社会保険にも加入していませんし、義務教育もありません。

(皇族が学習院に行くのは、学習院と言うところは公家の教育のために設けられた学校だからでなんですって。)

さらに、皇族には職業選択の自由もありませんし、その仕事の内容は内閣が決め、皇族はその仕事に従うだけです。さらに生活の細かいことは、皇室典範という法律に定められていて、お婿さんを迎えることも容易ではありません。

そんなわけで、皇族には義務ばかりで、権利、人権なんてものは保障されていないように思えます。

それではおかしいと言うことで、皇族にも日本国民と同様に人権を保障すべきだと主張する法学者がいるようです。

いずれにしても、何といっても、日本の皇室は「男系男子」のお世継ぎの世界です。それを強要されている皇族の女性はあまりにも可哀相です。イギリスのエリザベス女王のように日本の皇室も婿様をとっても良いと思うのですが・・・。実際には、日本の皇室の「男系男子」はとうの昔に崩れているのですから、今更それを死守するなんておかしな話だと思うのですが、「男系男子」を信仰しているのが日本の伝統みたいです。

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皇室」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりすぎて誰だか忘れていらっしゃるかもしれませんが。
憲法上は、天皇は国民ではありません。
天皇は象徴であり国政に関する権能を有しない と言う表現上、天皇が国民の1人であれば、主権者である国民は法の下に平等に基本的人権を持つと言う憲法の基本理念に憲法自らが反します。
であれば国民ではない天皇や皇族が、免許証をとれるのもおかしな話なのですが、「私人」である私生活上は皇族は国民として扱われるようです。
のくせに、皇室典範と言う、私人としての皇族も(実質的に)規定する法律があるのは、私人としての皇族の人権を侵害しているのではないかと思われるわけですが、法学の世界では「んなもんどーでもいいじゃん」の精神でほっとかれています。
結論。臭いものには蓋をせよ。明日世界が消えるにしても、気付かなければ幸せなのです。

投稿: ある大学生 | 2009年3月 9日 (月) 16時20分

皇族 国民  そう考えた事…というか…
そういった発想そのものがありませんでした。
恐れ多いとか…そこまででもなく…
皇族は皇族。天皇家は天皇家。。と。。
支配階級ともちょっと違い…象徴と。。。。
政治とは違った部分での国際交流・親善に
必要な。。。

人権とか義務とか権利とか…う~ん…
考えてみればそうですね~。

それでも正直いって
 やっぱりよく分かりません。

投稿: sue | 2009年3月 9日 (月) 18時45分

こんにちは。

私は皇族も「国民」と思いたいです。
でも私たちと平等の「国民」とは違うでしょうね。
自分の好きなように自由に生活できる「国民」と、生活の方法を国から決められている「国民」ですかね・・・。
う~ん、やっぱり難しく考えてしまいます。
でも大変な環境にいる方々というのはわかりますね。

投稿: まさたみ | 2009年3月 9日 (月) 20時33分

私の名前を挙げていただき恐縮です
非常に疑問に思うのですが、天皇が国民なのか?そうでないのか?という議論にいかほどの意味があるのか、それがわかりません

天皇を敬愛しています。
それで十分な気がします

投稿: 佐為 | 2009年3月 9日 (月) 22時14分

ある大学生 さま、お久しぶりです。コメントをありがとうございます。
現憲法の皇族に対する規定があいまいなので、なんとでも解釈できてしまうようですね。
いずれにしても、今上陛下がご高齢になり、ご公務と言う激務を見直す機運が高まっています。
皇族が「人権」を主張できないので、国民のほうからカイゼンさせなければならないようですね。

投稿: あらま | 2009年3月10日 (火) 09時24分

sue さま、コメントをありがとうございます。
日々の生活に追われている国民が、皇族と言う雲上人のことので気が回らないことは当然だと思います。
私たちが心配したところで、どうなることでもないように思います。
しかし、皇室をとりまく環境が厳しく、両陛下もご心労が重なっておられるようです。
特に、皇族の女性の負担が重過ぎると思います。
皇族自身が訴えることができないようですので、国民の側からご負担の軽減を提案することが必要になってきたと思います。

投稿: あらま | 2009年3月10日 (火) 09時30分

まさたみ さま、ありがとうございます。
さて、皇族は特殊な日本国民と捉えることについて、小生は躊躇します。
でも、実際のところ、どのように解釈してよいのか分かりません。
ただ、皇族は「民」ではないことは明らかだと思います。

今年の夏に両陛下はカナダご訪問の帰りに、ハワイの真珠湾に立ち寄られそうですね。
両陛下は、今でも、先の大戦の慰霊の旅を続けられておられるようですね。

投稿: あらま | 2009年3月10日 (火) 09時37分

佐為さま、まいどありかどうございます。
この記事を UP したところ、アクセスが集中して、自分のブログなのにログインできないでいました。
いま、ようやくつながったところです。
このように、「皇族は国民か」ということに対して、多くの人から関心が寄せられていることに驚いているところです。
小生も、皇族を敬愛しているだけで十分ではないかと思っておりましたが、皇族の方々は、小生が想像していた以上に不自由なお立場のようです。
自分の家のことなのに、他人から干渉され、しかもプライベートなんてありません。
もし、小生が自分の家のこととか、仕事のこととか、子供の結婚のことなどを町内会の人たちから干渉されたら、抗議するでしょう。
ところが、皇族の方々は「抗議」できないようです。
調べれば調べるほど、ひどい環境だと思いました。
小生がそのことに対して議論を深めてもどうなるわけでもないでしょうが、看過できないでおります。

投稿: あらま | 2009年3月10日 (火) 09時48分

あらま様
>この記事を UP したところ、アクセスが集中して、自分のブログなのにログインできないでいました。

天皇は偉大なり

投稿: 佐為 | 2009年3月11日 (水) 05時57分

佐為さま、天皇とか皇族の話題を記事にすると、多くの人が関心を持ってくださることは喜ばしいことです。
ただ、残念なことに、某同一人物が、多量のスパムアクセスをしていたようで、それでログインできないでいたようです。
したがって、アクセス件数はかえって減少しました。
単純には喜べない状況でした。

投稿: あらま | 2009年3月11日 (水) 10時51分

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